"From script to film" で脚本を読み進めています。基本的には映画そのままですけど、ちょいちょい違うところがあって楽しいです。
セリフだけじゃなくて、人物の感情も補足されているので、ヘェ~、と思うこともあります。映画には無い(カットされたのでしょうか?)セリフとか、気づいてなかった演出とかもあって、読む価値はあると思います!
あと、ちょいちょい、省略されたシーンがあるようですね。
フィンチの車の中のシーン
クリーディの車の中のシーン
とかとか。
それでも2時間オーバーですからね、製作陣は尺との戦いが大変だったんですかねえ。
毎日少しずつ読んでます!
Vって、どんな生活をしてたのでしょうか。
自宅はあのシャドウ・ギャラリー。そこでVがやってただろうと思うことは、
・シャドウ・ギャラリーの整備
・傷を癒す
・ヴァレリーグッズ集め
・美術品を盗み出す
・バターなどサトラー行の食料を盗み出す
・ラークヒル関係者について調べ上げて殺しに行く
・地下鉄の整備
・爆薬の調達または自作
・爆薬と花火の配置設計と設置
・毒薬の調合
・衣服を自作
・映画鑑賞
・読書
・料理
・洗濯
・掃除
などなどでしょうか?!ちょっと時系列風に書いてみた。
ますはこれ。
・シャドウ・ギャラリーの整備
あんなに広い地下の空間。地下鉄に繋がっているようですが、なんなんだろう。製作者のインタビューなども読みましたがハッキリとした設定は無いようでした。どこか、ロンドンの忘れ去られた地下の空間。流石にあの石壁やアーチの天井までVが作ったわけじゃないと思うから、もともとあった空間を利用してるんでしょうね。言ってましたもんね、地下であることと石の色で、賢いやつには分かるって。あんなに素敵な空間に整えるのにどのくらいかかったんだろう。電気や水道も、たぶん下水道も。キッチンにはちゃんとガスもきてるし、換気扇もついてますよね。あのEggie in the basket の時の良い匂いが、ロンドンの街に漏れ出ているなら見つかっちゃうんじゃないかな、シャドウ・ギャラリー…
こっちが先かもしれない
・傷を癒す
ラークヒルで炎に包まれて裸で歩いていたV。元から裸だったんじゃなくて、炎の中を歩いてるうちに衣服が焼け落ちたんですね。衣服だけじゃなく、皮膚までも…。カゴたまパンの、花柄エプロンのシーンでVの素手が映りますが、赤い痛々しいケロイドですよね。あの状態が全身に及んでいるのでしょうか?!顔も頭も…?Vは人体実験によって痛みに対して寛容になっていたようだし、自然治癒力も普通の人より高まっているのかも知れないです。けど、全身に火傷を負ったなら、それなりに危険な状態だったんじゃないでしょうか。医者にかかることも出来ないだろうに、どうしていたんだろう。ひたすら安静にするか、自分でできる範囲の処置をしていたんでしょうか。シャドウ・ギャラリーを整えたのは傷が癒えてからだろうし、一体どこで静養してたんだろう?そしてどのくらいの時間を要したのでしょうね。大昔の出来事だと言うけど、Vは一つ残らず覚えているんだろうなあ。
次はこれか?
