進化した真価とスタンス

子宮から地球を変えよう

～Saving the Earth month by month～

布ナプキン・子宮ケアアドバイザー

布ナプキン専門店レメディガーデン代表

Reicarino∞bonオーナーデザイナー

田上玲子です

人ってね、人から賞賛、評価されるような事をするのは案外簡単なんです。

だけど、そうじゃない事、自分しかわからない事を

進化、変化させていくのは中々難しい。

私以外の誰もわからない、自分の変化。

誰かから

『変わったね！』とか

『進化してる！』とか

そんなことは絶対に言われないようなレベルでの小さな、

だけど自分の中での大きな変化、進化。

これこそが、1番自分が満たされる。

そして、大抵は、そういうものの積み重ねが、

1番の自分の土台になるし自信にもなる。

それは私のものづくりにも反映してる。

オーガニックや自然栽培のものにこだわって作っているし、

良いものは絶対に原価は安くなるわけない。

原料を心から安心して調達するために、

本当に自分でたくさん足を運んだし、縁を作ってきたし

そんな中で出会った方々に協力していただいて、

どこよりも安心で最高品質の布ナプキンや洋服やアイテムを作っているという自信もある。

以下、2012年の記事なんですが、周りから見たらこの頃からまったく変わらずだと思う。

でもね、今では自分の中ではこの頃より更に更に研ぎ澄まされて、進化したこの感覚を持ってます💕

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でね、やっぱり私は物を選ぶ基準って、実用性とかではなく心ときめくかどうか、それに限ります。

便利だからとか、

コンパクトだから、

とかに全然惹かれない。

布ナプキンを私が使うのは、そういったことも関係します。

だから紙ナプキンの便利さというものには心動かされないのですよ。

自分が欲しいと思う、理想のナプキンをとことんこだわって作ったのも同じ。

女性が自分の体の為に使う物を、大切に使いたいと思える価値あるものにしたかった。

たかが布ナプキン、では無いのです。

モノづくりを通して、私が守りたい事は、

私の想い、理想をひたすら形にしていくことです。

他のどんな事が軸になっても、私自身はもちろん、お客様にとっても満足行くものはできないと思っているからです。

自社の縫製スタッフの効率化をはかる為に、専門の縫製指導の方にいらして頂いた事もありますし、縫製工場に依頼のご相談をさせて頂いた事もあります。

また、ワコールなどの大手の会社さんで長いこと指導されていた方などにいらしていただいたこともあります。。

そんな中で、私の縫製の仕上がりの基準が厳しすぎる、というご意見や、こんな大変な作りをしなくても良いのではないか？

もっと早く、簡単にできる方法に変えたほうがいいのでは？というご意見もたくさんいただきました。

もちろん品質を維持したまま効率化をはかる事は追求していますが、どこか一つでも妥協しなくてはいけないなら、それは選択に及びません。

作る側が楽な方を選んでしまったら、そこに真価は見えなくなってしまう気がします。

もちろん、縫製に長いこと携わっていた方々のご意見は、普通であれば取り入れていくだろう、とも考えます。

「お客様にとっては、あなたのこだわりを多少簡略化したところで、そんなに大差は無いよ」

と言われましたし。

でも、私自身が作り手の魂なり心意気なりを感じれるものにしか魅力を感じないので、きっとこれからも、このスタンスは変わらないと思います

大量生産、安易な選択、簡略化、そういったことの中では見えてこない充実感や達成感を感じれる仕事には、必ずもっと素晴らしいステージへの種があるものです。