昨日、今日と急に暖かい日が続いて、春のような陽気でした。

下の子が生まれてから、ほとんど平日はごく近所へしか出歩けず、家で子どもたちと向き合う数ヶ月が続いていましたが、勇気を出して2人をつれていつもよりほんの少しずつ遠くへ行ってみました。




お休みの日は外出を手伝ってもらえる安心感からか、ほんの少し気持ちが緩められます。
外で仕事している時と違い、家の仕事はどこにも切れ目のないもので、週末の開放感やお休み前の嬉しさなどはまだまだありませんが、それでも家族の協力でお出かけできたり、みんなで少しおやつをいただける日はとても嬉しいものです。

先日、近所で一足先に小さな春を見かけました。



新しい病気が日本でも流行りはじめてしまい、平和な日常もあっという間にあたり前ではなくなるでしょう。お家の中でも毎日小さな戦いがあっての平和ですが。


丁寧に過ごす日々にも、それぞれの葛藤はつきものですがそれも何かに繋がるはず。
そういう気持ちで暮らしていきたいし、それが子どもたちへも、少しずつ染み込むように伝わるといいな。


お正月、娘が生まれて初めて家族で旅行へ行きました。


今までは車での旅行でしたが、今回は生後4か月の乳児と2歳をつれてということもあり、初めて列車での旅をしてみました。



車好きの息子は大興奮

乗る前から、ぶーぶーぶーが止まりません。


はらはらとした朝の支度、なんとかロマンスカーに乗ってからは、とても快適で、富士山も綺麗にみえました。



ステキな宿でみんなでうれしい一日でした。
近くの散策も楽しかったな。




しばらく何処へもお出かけ出来ない気持ちだったので、久しぶりの旅行はとても気持ちの充電になりました。


本当に久しぶりのレストランでの食事も、赤子をあやしながらですがとても美味しく頂きました。


楽しみにしていた駅弁も列車旅の醍醐味。



早朝、娘を抱っこして入った温泉はとても良い思い出になりました。

ちょうど初詣客が落ち着いた鎌倉神社も見ました。



箱根駅前は何度来ても楽しい場所です。



この日は人日の節句、
帰ってからですが、春の七草を食べました。


翌日、旅の思い出いっぱいの息子は、お弁当箱を力一杯テーブルの上で走らせて、いつもより多めにぶーぶーぶーとお話ししていました。

もう少し大きくなったら、このお弁当で列車弁当を作ってあげたいな。

去年も産前と比べればほとんど映画は観れませんでしたが、里帰り中にみた映画の中で印象的だったのが、デンマーク・コペンハーゲンにあるノーマに関する2本「ノーマ 世界を変える料理」「ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た」と、「TSUKIJI WONDERLAND」、そして「二郎は鮨の夢を見る」です。




いずれもドキュメンタリー映画で、食に関するものばかりです。

築地の映画にもノーマのシェフが出てきたり、同じタイミングで観たのが良かったように思います。

移転してからの市場は出産してからなかなか行けずどうなっているかわかりませんが、以前の築地は色々な思い出があります。



ノーマの映画に関しては、本編とは別に私は心に残ったシーンがありました。

レストランノーマのシェフが初めてミシュランで星を獲得し、自分の父親に報告した際に返された一言です。
彼の父は黙っていた後、「そうか、これで家族が養えるな」と言ったそうです。

世間からの称賛の声を喜ぶより先に、家族をしあわせに出来る、それが自分の幸福につながると我が子の事を父親の角度で思って出た言葉でしょうか。


シェフ自身も、世間の評価に振り回される日々を過ごしていくだけでは疲弊するだけだと語っていました。

それとは距離を置き、自分にしか出来ない料理を突き詰める事を目指す仕事は素敵だと思います。

仕事として好きな事を選ぶと、なかなかそうは出来ず理想と現実の兼ね合いが取れなくなり破滅しそうになる事もしばしば。
そんな時に何が自分にとってしあわせかを見失わないで過ごして行く事はどこで何をしていても必要なのかも知れません。

それともう一つ。
ノーマの映画でのスタッフの言葉。
結局は僕らどこかが変なんです。との台詞はとても分かります。
厨房で働く人間は普通じゃとても続けられない。おかしな自分が料理を作る事で支えられる場所だと感じます。