・ヴァレリーグッズ集め
ヴァレリーの聖廟というか、あの場所にはポスターや写真がたくさん飾ってありますよね。原作でも、劇場に飾ってあるポスターを枠ごと引っぺがすVが描かれてます。Vにとってヴァレリーは、聖母マリア様みたいな存在だったんじゃないかなあ。自分を、Vを目覚めさせた人であり、生きる目的を与え、励まし、無条件に愛してくれた人。どんな思いで一枚一枚集めたのか。Vの一番センシティブな部分でしょうね。
そしてこれら。
・美術品を盗み出す
・バターなどサトラー行の食料を盗み出す
禁制品倉庫から絵画や彫像彫刻、映画や音楽に関するものなどを盗んでいたのですよね。V風に言うなら「取り戻した」ということになりますが。定期的に侵入してたのかなあ。全てを持ち帰ることはできないから、中でもVの好みに合うものを選りすぐって持って帰って来てたんですかねぇ。ゴードンも、God bless the Queen があの家よりも高かったとか言ってたし、極秘裏にご禁制品を売買する組織があったのかな?もしやVがそのマスターだったりして?!食料も、定期的に貨物列車に忍び込んで上等なものから盗っていってそうですよね。「ふぅむ、これは良いものだ、サトラーには勿体無い。」とかなんとか言いながら…。
そしてこれ。
・ラークヒル関係者について調べ上げて殺しに行く
映画の中では3人しか殺してませんが、Vはそれまでにもっと殺してるんですよね。フィンチとドミニクが、ラークヒル関係者リストをコンピュータで見ながら最後の一人の医者(改名前のデリア)について話している場面。コンピュータ画面の関係者リストは最後の4人分くらいしか映ってませんが、その上にはもっとたくさん人がいるのがスクロールバーからも分かりますよね。画面右上の37という数字が、リストの人数なのかなあ?原作では40人くらい殺してるはずなんです。Vが何年かけて40人近く殺したのか分かりませんが、一人一人居場所を突き止めて、他殺に見えないように殺していたんですね…このあたりはVの復讐への執念と狂気を感じます。プロセロ、リリマン、デリアは最後まで残してあったんですね。
そして、
・地下鉄の整備
10年掛かったんですよね。10年ですよ。地下のシャドウ・ギャラリーに潜んでいたVらしく、最後の爆破は地下からにしようと思ったのかな。まあ、人に気付かれずに準備できて且つ確実な方法だったのかな、Vが考えることだから間違いないわな。具体的にどういう作業が必要だったのか分かりませんけど…レールをちゃんとしたり、動く電車をあそこまで持ってきたり、電気系統を整えたり。たった一人でずっと作業していたんだなあ。しんみり。でもVのことだから鼻唄混じりに優雅にこなしてたのかな?作業着姿とか…?!それこそ常人離れした運動感覚でテキパキ早送りのようにやってたのかもしれない?
・爆薬の調達または自作
・爆薬と花火の配置設計と設置
・毒薬の調合
Vがラークヒルから逃れたときに使った爆弾は彼の手製のものでした。園芸用の肥料や薬品から作ったのですね。原作ではもっとはっきり、ナパームとマスタードガスと書かれています。オールド・ベイリーや議事堂を爆破した爆薬はどうだったのでしょう?またあの花火は?そして、あんなに完璧に建物が爆破されるように、花火がVの字を描くように設計したのもVですよね。そんな馬鹿な、と言っちゃう人はこの映画を楽しめない人なんでしょうね。だってVにならできちゃうんだもん!きっと!これがファンの思考というものです。また、プロセロたちを殺した毒薬は、どこの家庭にもあるものから作られたものだとデリアが言ってましたよね。デリアを殺した毒はまた別のものだったのかなあ。しかしVはほんとになんでも知ってて何でもできるんだなぁ。
だって、
・衣服を自作
これ。
公式サイトの衣装担当の女性のインタビューにそう書いてあるのです!Vは自分の服は自分で作っている、彼は何でも自分で作ってしまうのだと!あの黒いスーツも、ベルトも、シルクハットもケープもブーツも手袋も?あの切れ味抜群のダガーナイフも?うん、Vにならできる!シャドウ・ギャラリーのどこかにミシンが置いてある裁縫室があるのかしら?!
