<必勝戦略>

①下準備の徹底・・・vol.4

②成功の方程式を構成する3要素をブラッシュアップする・・・vol.5 

『情熱』 ・・・vol.6

『伝えるチカラ』・・・vol.7

③ランチェスター戦略
前編・・・vol.8
後編・・・vol.9

番外編・・・vol.10

④実践テクニック・・・(前編)vol.11 (後編)vol.12

 

必勝戦略③

ランチェスター戦略で重要な「差別化」とは?

 

『良い差別化』と『悪い差別化』

注意すべきは、自分の商品やサービスの本質を見極めた上で、差別化する必要があるということです。

 

悪い差別化の例を上げます。(良い差別化は下記の逆です。)

  • 簡単に強者にミートされてしまうような差別化(例:価格競争等)
  • ニーズのない珍しさだけを優先した差別化

 

では上記の考え方をRE:LORE™のブランディングに当てはめてみます。

超撥水という極めてデリケートな機能性をリアルクローズに施した唯一無二の「SMART STREET WEAR」ブランドと自らを定義しています。


現時点で同じコンセプトのブランドは存在していないという認識です。


現に『超撥水 アパレル』で検索するとRE:LORE™が上位表示のほとんどを占めます。

あの有名な大手様よりも上位表示されています。


まだ確立されていない「超撥水アパレル」というマーケットが、RE:LORE™における「局地戦」であり、「一点突破」でもあります。


局地戦や一点突破は『SEO対策』としても有効です。


次に「接近戦」ですが、RE:LORE™はカスタマーサービスに特に力を入れています。ブランド運営を行う私が直接お客様のお声をお聞かせいただくので、商品開発にすばやく直結できます。そのお客様との親密な距離感がRE:LORE™の強みです。


ブランド規模の拡大に伴い分業は必須ですが、現状はまだまだこの体制で対応していきます。

RE:LORE™では、「一騎討ち」や「奇襲攻撃」に該当するような戦略は行っていません。

ライバルと戦うのではなく、できる限り戦いは回避する独自のブランディングを採用しています。

 

例えば撥水であれば安価な商品もマーケットには多数存在します。

それらの商品と戦うのではなく、撥水に+αの付加価値を複数持たせた独自のプロダクトを創ることで、同じマーケットで戦わないようにします。


差別化された付加価値(+α)を生み出すためには、時間とコストを圧倒的にかけ、トライアル・アンド・エラーを繰り返す必要があります。

 

この時間とコストを圧倒的にかけて商品開発するというスキーム自体が、他では真似のできない『RE:LORE™独自の差別化』となっています。


なぜ真似ができないかというと、非常に効率的ではないからです。

アパレルで商品開発する場合サンプルの修正は、1型当たり数分〜長くても30分程度で終わります。

 

それは毎月少なくとも50種類以上商品をリリースする必要があるため、物理的に1つの商品に時間をかけるということができないのです。

 

また大手であれば商品開発費以外に、役員、経理、人事、法務など商品価値を直接生まない部門に対しても多額の費用が必要です。

それらをすべて回収するためにも、時間をかけずに次々と商品開発していくことが求められます。

 

一方RE:LORE™は個人で運営しているため、無駄な経費がかかっていないので、納得できない商品を無理に創る必要がありません。


そのためブランド理念である『作り手が本当に欲しいと思えるレベルのプロダクトのみを厳選してリリースする』ということが可能となります。


作り手が本当に欲しいと思えるプロダクトを創るには、時間とコストが絶対に必要です。

 

RE:LORE™であればサンプルができたら実際に長期的な着用検証を行い、その間洗濯も数回行います。

このようにお客様目線に立って、約1カ月間徹底的に商品テストを繰り返します。

 

長期的な商品テストは、費用対効果の面だけで考えると合理的ではないでしょう。


しかし長期的な商品テストを行うことで、デザインだけではなく、機能面、素材の特性、着心地、使いやすさなど短時間の確認ではわからない点までしっかり検証することができ、結果としてRE:LORE™が追求している『長く愛用できるサステナブルなプロダクト』を創る最も合理的な方法になると信じています。

 

その結果下記のような嬉しいお言葉をいただいております。

 

 

 

「焦る」と「急ぐ」では意味がまったく違うと考えています。

 

急いでつくった商品の大半は粗悪品ではないでしょうか?

 

それはヒトがやることなので、当然のことであり、焦っても良いことはひとつもありません。


急いで商品をつくると、末端の現場では『焦り』が必ず生まれます。
この『焦り』が人為的なミスを誘発し、品質低下を招きます。


そのためRE:LORE™は十分な時間とコストをかけ、本当の意味でのクオリティファーストを実現しています。

 

昨今のアパレルは、QR(クイックレスポンス)と呼ばれる市場即応型の製造、流通システムを積極的に取り入れています。

つまりマーケットで売れている商品をいち早くキャッチし、それを模倣した商品をできるだけ早く、自社で生産、販売するというスキームです。


私はこのQRには未来がないと考えています。

 

正確に言うと一部の大手ファストファッションを除き、QRをしているミドルプライス以上のブランドは非常に厳しいと考えています。


短期的な利益だけをみるのであれば、QRは効果的だと思います。

しかし売れれば良いとだけ考えて生み出される商品にお客様を感動させるような魅力はあるのでしょうか?


お客様に魅力を感じていただけない商品をつくるブランドに未来はあるのでしょうか、、、。

 

そうは言ってもまだまだ未熟なブランドですので、RE:LORE™には課題が多いです。
しかし未熟ながらも、お客様に感動していただけるようなプロダクトを創るということに本気で取り組んでいます。

 

その甲斐あってたくさんのメディアにも掲載していただきました。


このこだわり抜いたプロダクトが、RE:LORE™の唯一無二の最強の武器(差別化)であり、ブランドとして存在する意義だと考えています。

 

この戦略に基づき3年の月日をかけ、『THE WISDOM DOWN PARKA』が完成しました。


このダウンジャケットは、定価57,200円(税込)もする高級アウターです。


RE:LORE™のブランド知名度であれば、この価格帯の商品を販売することは非常に難しいです。
しかし実際に累計で800着(約4,000万円分/消化率99%)販売させていただきました。


ひとえに応援していただいているお客様のおかげです。

本当にありがとうございます。


またご購入いただいたお客様からは、お褒めのお言葉も多数いただいております。(レビューの一部ご紹介


応援のお言葉も多数いただいており、今後の活動の励みになっております。
重ねて感謝申し上げます。


このように一つの商品(THE WISDOM DOWN PARKA)にだけ全勢力を投入すれば、大手ブランドのアウターと同等以上の売上をつくることも可能です。

 

『差別化商品による一点突破』

戦わないことで、結果として成果を得るというRE:LORE™の戦略です。

 

甘いと言われるかもしれませんが、できる限り戦わず、他ブランドともWIN-WINの関係を築けるように今後もブランド運営をしていきたいと考えています。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

次号(vol.10)では【番外編】強者のための『ミート戦略』について要点をご説明させていただきます。

 

ご覧いただけると幸いです。

 

RE:LORE™  川端