年明けのある日、去年の安産祈願のお礼にと、神社へお礼参りへ家族で行ってきました⛩


今日の今頃はまだお腹の膨らみも少しだったな、つわりも酷かったり、足のこむら返りで毎晩痛くて起きちゃったななどと思い出しました。





まだお正月で
初詣の人たちの中お礼が出来ました。




大好きだった商店街で焼き立ての鯛焼きをみんなで分けて頬張ったり、

おんなじ名前のお店を見つけたり

しみじみと嬉しい日でした。






お正月はなんて事ない日々でしたが、親子カフェにいったり、公園へ行ったり、とても嬉しい毎日でした。






以前漬けていた梅酒の梅と、杏酒の杏の実を使ってなにかつくりたいとずっと思っていて、やっとお料理出来ました。

梅の実は、ピカピカのいわしと一緒に柔らか梅酒煮。





とっても簡単なのに、梅酒の力で本当に美味しかったです。

こちらは息子もパクパク食べてくれました。





杏の実は、細かく刻んで簡単おやつに🍪

切り分けておけばみんなの小腹が空いた時やお茶のお供にさっとつまめて便利です。




手作りおやつはふたりのお世話が始まってあまり作れないこの頃ですが、ちょっとでもお菓子作りが出来るととても嬉しいです✨




新年明けましておめでとうございます。

2歳と0歳育児思った以上バタバタとした毎日です。

今年は少しずつ子どもたちと一緒に成長したいな。離乳食が終わったら、家族のごはん作りももっと色々作りたい。

今年もどうぞ宜しくおねがいいたします。















先日のクリスマスは、お家でささやかなお祝いをしました。


いつもよりよく寝てくれた娘と、ひとり遊びを少しの間してくれた息子のお陰で、何とか急いで夕食の準備も出来、簡単メニューでみんなのごはんも作れました。



去年は骨つきチキンをハーブで焼いたからと、今年はステーキをリクエストされたので、先日読んだ石井好子さんのエッセイに書いてあったステーキの下ごしらえをして焼いてみました。


それに大急ぎで作ったお野菜たっぷりスープ。
サーモンとアボカドで簡単オードブルに果物、サンタさんからの美味しいブッシュドノエルなど、、






料理と洗濯物を大急ぎで済ませて、
赤ちゃんを抱っこしながら、近くの公園へ息子とで繋いでいくと、最近では毎回決まって赤い木の実を拾います。

つぶつぶの綺麗な実を集めて嬉しそう。

それなのに、お家へついて、ぎゅっと握っていた手を開くとベタベタになり、汚くなった掌を見つめて不思議そうな顔をします。



クリスマスは我が家もサンタさんが来てくれたので、翌日はかわいいクリスマスカード屋さんのよう。


キリンのソフィーが娘の初めてのお友達になりました。


サンタの帽子をかぶってずっと走り回って喜んでいた息子は、次の日も帽子をかぶって名残惜しそうな後ろ姿でした。




桜の木の葉も綺麗な紅葉を見せてくれたあと、ほとんど落ちてしまったけれど、最近はドウダンツツジの葉っぱが美しい通り道です。

最近読み終えた、石田 千さんのエッセイ本には、通った商店会の街の風景や、毎日の食事のことが綴られて、なんだか読んでいる間私もお散歩している気分になりました。
子育てで、ほとんど近所以外平日はいけないので、気持ちのお出かけを助けてくれるエッセイには感謝。


潜水服は蝶の夢を見る、なんて映画もあったなと思い出します。



先日、実家の母から送られてきた沢山の食材の中に、アンパンマンの絵のついた小さな高野豆腐が入っていてのを思い出してにました。
お仕事でキャラクターの絵のかまぼこや、キャラ弁などを扱う度に、たとえ子供であってもきっと味が一番だからと内心思っていたのに、実際に子供がだんだんキャラクターの絵が分かるようになり、好き嫌いをするようになると、絵が付いてあるだけでパクパクと、食べたのでびっくり!

ちょうど息子も2歳のイヤイヤ期を迎えて、気持ちが乗らないとプイと背を向けてしまう事もしばしばなのでこれには驚きました。


お風呂の時間は、下の子も一緒に入るのでさらに大変です。
何とかお兄ちゃんには湯船の中で機嫌よくいてもらわないと、赤ちゃんを抱っこしたままどうにもならなくなるので、楽しくいてほしい。
最近、みかんをたくさんむいた日は、皮をネットにいれてお風呂に浮かべてみかん風呂にすると、子供が入った時楽しそうにしてくれます。
 


先日は冬至だったので、柚子湯もしたっけ。


去年の今頃は、まだつわりが激しく、不安ばかりの日々でした。
今年は家族が増えて、こうしてみんなでお風呂へ入れてとっても嬉しいな。

昨日は、実家から送ってもらったとっても立派なカリフラワーを茹でて、白いモコモコ茹でたての美味しい野菜にうれしくなりました。

野菜の茹でたては、本当にいい香りで美味しくて元気をもらえます。




週末は、高校時代からの友人が遊びに来てくれたので、子どもたちとみんなで公園へ遊びにいきました。

もう少しで紅葉も見納め。



授乳中でも飲めるからと、美味しい葡萄ジュースを持ってきてくれたので、みんなでお菓子と一緒に頂いて、滑り台もたくさん滑って子どもも大喜びでした。






簡単バナナとチョコレートのお菓子もやいて、たくさん詰めて配りました。







子育て中は思うように料理が作れず、時短レシピばかりで落ち込む事が多いですが、
毎日何とか作って、子どもたちが小学生くらいになったらたくさんの料理を作りたいな。



先日、町内会の係で近所へ集金にまわった時、ご近所の奥さまから柿をいただきました。



息子をはじめ、柿が大好きな我が家はとっても嬉しかったので何かお礼がしたいと思いました。

今は子どもふたりを見る日々でなかなかお買い物も難しく、普段は一番近くのお店しか行けないので、りんごとレモンに頂いた柿をいつものように煮て、たっぷりコンポートをつくり、瓶に詰めた物をおすそ分けに行きました。




子どもたちがお昼寝しはじめた隙に急いで出来立てを届けにいくと、喜んでいただけたみたいでとっても嬉しかったです。




お昼ごはんは、まだなかなか料理も思うように作る時間がないので、山盛りサラダを大急ぎでつくり、あとはおむすびを息子と食べることが多いですが、


頂いた柿がある食卓はとても豊かな気持ちになりました。


まだ娘も生後3ヶ月、私に出来る事は少しだけれど、自分の感性は大切にしまって、毎日を丁寧に過ごしていきたいな。