そしてそして、
・映画鑑賞
・読書
巌窟王以外にもたくさん観ているだろうし、シャドウ・ギャラリーのテレビ室にはちゃんとサラウンドシステムも構築されてますね。読書も、あの凄い量の書物。ただ積んでるだけじゃなく、全部読んだんでしょうね。貪る様に読んだんじゃないかなあ、Vは。読むのも速そうだなあ。あの無造作に積み上がってる本の山は、Vぽくないような、Vぽいような、なんか気になるシーンです。Vの無精なところが少しだけ見えるような気がして好きです。
最後に、
・料理
・洗濯
・掃除
あそこで一人で生活しているワケだから、なんでも自分でやるんですよねきっと。あんなに広いシャドウ・ギャラリーなのにあんなに綺麗だし、キッチンには観葉植物が置いてあったりいろいろ食材が積んであるのも見えるし、やっぱいつも自分で作ってたワケですよねぇ。病院にかかれないから、健康には気を遣ってたのかなあ。洗濯とかどうしてたんだろ。地下だからなかなか乾かなさそうだし。あ、あの屋上に干してたのかな?主に夜干しで。
イヴィーと出会うまで、オールド・ベイリーを爆破してあの一年が始まるまでのVの生活、想像しかできませんけど、想像だけでもかなり楽しいです。
自宅はあのシャドウ・ギャラリー。そこでVがやってただろうと思うことは、
・シャドウ・ギャラリーの整備
・傷を癒す
・ヴァレリーグッズ集め
・美術品を盗み出す
・バターなどサトラー行の食料を盗み出す
・ラークヒル関係者について調べ上げて殺しに行く
・地下鉄の整備
・爆薬の調達または自作
・爆薬と花火の配置設計と設置
・毒薬の調合
・衣服を自作
・映画鑑賞
・読書
・料理
・洗濯
・掃除
などなどでしょうか?!ちょっと時系列風に書いてみた。
ますはこれ。
・シャドウ・ギャラリーの整備
あんなに広い地下の空間。地下鉄に繋がっているようですが、なんなんだろう。製作者のインタビューなども読みましたがハッキリとした設定は無いようでした。どこか、ロンドンの忘れ去られた地下の空間。流石にあの石壁やアーチの天井までVが作ったわけじゃないと思うから、もともとあった空間を利用してるんでしょうね。言ってましたもんね、地下であることと石の色で、賢いやつには分かるって。あんなに素敵な空間に整えるのにどのくらいかかったんだろう。電気や水道も、たぶん下水道も。キッチンにはちゃんとガスもきてるし、換気扇もついてますよね。あのEggie in the basket の時の良い匂いが、ロンドンの街に漏れ出ているなら見つかっちゃうんじゃないかな、シャドウ・ギャラリー…
こっちが先かもしれない
・傷を癒す
ラークヒルで炎に包まれて裸で歩いていたV。元から裸だったんじゃなくて、炎の中を歩いてるうちに衣服が焼け落ちたんですね。衣服だけじゃなく、皮膚までも…。カゴたまパンの、花柄エプロンのシーンでVの素手が映りますが、赤い痛々しいケロイドですよね。あの状態が全身に及んでいるのでしょうか?!顔も頭も…?Vは人体実験によって痛みに対して寛容になっていたようだし、自然治癒力も普通の人より高まっているのかも知れないです。けど、全身に火傷を負ったなら、それなりに危険な状態だったんじゃないでしょうか。医者にかかることも出来ないだろうに、どうしていたんだろう。ひたすら安静にするか、自分でできる範囲の処置をしていたんでしょうか。シャドウ・ギャラリーを整えたのは傷が癒えてからだろうし、一体どこで静養してたんだろう?そしてどのくらいの時間を要したのでしょうね。大昔の出来事だと言うけど、Vは一つ残らず覚えているんだろうなあ。
次はこれか?
