塗装前の外壁(ヘーベル版)


 

  全力で推奨

 
こんにちはニコニコ

 

2022年に、ヘーベルハウスで家を建てたRenです。

自己紹介はこちらをどうぞ。

 

 

我が家は新築戸建の注文住宅で、建築工程の全ての過程で、ホームインスペクションをお願いしました。


最初にホームインスペクションを考えた理由は、2005年の構造計算書偽造事件からです。

 

その際、『素人が数千万円かけて家を買う/建てるなら、専門家の査察(インスペクション)を使わない手はない』と学びました。



結果として、施主検査で発注した設備が入っていないことがわかりました。



ホームインスペクションを受けていなかったら、建物の安全性が心配で、引渡を受けられなかったと思います。


なので、本当に依頼して良かったですニコニコ


これからお家を建てる方や、購入する方には全力で推奨しますが、ホームインスペクションに馴染みのない方も多いと思うので、まとめてみます。

  

 

  どう探すか

 
我が家は、ハウスメーカー選びと並行して、ホームインスペクターさんが書いた本を、数冊読みました。

でも、忙しくて本を読むのは難しい、ということもありますよね。


我が家は利用しませんでしたが、日本ホームインスペクターズ協会で、紹介もしてくれるようです。




新築の注文住宅のみならず、建売住宅や中古住宅も、状況に合わせてインスペクションを実行してくれます。


気になるインスペクターさんが見つかったら、2,3社から相見積もりを取るのが良いと思います。

我が家も、単に費用だけでなく、どのようなインスペクションをしてくれるのか、内容を確認しました。

また、総経験数も大切ですが、家を建てるハウスメーカーのインスペクション経験が豊富かも、ポイントだと思います。

我が家は、『住まいと土地の総合相談センター』さんへ依頼しました。




ここからは主に、新築の注文住宅について書きます。

 


  回数は?費用は?

 
ホームインスペクションをいつ、どれだけ依頼するかも、素人には難しい問題です。

見積もり依頼をすると、大概のホームインスペクターさんは、複数の見積書を出してくれます。

  • 安全性などを考えると、強く推奨するポイント
  • 強く、とまで言わないが、ハウスメーカーの過去の経験や特性で、推奨するポイント

など、分かりやすく教えてくれます。

それに応じた費用も、もちろん教えてくれます。

費用は、ホームインスペクションをお願いする回数によりますが、家の面積によっても変動します。

我が家は最大回数(9検査)依頼しましたが、トータルで数十万円のレベルでした。

受けてみて、その価値は十分ありました。

見積依頼の段階で、面談してくれるホームインスペクターさんも多いです。

ホームインスペクターさんは、ハウスメーカーではなく、施主の味方なので、疑問点は遠慮なく聞きましょう。

 

  いつ依頼するか

 
ホームインスペクションを入れるには、事前に基準の確認など、ハウスメーカーとやり取りが発生します。

(我が家の場合は、ホームインスペクターとヘーベルハウスで直接やり取りしてくれたので、橋渡しはありませんでした。)

準備に1ヶ月は必要そうなので、初回のインスペクションより1-2ヶ月くらい前に、依頼した方が良いです。

 

  我が家が依頼した9検査

 
我が家は、ヘーベルハウス向けの必須6検査と、推奨3検査の全てを依頼しました。

時間があれば、個別のブログをお読みいただければと思いますが、ポイントは、指摘がない回はなかったことです。

特に、”寒い”と噂のヘーベルハウスにおいて、天井断熱は重要な指摘でした。

一説には、ホームインスペクションに入ると90%の家で、何らか指摘があると言われます。

もちろん指摘の重みには大小あるでしょう。

ポイントは、指摘があることだけでなく、それらが是正されるかです。

ホームインスペクションなしに是正されるか…は、神のみぞ知る、です。

家という大きな買い物、そして命を預ける場所なので、投資して損はありません。


1️⃣ 基礎配筋検査
2️⃣ 基礎完成検査
3️⃣ 上棟検査(躯体検査)
6️⃣ 内部造作下地検査



7️⃣ 内部造作完了検査



8️⃣ 足場解体前外装検査



9️⃣ 竣工検査