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Flute永野伶実の日記

京都の遠藤剛熈美術館でAllヘンデルのコンサートをします!もう来週にせまっていますが、とても楽しみにしている公演です😃

素晴らしき皆様と、もちろん全曲古楽器で! 

まだまだ暑い時期ですが、お越しいただければ損はさせません🌟






ちなみにこのチラシのヘンデルくん、いろんなところでご好評いただいているのですが、100均で手に入る材料で私が作りました😅

チラシはド素人の図工ですが、会場では画伯の絵画をご覧いただけます。 

ぜひお越しください! 


 《The Händel's》 

2024年9月1日(日)14:00開演 13:30開場 

遠藤剛熈美術館
(京都市中京区高辻猪熊町349) 


 入場料 

一般 3000円 

大学生以下 1500円 

※小学生以上からご入場いただけます 


 出演 

永野歌織(ソプラノ) 

永野伶実(バロック・フルート) 

荒井豪(バロック・オーボエ) 

頼田麗(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 

澤朱里(チェンバロ) 


 プログラム 

トリオ・ソナタHWV385 

9つドイツアリアより『燃えるようなバラ』 

フルート・ソナタ h-moll HWV376 

オーボエ・ソナタ c-moll HWV366
ほか 


ご来場お待ちしております!


6月26日に東京で開催したバロック・フルートリサイタルの批評が「音楽現代」9月号に掲載されました!

宮沢昭男さんによるレビューです。 




音楽雑誌に批評を掲載していただくこと、留学から帰国した時に立てた、5年以内に達成したい目標のひとつでした。

実際は9年かかりましたが、ひとつ夢が叶ったことにただただ感謝です。

帰国してもう9年!?という時の早さの恐ろしさはさておき。。


"知性的なバッハ像を打ち立てた"とこれ以上ないお言葉を頂きました😭 

圓谷さんのチェンバロについてや、會田さんと水谷さんに新曲についても触れていただいていて、本当に嬉しい。

携わっていただいた全ての方に改めて感謝いたします。


WEB記事ではなく音楽雑誌のため、こちらに本文を掲載することはできないのですが、機会がございましたら是非ご一読くださいませ。


8月の演奏会のお知らせです!
大分と京都で演奏します!

まずは8月9日、大分のiichiko総合文化センター音の泉ホールにて。
チェコのフルーティスト、クリスティーナ・ヴァツロヴァさん、別府在住のピアニスト、竹下杏奈さんのリサイタルにゲスト出演させていただきます。
8月18日には竹田での公演もございます。



竹下さんとクリスティーナは同じ時期にヤナーチェク音楽院で学んでいたそうです。
一昨年、京芸の客員研究員として日本に滞在中だったクリスティーナと大嶋義実先生が大分にマスタークラスに来てくださったことがきっかけで、今年このような企画の実現につながりました。

9日,18日ともまだまだ残席ございます!
是非ご予約お願いいたします!


そしてお盆は京都☀️
恩師・大嶋義実先生の退官コンサートに、門下生のフルートオケの一員として出演いたします。


ついにこの日が来たのか…と。
京芸で大嶋先生に師事できていなかったら、今の自分はないと、いまだに心から思います。
感謝の気持ちを込めて演奏させていただきます。
会場は移転した新校舎の京芸!
私も中に入るのは初めてなので、とても楽しみです。


そして8/23はまたまた大分。
江戸聖一郎フルートリサイタルが開催されます。


これまで江戸さんとのデュオリサイタルは2回開催いたしましたが、ソロリサイタル@大分は初です。
ライネッケのウンディーネや、タファネルの魔弾の射手幻想曲など、フルートの名曲揃いです。
作曲家・清水慶彦と怪談作家・丸太町小川の共作(初演!)もございます。
今年度沖縄県立芸術大学の専任講師に着任され、益々ご多忙を極められている江戸さんのリサイタル、この機会をお聴き逃しなく!