・ヴァレリーグッズ集め
ヴァレリーの聖廟というか、あの場所にはポスターや写真がたくさん飾ってありますよね。原作でも、劇場に飾ってあるポスターを枠ごと引っぺがすVが描かれてます。Vにとってヴァレリーは、聖母マリア様みたいな存在だったんじゃないかなあ。自分を、Vを目覚めさせた人であり、生きる目的を与え、励まし、無条件に愛してくれた人。どんな思いで一枚一枚集めたのか。Vの一番センシティブな部分でしょうね。
そしてこれら。
・美術品を盗み出す
・バターなどサトラー行の食料を盗み出す
禁制品倉庫から絵画や彫像彫刻、映画や音楽に関するものなどを盗んでいたのですよね。V風に言うなら「取り戻した」ということになりますが。定期的に侵入してたのかなあ。全てを持ち帰ることはできないから、中でもVの好みに合うものを選りすぐって持って帰って来てたんですかねぇ。ゴードンも、God bless the Queen があの家よりも高かったとか言ってたし、極秘裏にご禁制品を売買する組織があったのかな?もしやVがそのマスターだったりして?!食料も、定期的に貨物列車に忍び込んで上等なものから盗っていってそうですよね。「ふぅむ、これは良いものだ、サトラーには勿体無い。」とかなんとか言いながら…。
そしてこれ。
・ラークヒル関係者について調べ上げて殺しに行く
映画の中では3人しか殺してませんが、Vはそれまでにもっと殺してるんですよね。フィンチとドミニクが、ラークヒル関係者リストをコンピュータで見ながら最後の一人の医者(改名前のデリア)について話している場面。コンピュータ画面の関係者リストは最後の4人分くらいしか映ってませんが、その上にはもっとたくさん人がいるのがスクロールバーからも分かりますよね。画面右上の37という数字が、リストの人数なのかなあ?原作では40人くらい殺してるはずなんです。Vが何年かけて40人近く殺したのか分かりませんが、一人一人居場所を突き止めて、他殺に見えないように殺していたんですね…このあたりはVの復讐への執念と狂気を感じます。プロセロ、リリマン、デリアは最後まで残してあったんですね。
そして、
・地下鉄の整備
10年掛かったんですよね。10年ですよ。地下のシャドウ・ギャラリーに潜んでいたVらしく、最後の爆破は地下からにしようと思ったのかな。まあ、人に気付かれずに準備できて且つ確実な方法だったのかな、Vが考えることだから間違いないわな。具体的にどういう作業が必要だったのか分かりませんけど…レールをちゃんとしたり、動く電車をあそこまで持ってきたり、電気系統を整えたり。たった一人でずっと作業していたんだなあ。しんみり。でもVのことだから鼻唄混じりに優雅にこなしてたのかな?作業着姿とか…?!それこそ常人離れした運動感覚でテキパキ早送りのようにやってたのかもしれない?
・爆薬の調達または自作
・爆薬と花火の配置設計と設置
・毒薬の調合
Vがラークヒルから逃れたときに使った爆弾は彼の手製のものでした。園芸用の肥料や薬品から作ったのですね。原作ではもっとはっきり、ナパームとマスタードガスと書かれています。オールド・ベイリーや議事堂を爆破した爆薬はどうだったのでしょう?またあの花火は?そして、あんなに完璧に建物が爆破されるように、花火がVの字を描くように設計したのもVですよね。そんな馬鹿な、と言っちゃう人はこの映画を楽しめない人なんでしょうね。だってVにならできちゃうんだもん!きっと!これがファンの思考というものです。また、プロセロたちを殺した毒薬は、どこの家庭にもあるものから作られたものだとデリアが言ってましたよね。デリアを殺した毒はまた別のものだったのかなあ。しかしVはほんとになんでも知ってて何でもできるんだなぁ。
だって、
・衣服を自作
これ。
公式サイトの衣装担当の女性のインタビューにそう書いてあるのです!Vは自分の服は自分で作っている、彼は何でも自分で作ってしまうのだと!あの黒いスーツも、ベルトも、シルクハットもケープもブーツも手袋も?あの切れ味抜群のダガーナイフも?うん、Vにならできる!シャドウ・ギャラリーのどこかにミシンが置いてある裁縫室があるのかしら?!
