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toi♪toi♪toi

Flute永野伶実の日記

12月19日に開催いたしました、フルート&バロック・フルートリサイタルは無事終演しました!
ご来場ありがとうございました。


3年前に大分で初めてのリサイタルをしてから、またやりたいなぁという気持ちを温めてきました。
3年前にまた痩せれたらやります!と宣言し、今年無事4キロ痩せられたこともあり😅
そして運良く大分市文化芸術活動推進補助金事業に採択していただき、開催することができました。

井手さんとは4月の佐伯に続き、今年2回目のリサイタル。


今年もたくさん共演できて嬉しいです。

今回のプログラム。
J.J.クヴァンツ:Alla franzese
P.サンカン:ソナチネ
J:組曲 第6番 イ長調 op.35
八村義夫:マニエラ
J-M.ダマーズ:演奏会用ソナタ
清水慶彦:フルート、クラシカル・フルート、バロック・フルートと電子音響のための『鵺鳴キ夜』
C.ライネッケ:クリスマスのソナチネ op.251
C.P.E.バッハ:ソナタ イ短調 Wq.132
P.タファネル:魔弾の射手幻想曲

やりたいことをぎゅぎゅっと詰め込みました。
本当は渡邉裕美さんのバロック・フルートの為の新作初演を予定しておりましたが、やむを得ず中止となり、
急遽清水作品を演奏いたしました。
渡邉さんの作品は引き続き作曲していただいていますので、いつか皆さんに披露できればと思っています。
そして急遽(本当に数日で)対応してくれた夫にも心から感謝。
鵺鳴キ夜は4度目の演奏でしたが、だんだんと良いかたちになってきているのではないかと思います。

芸短大で二年間教えた卒業生が今回佐賀から来てくれると連絡をくれたので、アンコールでドップラーを一緒に演奏しました。
もう私のもとは離れていますが、成長した姿と再会できてとても嬉しく思いました。


そしてこのリサイタルに先立ち開催したレクチャーコンサートも、無事終演しております!

初めてのレクチャーコンサートでしたが、
この機会にかなり勉強して頭を整理できたので、
自分にとってとても良い機会だったなと思います。
レクチャー企画でもやりたいことが溜まっているので、また開催したいです。

どちらもご来場ありがとうございました!

今週日曜は薬院のメディアファイブサロンにて、

ぼんぐう創立二周年記念コンサートです!




早くも二周年!
ぼんぐうでの活動は個人的にも九州での演奏の原動力になっています。

昨日はAM4:45に家を出て福岡でリハーサル。


今年はバロック・オーボエのかわいい新メンバーが増えました。

日曜、私はバッハのブランデンブルク協奏曲第5番の1楽章を、小編成で演奏します。
久しぶりのブランデン、とても楽しみですo(^o^)o

まだ残席ございます!
そして配信もございますので、遠くの方も是非ご覧ください!
チケット情報はこちら 


そしてこの翌日は大分でリサイタルです。
こちらもよろしくお願い致します♪



本日は文化庁公演で、竹田市の中学校で演奏してまいりました。
9月の定期演奏会でもお世話になった、TAKETA室内オーケストラ九州の皆さんと。


今回も北から南、全国から奏者が集まり、
指揮の太田雅音さんはなんとミュンヘンから!

コロナで一時は学校での公演も完全にストップしていましたが、
マスクや距離をとるなどの制約がありつつも戻ってきているように思います。
あの時学校にオーケストラが来たな~って、淡い記憶でもいいので大人になってからも覚えていてくれたら嬉しい。

私は小学校で劇団がスイミーを上演してくださったことをいまだにはっきり覚えています。
対象は音楽、伝統芸能、劇etc. 何でも良いので、子どもの頃に『心を動かした経験』がずっと残るといいなぁと願っています。

リハーサルと本番の二日間竹田に通いましたが、
今朝はGoogle Mapの言う通り一番早い道を選んだらとんでもない山道につれていかれ(O.O;)
本番前に変な汗をかきました。
帰りは高速に乗ってオランダバッハ協会の音源を聴きながらすいすいと。
運転も頑張った二日間でした。
昨日は、母校・京都芸大のオンラインイベント『交換留学から辿るキャリアパス』でお話しさせていただきました。


在校生や卒業生のキャリアをサポートしてくださる大学のキャリアデザインセンターと、
国際交流や留学支援をしてくださる国際担当の企画でした。

美術からはの登壇は現在もパリでご活躍中の美術家、湊茉莉さん。
知的で芯のある素敵な方でした。
並んでお話しさせていただくと自分の浅学っぷりと語彙力のなさに辟易しましたが。。

今回のイベントのお話をいただいてから、
交換留学とその後の正規生としての留学期間をじっくりと振り返る時間を持つことができ、
どちらも私にとってなくてはならない大切な時間だったと改めて感じています。

行ってなかったら今古楽器奏者としての活動はできていなかっただろうし、
そもそも自分のやっていきたい音楽の方向も曖昧なまま進んで行ってただろうなと。

留学を夢みる学生さんに伝えておきたかったのは、
何か留学するに際してネックになる事柄があるのなら、それによって行くか行かないかを決めるのではなく、ネックを解決する方法を探ってほしいということ。
もしそれが経済的なことであれば、お金を稼ぎながら留学生活を送ることはできます。
役に立つか分かりませんが、私の現地でのバイト生活や、応募し続けて18回目でようやく通った奨学金のお話などもさせていただきました。

あと絶対伝えておきたかった、邦人作品のレパートリーを必ず用意していくべし!ということも。

交換留学生として派遣していただいた母校には今でも感謝の気持ちがつきません。
昨日参加された学生さんたちが留学の夢を叶えられるよう、応援しています!

12月19日のリサイタルに先駆け、
12月10日(土)にレクチャーコンサートを開催します。
題して、
『永野伶実フルートとバロックフルートのリサイタルを120%楽しむための レクチャーコンサート』
です!


iichiko総合文化センター大練習室にて、15時開演です。

前半はバロック音楽やバロック・フルートについてを私の解説で、
後半は現代音楽についてを夫の解説で、
演奏は私と、上ノ瀬結夏さんでお送りします。

リサイタルで取り上げるバロックの楽器や演奏習慣、
現代作品や奏法についてなど、お話ししたいと思っています。
この日の演奏は、リサイタルでは演奏しない曲を中心に予定しています。

私はともかく、音楽博士である夫のレクチャーを無料で受講できることはなかなかないので、
みなさま是非お越しくださいませ。
12月19日のリサイタルには行けないけど、レクチャーコンサートだけ、というのも、もちろん大歓迎です!

お申し込みはチラシ記載のカンマームジークoitaまで、お電話かショートメールでお願い致します。
定員25名様ですので、お早めにお申し込みください。
御来場お待ちしております!