イベント代理参加その2。
共同運営実験スペース「りべるたん」に行ってきました。
イベント概要はこちら
http://www.libertine-i.org/?p=2275
「ひきこもり名人」の勝山実さんをお迎えして「お盆だぜ！（親戚が来て実家に居ずらい人も…）全員集合！」
とのこと。
前回のパープルーム夏期講習は依頼者も僕も予備知識があったけど、今回は「よくわからないけど面白そうなので行ってみて」という注文を受け、よくわからないまま行く感じです。
場所はJR大塚駅付近。
建物の位置がよくわからず迷いました。
スマホを持って立ち止まっていた同じイベントの参加者らしき人に声をかけ、協力して現地にたどり着きました。
既に7,8人ぐらいが集まっており、買い物に行っていた幹事の方が戻ってくると始まりました。
写真に写っている方が本日のゲスト、勝山さん。
それぞれ自己紹介をし、普段の生活や参加動機などについてちょっとずつ話します。
自分の番にはニート株式会社の人間であり、依頼を受けてイベントのレポートを兼ねていますということも伝えた。
参加者には、たまに僕が池袋で開いている「ニー活」という交流会に来たことで面識のある人が何人かいたし、レンタルニートを知ってる人もいたようなのでアウェーにならずに済んだようです。
「会社の人間です」なんて宣言するのはなんか怪しい感じがするし。
（と言いながらいつものワイシャツ着てビジネス系の装いで参加）
今回はひきこもり系集会ということで、ひきこもり当事者や経験者の方を中心に集まっていたようです。
飲み会が進み、後から来る参加者も増えてきました。
この「りべるたん」という場所自体のことについても聞いてきて欲しいという感じだったので、幹事であり管理者の方にいろいろ聞きました。
HPいわく「共同運営実験スペース」、シェアハウスでもあるらしいがその実態とは？
部屋にはなにやら「原発再稼働反対」などの張り紙がたくさんしてあったり、「ハンスト実行中」という実際に使われたらしきタスキがかけてあったり、物騒な感じのヘルメットがかけてありますが、成り立ちは「学生運動ハウス」といった感じだそうな。
僕としてはテレビのドキュメンタリーで見たことあるような暴動みたいなやつを想像したので、「学生運動って昔の話じゃないんですか？」と聞きましたが、学生運動は形を変え今も続いているといいます。
といっても、りべるたんの現状としてはそうした運営者である学生たちもじきに卒業するので、積極的な活動をする人々は減ってきたという。
ちなみに月3000円払うと運営者側になることができ、
月20000円払うと居住できるという。
運営者だけどここには今住んでいないという人もいたので、居住することと運営することは別々みたいです。
左翼な人たちの集まりなのかな？と一見して思ったけど、
今では運営に関して政治運動的なこだわりはあまりなくなってきているらしい。
最近ではイベントスペースみたいな感じに使うことが多く、今回のようにたまにゲストを呼んでトークイベントのようなことを開いているそうな。
壁は自由に宣伝広告を貼ることができるようです。
今回僕がニー株の新規募集について宣伝したのと同じように、何かを宣伝するのもOKだし、堂々と宗教やビジネスの勧誘したってOKだそうです。（もちろん相手が嫌がる場合は別だが）
自由な空間ですね。
この場所を使い始めてからは4年ぐらいだそうですが、今回もまたシェアハウス的側面としては活気があっていろいろと参考になりました。
財政難のため寄付金を募ったりもしているそうですが、
うちのシェアハウスももっといろんな人を集めたほうが新たな関わりも生まれるし、支援者も増えそうな気がします。
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