そしてそして、
・映画鑑賞
・読書
巌窟王以外にもたくさん観ているだろうし、シャドウ・ギャラリーのテレビ室にはちゃんとサラウンドシステムも構築されてますね。読書も、あの凄い量の書物。ただ積んでるだけじゃなく、全部読んだんでしょうね。貪る様に読んだんじゃないかなあ、Vは。読むのも速そうだなあ。あの無造作に積み上がってる本の山は、Vぽくないような、Vぽいような、なんか気になるシーンです。Vの無精なところが少しだけ見えるような気がして好きです。
最後に、
・料理
・洗濯
・掃除
あそこで一人で生活しているワケだから、なんでも自分でやるんですよねきっと。あんなに広いシャドウ・ギャラリーなのにあんなに綺麗だし、キッチンには観葉植物が置いてあったりいろいろ食材が積んであるのも見えるし、やっぱいつも自分で作ってたワケですよねぇ。病院にかかれないから、健康には気を遣ってたのかなあ。洗濯とかどうしてたんだろ。地下だからなかなか乾かなさそうだし。あ、あの屋上に干してたのかな?主に夜干しで。
イヴィーと出会うまで、オールド・ベイリーを爆破してあの一年が始まるまでのVの生活、想像しかできませんけど、想像だけでもかなり楽しいです。
映画のタイトルは英語の原題のまま "V FOR VENDETTA" なわけですが、私としてはこれで良かったと思います。
日本語に訳しちゃうと、「フは復讐のフ」とか「Vは復讐のV」とかになるんですかね。
「ホは報復のホ」で、ホはイロハで5番目の仮名である、というのをどこかで読んだことあるけど、すごい!日本語でもちゃんと機能するなんて!!
でもやっぱ V FOR VENDETTA がいいな!
日本語だとカナ表記になって「Vフォー・ヴェンデッタ」が正式のようですが、Vとフォーの間にナカグロ(・)は要らないのか?この辺のレギュレーションは謎ですね。
VENDETTA という言葉を知らなくて、英語っぽくないし、イタリアとかあたりの女性の名前かな?と思っていました。
英辞郎(スペースアルク)によれば、vendettaはイタリア語で「血の復讐」という意味なのだとか。やっぱ、イタリア語なんだね!英語語源ぽくないもんね。
「復讐」という意味では、他に "revenge" とか "vengeance" という単語もあります。というかこの2つの方が一般的なのでしょうね。
"vengeance" は、冒頭のVの自己紹介の中で出てきますよね。
"The only verdict is vengeance: a vendetta"
って。
ここかっこいいんだよなーーー!!!
そして"revenge"は岩窟王のときにイヴィーが言いますよね。メルセデスを可哀そうに思うという理由として、
"Because he cared more about revenge, more than he did about her"
"revenge" と "vengeance" の違いは?と思い調べて見ると、"revenge" は自分に対する仕打ちの仕返しとして行う、自己都合的なもの。"vengeance" は正義や他の人のために行われるもの。だいたいこんなイメージみたいですね。意識して使い分けているのか不明だけど…。
でも、Vが自己紹介で "vengeance" を使い、イヴィーが巌窟王を観て "revenge" と言ったのにはちゃんとニュアンスの違いが意図としてあったということですかね?やっぱ。
"vendetta" は再び英辞郎によると「(家族や氏族間の)血の復讐」や「(長期間の激しい)抗争、確執」といった意味らしいので、この作品にはVendettaがよりふさわしいのですかね。言葉の響きもちょっとミステリアスなんですかねー、日本語ではそう感じるけど、英語ではどうなんだろう。
"V FOR VENDETTA" というのは、「Vは復讐のV」という意味ですが、アルファベットを聞き間違いのないように説明するやり方なんですよね。日本語で「ナカは真ん中の中で、ノは野原の野です。」と漢字を説明するのと同じなんだそうですね。
言葉の響きがかっこいいし、ストーリー中にも"V"という文字が象徴的に登場するし、タイトルからしてうまいこと機能していると思います。センス良いよなあと思う。
英語版Wikipediaの原作に関する記事によると、編集者のDez Skinnという人がまず "Vendetta" という言葉を思いついたのだそうです。でも「イタリア語っぽ過ぎる」ということですぐさま却下されたんだとか!その後、"Vendetta" ではなくて "V" に強勢を置いて "V for Vendetta" というフレーズが浮上したのだそうですよ。
"V for Vendetta"
かっこいいですよね!
