ハクバ社のレンズペン、以前ブログでも便利だと紹介し現在なお私も愛用していますが、気づいた点があるので記しておくことに。
キャップの内側にカーボン粉が付いたスポンジが仕込まれていて、蓋をするたびにペン先に新しいカーボンが付く仕組みなのだが、拭く側のペン先はクリーニングしないため汚れがたまっていく。
ちょっと考えれば解ることなのだけど、先日子供の運動会でフィルターに唾液を飛ばされてしまったので、現場でササッとレンズペンで拭き取ったわけだが、その時にしっかりブローアーしなかった事もありどうやらペン先に砂埃が付着してしまったようで、他のフィルター面にも傷を入れてしまった。
要は、ペン先に残ってしまった砂埃を押しつけてクリーニングしてしまったおかげで、細かい擦り傷が入ってしまった。
目に見える固形物なら解るけど、微粒子近くなると判断出来ないし、ペン先の汚れ具合も容易に確認出来ないので、あらら・・・って感じ。
交換パーツも出しているようだが、こればっかしは固いモノが付いてしまったら終わりなので定期的な交換では回避できない。
本来のレンズクリーニングはクリーニング液を付けた専用紙で拭き取ってポィと捨てるので、まさに再利用の落とし穴w
幸い光の角度で見えるか見えないかの傷なのでそのまま使っても撮影した画像には影響は出ないのだけれど、気持ち的にねーって感じです。
各所で評価の高いレンズペンなので、愛用されている方も多いと思う。
拭く前にしっかりブロアー等で汚れを飛ばし、あまりひどい汚れには使用しない方がいいかと思われます。