ここまで長くなってしまいました。やっと入院。入院した翌日には手術です。前日の21時から絶食。手術当日は水も飲めません。

血栓症(エコノミー症候群)防止のために弾性ストッキングを履きます。メディキュットよりも薄くてキツメ。これは術後2日目まで脱ぐことができませんでした。これが結構辛かった。

看護師さんにおへそを綺麗にしてもらいます。
「ここからカメラが入りますからね」と言われてても、おへそからカメラってなんだろ?とあまり深く考えず。術後に映像を見せてもらい驚愕します。人体って不思議。

「利き手じゃないほうが良いですね」と点滴の針を左手に刺されましたが血管が取れない。ワタシ血管が細いのです。刺す場所を変えつつ4回目にやっと刺さったと思ったら、失敗して液が漏れて腕がパンパンに。
ベテラン看護師さんが登場して「無理しないで取りやすい所にしないさい!」と右手首の甲で血管確保。手を使うと必ず動く場所だったせいか、いまだに針が刺さっていた場所は痛みます。

手術室までは歩いて移動します。全身麻酔よりも怖かったのが背中に刺す痛み止めの管。麻酔はかかっているけどググっと入る違和感が…。麻酔はいつの間にか効きました。
公園のベンチに座って寝ているところを男性起こされる夢で目が覚めました。麻酔科医が男性だったからでしょうか。妙にリアルではっきり覚えています。

病室まで戻り旦那が来てくれたのですが、いつ来ていつ帰ったのかは覚えていません。
「サイナスって言ってた?サイナス!」って何度も聞かれて、コイツしつこいな…と思ったのは覚えています。
聞こえるわけないだろ。

 

始まりは生理痛01
治療方法の選択02
MRIで焼けた経験あり03
入院準備とババシャツ04
「サイナス!」は聞こえない05
初カテーテル06
内蔵のない痛み07
お金の話08
下腹部ぽっこり09
退院後に出血10

疑わしきは病院へ11