日本語に訳しちゃうと、「フは復讐のフ」とか「Vは復讐のV」とかになるんですかね。
「ホは報復のホ」で、ホはイロハで5番目の仮名である、というのをどこかで読んだことあるけど、すごい!日本語でもちゃんと機能するなんて!!
でもやっぱ V FOR VENDETTA がいいな!
日本語だとカナ表記になって「Vフォー・ヴェンデッタ」が正式のようですが、Vとフォーの間にナカグロ(・)は要らないのか?この辺のレギュレーションは謎ですね。
VENDETTA という言葉を知らなくて、英語っぽくないし、イタリアとかあたりの女性の名前かな?と思っていました。
英辞郎(スペースアルク)によれば、vendettaはイタリア語で「血の復讐」という意味なのだとか。やっぱ、イタリア語なんだね!英語語源ぽくないもんね。
「復讐」という意味では、他に "revenge" とか "vengeance" という単語もあります。というかこの2つの方が一般的なのでしょうね。
"vengeance" は、冒頭のVの自己紹介の中で出てきますよね。
"The only verdict is vengeance: a vendetta"
って。
ここかっこいいんだよなーーー!!!
そして"revenge"は岩窟王のときにイヴィーが言いますよね。メルセデスを可哀そうに思うという理由として、
"Because he cared more about revenge, more than he did about her"
"revenge" と "vengeance" の違いは?と思い調べて見ると、"revenge" は自分に対する仕打ちの仕返しとして行う、自己都合的なもの。"vengeance" は正義や他の人のために行われるもの。だいたいこんなイメージみたいですね。意識して使い分けているのか不明だけど…。
でも、Vが自己紹介で "vengeance" を使い、イヴィーが巌窟王を観て "revenge" と言ったのにはちゃんとニュアンスの違いが意図としてあったということですかね?やっぱ。
"vendetta" は再び英辞郎によると「(家族や氏族間の)血の復讐」や「(長期間の激しい)抗争、確執」といった意味らしいので、この作品にはVendettaがよりふさわしいのですかね。言葉の響きもちょっとミステリアスなんですかねー、日本語ではそう感じるけど、英語ではどうなんだろう。
"V FOR VENDETTA" というのは、「Vは復讐のV」という意味ですが、アルファベットを聞き間違いのないように説明するやり方なんですよね。日本語で「ナカは真ん中の中で、ノは野原の野です。」と漢字を説明するのと同じなんだそうですね。
言葉の響きがかっこいいし、ストーリー中にも"V"という文字が象徴的に登場するし、タイトルからしてうまいこと機能していると思います。センス良いよなあと思う。
英語版Wikipediaの原作に関する記事によると、編集者のDez Skinnという人がまず "Vendetta" という言葉を思いついたのだそうです。でも「イタリア語っぽ過ぎる」ということですぐさま却下されたんだとか!その後、"Vendetta" ではなくて "V" に強勢を置いて "V for Vendetta" というフレーズが浮上したのだそうですよ。
"V for Vendetta"
かっこいいですよね!
