1円不動産の売買で多いこと | 不動産トラブルのお助けマンのおもしろおかしい日々の出来事

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難あり物件と日々向き合い、不動産業界の裏話も取り入れながら日々の出来事についてふと思ったことを書いてします

 みなさん、こんばんは。
不動産トラブルのお助けマン 田中です。

 今回は、1円不動産の売買で多いことについて。
今日は朝からお昼までは会社で事務作業、やってもやっても減ってる気がしないのはなぜでしょう?苦笑
ま、仕事がないよりかはいいととらえ、引き続き頑張っていこう。(^^)

 午後は、神奈川県平塚市の市街化調整区域にある第1種農地、現在は都内にお住まいの方がご所有されており耕作放棄地。

農地 いらない

その売却の契約のため、農地の隣にお住まいの方のお宅訪問。
そう、その隣の方こそが、今回の買主様。

 ただ、その農地の反対の隣には民家があるため、度々そちらの住人の方が「雑草酷いわね」と仰っていたことがあったそうです。
それを聞いた買主様はご厚意で今回の農地の草刈りを続けてきて下さったそう。
買主様、今まで草刈り等ありがとうございました。

 ちなみに今回の契約金額は、1円。
理由は、農家または農業法人しか購入出来なく、農地にしか使えない、買主様が限定される農地だから。
そして、1円不動産で多いことは、契約時に初めてお客様とお会いすることが多いこと。
なぜかというと今回の農地の案件もそうですが、ボランティア案件となり、かかった時間や労力を考えると赤字状態…。
だからそれ以上、赤字を増やさないためにも打ち合わせは極力少なく抑える、契約時にお客様と対面。
そのため、1円不動産の契約時には売主様、買主様がどういった方かわからないことが多く、いつもちょっとドキドキ。(笑)

 話が二転三転しますが、今日の初めてお会いした農地の買主様はとても誠実な方で安心しました。
実はお会いする前から買主様はしっかりされている方だな、と当初から思っていました。
理由は簡単、いつも連絡がちゃんととれるし、比較的早い段階でレスポンスがあるから。

ま、何はともあれご縁に感謝。(^^)
契約はめでたい!