11月の立冬を迎え、ますます朝の冷え込みが増してきました。
夏に出産してから、まだまだ夜中の授乳で何度か起きるので、以前のように家族みんなで川の字になって寝るなんてことはなかなか出来ません。
赤ちゃんの頃はあっという間に過ぎるとはいえ、実際にお世話している日々は本当に何とかやり過ごす気持ちの折れそうなことばかりです。
昨日はひとりで2人を相手しながら、鳴き声の重なる部屋で途方にくれたり一緒に涙したり大騒ぎでした。
お風呂もいつもは楽しく歌を歌いながら入れてくれるお父さんじゃなくてごめんね、と言いながら急いで入り、夕ご飯もやっとの事で一番簡単なメニューを作れた夜でした。
そんな我が家も、週末はまだまだ小さな長女を連れて大泣きされても平気な公園へ行きました。
子供と一緒に葉っぱ遊びもいいし、何だか変わった名前の植物があるんだねと感心したり。
紅葉の見頃はまだ先ですが、しっかり秋はやってきています。
しゃくしゃくと葉っぱを踏む音が楽しくて、何周も溝を踏みながら歩く様子を見ていると、おもちゃなんてなくてもよっぽど楽しく気持ちを育てるゆりかごのような森にいる気持ちになります。
毎年同じ景色のようで、来年はその中を歩く子供の身長もずっと伸びているんだろうな。
お出かけで出会った小さな水溜りには、紫式部の小さな実がたくさん入って何だかきれいだな。
足元を手を引きながら気にして歩くと、思いもよらぬものを見つけて楽しい事があります。
実家からたくさん送って来てくれた柿にりんごとレモンを加えて煮た後は、次の日の朝食べるのが楽しみ。
しばらく家族みんなでゆっくり寝るのはむずかしそうですが、日々の暮らしを丁寧に、前向きに朝を迎えていきます。