ああ、やっぱり、やっぱりこの映画大好きです。敢えてもっと正確に言うならば、Vが大好きなんだ。もーーー、何度観ても堪らないです!こんなかっこいいヒーローいませんよ。素敵すぎる!どう頑張っても叶いようのない恋心ですね~、だからこそよけいに夢中になるのかもしれない。
今になってこんなにVにハマってしまった私ですが、いろんな掲示板の過去ログを観ていると、劇場公開時には一度のみならず何度も、それこそ片手では足りないほどの回数、劇場に足を運んだ人もいたみたいですね!すごい!でも、分かる気がします。会いたくなるんですよね、Vに!本当に、見終えた後になんとも言えない気持ちにさせられる映画であるので、うーーーん、もはや麻薬のようですね。禁断症状が出そうだもの。
ただ、私の周りにはこの映画のファンっていないのだ。今のところ皆無…。ハマらなくても観たことはあるよ、っていう人くらい居てもいいのに… 特に映画が好きな友達に聞いてみても、「その映画知らない」って言われる始末…。まあ私も当時は観に行かなかった人間なので人のことは言えまい。
ただ、予告編は観たことがあるような気がするし、マトリックスのウォシャウスキー兄弟のなんたらかんたら、っていうのは聞いたことあったし、とにかく映画のタイトルくらいは知ってたはずなんですよね。ただ、天邪鬼であるがゆえに、「マトリックスの制作チームの作品だなんて、どうせ見た目と奇抜さ頼みの映画なんでしょ」と思い込んでしまってスルーしてしまってたのですー。後悔。劇場で観ていれば、私も何度も足を運んでいたかもしれない。
そうです。マトリックスのウォシャウスキー兄弟が脚本やってるし、マトリックスのチームが贈る最新作!みたいな触れ込みでプロモーションしていたはずなんです。きっと世間の注目を浴びてそれなりに映画として良い興行成績を残した成功作になってたんじゃないのかな?と思って…。
ということで、改めて調べてみた。V FOR VENDETTA は2006年公開の映画ですね。
一般社団法人日本映画製作者連盟のサイトによると、日本でのV FOR VENDETTA の興行収入は10億円。これは2006年の洋画のなかでは20位の成績だったようです。
http://www.eiren.org/toukei/2006.html
20位か…。
ちなみにこの年の洋画での一位は「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」で、110億円というから、VFVはその11分の1ですねぇ。ほかにもパイレーツやダ・ヴィンチ・コード、ナルニア、M:i:IIIなどの大作が上位に並んでて、ここまで5作が50億円超え。
VFVは、ワイルド・スピードX3 などと同程度の成績だったようです。まあ、分かる気がするな。特にVFVはPG-12ということもあるし、内容的にも決して大衆受けするものじゃないのでしょうね。ワイルド・スピードなんかはシリーズものだから、観たことなくてもタイトルくらいは知ってる人も多いだろうけど、Vフォー・ヴェンデッタ なんて聞いたこと無いだろうし、それに知らない単語だから記憶にも残りづらそうですよね。
こんなに面白いのに!!!
解せない!!
けど、天邪鬼な私としては、そない広範囲に受け入れられなくても良いし~、、人を選ぶ映画だから当然の結果だし~、分かる人にだけ分かれば良いし~。などと考えるので、別に構わないのです。
ただ、本当に良い映画だし、Vという稀有なキャラクターの魅力はもっと知られるべきかなとも思うし、全体的にもっと評価されても良いと思うんです…。
みんなに知ってもらいたい、けどそう容易くファンが増えたらちょっとイヤ…。そういうひねくれたファン心理ってありますよね。
とにもかくにも、V、最高です!
原作コミックをもう一度読み直しました。
もっとも、これはコミックではなく "graphic noverl" と呼ばれるようですが、それも頷けます。comic と graphic novel の正確な定義の違いは分からないし、それが存在するのかも知りませんが、この V FOR VENDETTA の原作コミックはいわゆる「漫画」や「コミック」とはかなり違う印象を受けますね。
アメコミって、もっと派手で、大雑把で、パラパラめくってるだけでだいたいストーリーが分かる、ようなイメージだったんですけど、(あくまでもイメージです。わたし、アメコミなんてちゃんと読んだこと無かったので。)でも V FOR VENDETTA は全体的にとてもダークで、静かで、重たくて、淡々としていて、かなりボリュームもあって読むのに時間が掛かります。
