傀儡師の吻 32 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

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黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!




先にこちらをお読みください🙌











※妄想中







32 智






カズナリの話しを聞いてから

宮殿から

すぐに

イクサラへきた


あの俺にきた依頼の話しを

詳しく聞くために


カズナリが

言ってることが

本当なら

ショウが

直にお願いして

ややこしいってことは…


智「ショウ戻った」


俺に気づいたショウが

振り返り


翔「おかえり」


そのまま直接ショウに聞いた


智「なぁ?ショウ俺に仕事ふったややこしい案件ってさ?もしかして、今やってる仕事と絡んでる?」


翔「何か聞いたのか?」


智「聞いたと合うか、これ…」


カズナリから預かった

似顔絵の紙を渡した


智「コイツを守ってくれと言われた」


ショウはぴくっと眉を動かしたあと


翔「他には?」


智「婚約者の愛する人だと言っていた、もしかして…」


ショウは

フーっと深く息を吐いたあと


翔「そこの王様から街の商人のスダを殺せと言われたよ。理由を聞けばご子息の婚約者が外で出会った厄介者だとかでな。いると困るんだと」


智「なんて勝手な…そのスダのことは調べたのか?」


翔「いま、Jに調べさせてて、そろそろ…あ、帰ってきたな」


バタンっと勢い良く扉が開くと


潤「シヨウっ!ヤバイよ!すげーネタ仕入れてきたって!!ってあれ?Oさん?」


智「何がわかった?」


Jからの話しを聞くと

スダは街で名だたる商人で

街で商いしてるやつで

知らない奴はいないくらい

有名人だった

そして

ナナも街では

スダと仲がいいのは知れ渡っていた

だだ

スダも含めて

王女だということは

皆知らない様子だった


ただ

もっとすごいのが

スダの母親ヨシミは

昔、現在の国王の兄アラタと

恋仲だったという


アラタと結婚するんじゃないかと

言われた矢先

アラタは亡くなり

ヨシミとのことを

知る者は王族にいなかったため

街でも

結婚の話などなかったことになった


ヨシミは

気がついたら

街からいなくなったと思ったら

男の子を赤ん坊連れて

帰ってきた


誰も何も言わないが

逆算しても

アラタの子だ


智「それって…」


潤「国王の甥だな」


智「まじかよ…そのことは」


潤「国王は知らないね」


翔「ややこしすぎるだろ…で?サトシはなんて言って帰ってきたんだ?」


智「こっちの仕事と関係あるだろうと思ったから、俺に全て任せろと言っておいた」


翔「となると…まずは」


智「本当にアラタの子なのかどうかを確かめないとだな」








続く







12時 あおたんちゃんの部屋

下矢印