木炭の芯抜き | 負けるなオヤジ!(シーズン6)

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仕事と趣味の両立目指して頑張りましょう~

写真仲間?の間でなぜかデッサンが静かなブーム。


木炭の芯抜きってやった方がいいの?どうやるのと質問されたので写真アップしておきます。


木炭はただの炭なので、芯があります。

炭の色の濃さが違うので、芯を取り除く作業が必要になるわけです。




芯抜きするには専用のワイヤーが売っているのでそれを使います。

木炭を扱っている画材屋にはたいてい置いていますね。


細い木炭はワイヤーのみ、太いものはブラシの付いているワイヤーで後処理します。




見づらいですが、鉛筆のように色の違う芯の部位があります。

そこにワイヤーをズブっと差し込んでかき出すのですが、ウエハスのように非常に柔らかいので簡単に奥まで入ります。




半分位ホジホジしたら、反対側からもホジホジ。

木炭本体が柔らかいのでやり過ぎると芯以外もどんどん削れてしまうので力を入れすぎないように;

思っている以上に簡単に削れてしまいます。





中に残った削りカスを出すのですが、ストローを吹くように息を入れても良し、机にトントンしても良し、芯穴が大きい太めも木炭は先のワイヤーブラシでサッとかき出しても良し。


以前、息で吹き出してたのですが、何かの拍子で吸い込んでしまい悶絶して依頼、私は机に軽くトントンさせるのみw

炭の粉は簡単に舞ってしまうので、エアコンの風や鼻息で飛ばさないよう注意が必要です。

周り、真っ黒になりますよw




芯を取りだしてストロー状になった状態です。


後は先っぽを自分の描くタッチに合わせてカッター等で面取りすれば完成です。



木炭はただの炭です。

簡単に折れますので力づくの作業は御法度です。

そして、机の上も手の指先も真っ黒になりますので、あらかじめ手ふきなどは用意したほうが良いです。



木炭を鉛筆のように芯にしたチャコールペンシルもあるので、木炭そのものでのデッサンは美術系の学校や教室に行ってないと中々触る機会も少ないと思いますが、機会があれば木炭デッサンチャレンジしてみて下さい。