本当に独特の雰囲気のある作品だと思います。当初はイギリスの雑誌で、白黒で描かれていたそうで、Vのシルエットがとてもかっこ良く描かれています。(途中でその雑誌が廃刊になったあとにアメリカのDCコミックからカラーとして発行されたのだそうです。だからわたしの手元にあるのもカラーのもの、だけど、暗いトーンで白黒ぽい雰囲気がよく活かされているシーンが多々あります)
私のように映画を観てから原作を読んだ人は、「違う所もたくさんあるけど、だいたいは、原作に沿って映画かされているんじゃない?」と思うんじゃないでしょうか。私はそうでした。
もちろん、違うところはたくさんあるんです。年代設定や登場人物の設定などからして違うところもあるし、映画ではやはりたくさん端折られている感じですね、映画には登場しない人が原作にはたくさん居ますから。でも、映画という約2時間ほどの限られたスクリーンの中に、うまいこと収まっているように思いました。映画は映画でとても良いし、私はやっぱり映画が好きかな。
Vのキャラクターも、だいぶ違うのですよね。
映画のVは、冷徹で残忍なテロリストとしての面もあるけど一方では、とても人間らしいところ、ときには脆いところ、イヴィーとのロマンス、おちゃめなところも見せてくれますけど、原作のVにはそういう面ってないですね。Vはどこまでもミステリアスなアナーキストで、映画のVのような紳士らしさも薄いです。イヴィーとの関係も、原作ではイヴィーが若い(16才)であることもあり、男性と女性というよりは親と子のような、または師と弟子のような関係に近いと思います。Vは決して感情的にはならず、最後まで淡々と物語は進んで行くのであまり人間らしさというものを感じさせません。
映画ではほとんどチョイ役でしかないコンラッド・ヘイヤー(ジ・アイ:監視カメラの報告してる人)やその奥さんが、原作ではだいぶん重要な役割を持っていますね。その他にも、イーサリッジ(ジ・イヤー:盗聴部門の人)やダスコム、そしてクリーディの前任者であるデレク(とさらにその奥さん)も登場してて、政府側の人間関係がストーリーに深く関与しています。
すごくたくさんの人がそれぞれの思惑を抱いて登場するので、それらをすべて映画のなかに再現するのは難しいだろうなと、素人考えでも思うのです。Vとイヴィーの関係にフォーカスして、キレイにまとまっていると思う、映画は。
でも残念なことに、原作者のアラン・ムーアさんは映画を完全に否定しているのですよね。まあこの作品だけでなくて、他の映画化された作品すべてについて同じ姿勢でいるそうなのですけど。この映画のクレジットにも関連書籍にも、彼の名前はありません。彼がそう望んだからだそうです、自分は映画版には関係がないのだと。
まあ、こういうことは、小説やコミック等を原作にした映画化においては、まま有ることなんじゃないかな?アラン・ムーアさんがコミック界ではかなり大御所の方のようなので、彼の拒絶はかなり大きく取り扱われてしまうだろうけど、原作者や原作ファンを落胆させた映画作品て、今までだってかなりあったと思います。
V FOR VENDETTA にはもともと原作ファンがたくさんいるので、彼らからすると映画のVは違和感があるのかもしれない。ストーリーだって薄っぺらくて穴だらけなのかもしれない。でも、映画で初めてこの作品を知った私にとっては、やはり映画のVのキャラクターがとても良かったのですよね。あの声で、あんなに饒舌に語られたら堪りません。残忍なテロリストかと思いきや、ひとりで苦悩するVの姿に胸が痛くなるのです。大勢の群衆がただ静かに、しかし強い意志を持って、その夜に集結する姿に救いを感じるのです。私はやっぱり、映画も好きだな。
わたしが女だからというのはあると思う。女性は映画のVに弱いでしょうよね~、正直堪りませんもん!ほんっとかっこ良い!男性は、原作のアナーキーなVのことも気に入る人が多いのかもしれない。
映画を先に観て、この作品をとても気に入って、もっと理解を深めたいという人はぜひ原作も読んでみると良いと思います。ただ、「日本の漫画」とはだいぶ印象が異なるので、読み進めたり理解するのにだいぶ時間がかかると思う。原作も映画もまだ観たことがなくて、どっちを先に手にするべきかな?と考えている人は、もともとアメコミが好きな人なら原作から入っても問題ないかもしれない、けどそうじゃなければ先に映画を観ることをお勧めします。もう一つ、関連書籍として小説が存在しますが、これは映画のノベライズなので優先度は一番低いでしょう。