僕らの傍らをそっと吹き抜けていった風は、微かに秋の香りを乗せていた。
あんなにも待ち侘びた季節だというのに、夏とはこうまで儚いものか。
間もなく夏休みも終わり、そうすれば、彼女と過ごす最後の夏も終わりを告げる。
「夏ってさぁ」
胸まで伸ばした髪を南風になびかせ、彼女は朗らかに言った。
陽光に透け、その髪はもはや栗色にしか見えない。
「うん」
「もうちょっと待ってくれてもいいのに。って、思う時ない?」
彼女は向日葵か花火でも咲くように、ぱっと笑う。
「うん」
今、そう思ってるところ。
……とは言えずに、僕は目を伏せた。
今や秋色に染まりゆく、僅かに冷たさを孕んだ風が、そっと僕らを追い越していった。
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創作意欲を持て余したので
何だかよく分かんないショートショートを書いてみました←
イメージ的には「100%」のパクリ?
女の子が夏休み明けにでも引っ越すのかな。自分でもわかりませんが((オイ
まぁ、ただ夏って儚いねうん、てことを書きたかっただけです。
そんな深い意味はありません。
暇潰しに巻き込んでしまって申し訳ない←