どのコンサートもまだまだ残席がございます…!
ですがどれも本当におすすめの公演ですので、
ぜひぜひご来場賜われましたら幸いです。
ご予約は直接ご連絡ください。チケットご用意いたします。
よろしくお願いいたします🙇

先月東京で開催したリサイタルの批評がウェブ音楽批評誌、Mercure des Artsに掲載されました!

大河内文恵さんによる有難いレビューです。

最後の一文で泣きました😭 

ご一読いただけたら嬉しいです。


サイトはコチラ


東京での演奏の機会も増やせるよう頑張っていきたいです!


〈永野伶実バロック・フルートリサイタル伝統✕現代〉

6/23京都公演、6/26東京公演とも無事に終演いたしました✨

京都は満席、東京もほぼ満席となりました!

ご来場くださいました皆様、本当にありがとうございました!




何年間もやりたいと思っていたプログラムをようやく実現することができました。

チェンバリストの澤朱里さん、圓谷俊貴さん、

そして新曲を提供してくださった會田瑞樹さん、水谷晨さんのおかげです。感謝してもしきれません。 



バッハが遺した、フルートとチェンバロのためのソナタ真作を全曲、

そしてこのリサイタルで初演するために書いていただいた、バロック・フルートのための新作を2曲という、

体力の限界に挑むプログラムでした。


昨年の2月頃、来年こそこの企画を実現させる!と決意し、2名の作曲家の方にそれぞれのホームページより新作委嘱の問い合わせをしました。

全く面識のない、どこの馬の骨とも分からぬ私からの依頼をお二人とも快く引き受けてくださり、

その後お会いして打合せやメールでのやりとり、

度重なるリハーサルに立ち会っていただき、


水谷晨:Napaeae Opas 13 for Flauto Traverso


會田瑞樹:《優しい女》


この2曲を1年以上の時間を経て初演することができました。

今を生きる作曲家とバロック・フルートの新たな可能性をかたちにしたい、というのが私の大きな目標のひとつ。

そういった意味でも私自身の音楽人生において大きな意味をもつ2公演だったと思います。


京都公演の様子。

遠藤剛熈美術館、響きが良く素敵な会場です。



当日金沢から京都入りしてくださった會田さんと本番前のリハ。お忙しい中ありがとうございました。

澤さんとの演奏、もう何度目か分からないくらい。
いつも並々ならぬ安心感と同時にエネルギーをいただいています。





そして東京公演の様子。

マリーコンツェルトにて。
またここで演奏できますように。
圓谷さんのチェンバロ、一音一音に常に魂がこもっています。
私もこんな風に演奏したい!という気持ちで、リハの時からご一緒させていただけることに感謝の気持ちでいっぱいでした。


2階席の方が音が良かったらしい。

この日も駆けつけてくださった作曲家のお二人と。
初演、再演に立ち会っていただけて贅沢な時間でした。御本人の前での演奏にこちらは手は震えてましたが。

同時間にロ短調ミサの本番があった友人たちがリハに応援に来てくれました。嬉しかった!そしてこの写真が好きすぎる😂

東京公演にはなんと師匠も来てくださいました。
そして佐賀県からはるばる聴きに来てくれた生徒も。
両公演手伝ってくれた妹にも感謝です。


今月に入ってからはろくに食べれない、寝れない日々が続いてドレスがブカブカになるほど激痩せ。

メンタルもズタボロの中迎えたリサイタルでした。

なんとか2公演やりぬくことができ、

もう、今回ばかりはほんとに自分で自分を褒めたい😭


今やりきった充実感、反省点、今後への決意が同時に襲ってきております🤣

終わりがない分どこまでも歩いていけるのが音楽の道ですね。 

でもきっと、それでも追い求めていきたいものがあること、本当に幸せなんだと思います。


また京都、東京の皆様に聴いていただけますよう、努力してまいります。 

来年には2ndCDも出る予定です。


まだまだ上手くなれると思っています。

フルートを始めてもう随分と経ちますが、今が一番楽しいです!