みなさん、こんばんは。
不動産トラブルのお助けマン 田中です。
今日は夏季休業3日目。
……のはずなんですけどね。(笑)
朝から車に乗り込み、向かった先は神奈川県秦野市役所。もはや「夏季休業」という言葉だけが先に一人歩きしています。(^^;
でも今日は、どうしても確認しておきたいことがありました。
相続した実家は「未登記建物」
今月初めに当社で買取りの契約をした、秦野市の古家付土地。売主様が相続された実家なのですが、今回のポイントは、建物が未登記。そして売主様としては、相続した空き家を売却した際に使える可能性がある「譲渡所得の3,000万円特別控除」を利用したい。
簡単に言えば、「親から相続した古い実家を一定の条件で売却した時、売却利益から最大3,000万円を差し引いて税金を計算できる制度」です。3,000万円を国からもらえるわけではありませんよ。(笑)
ただ、使えるか使えないかでは税金が大きく変わることがあります。
ところが今回は建物が未登記。
「これって大丈夫なの?」
というところから、市役所の担当者の方々と資料を見ながら打ち合わせ。
結果としては、今回のケースでは、必要な資料を揃えていけば確認書を取得できそう。ひと安心でした。
不動産って、本当に「聞いてみないとわからない」ことが多いんです。
未登記だからダメ。古いからダメ。相続だから面倒。そう決めつけてしまうのは簡単。でも、役所に行って話してみる。資料を集めてみる。別の方法がないか聞いてみる。そうすると、意外と道が開けることがあります。
だから私は、売れない不動産の仕事ほど、
「まず動く」
ことが大事だと思っています。
秦野に来たら、やっぱり蕎麦!
買取り物件の調査もひと通り終わり、ちょうどお昼。せっかく秦野まで来たので、「丹沢そば 本店」へ。十割そばをいただきました。
これが旨い!
役所で税金やら未登記やら難しい話をした後の蕎麦。最高です。(笑)
こういう時間があるから、全国の物件調査も頑張れるんですよね。
午後は海老名市の「竹林」へ
お腹を満たして、今度は海老名市へ。これから動き出す案件の下見です。現地に着いてみると……竹、竹、竹。
見事な竹林です。しかも、市街化調整区域。さらに、急傾斜地崩壊危険区域。そして建物は建てられない土地。
第一印象は、
「たけのこはいっぱい採れそうだなぁ」
でした。(笑)
でも、不動産として考えると笑ってばかりもいられません。隣には住宅があります。
竹は放っておけばどんどん伸びる。越境するかもしれない。倒れるかもしれない。隣の建物などを傷つけてしまう可能性もあります。
だから、
「使わないんだから、そのまま持っておけばいい」
とはならないんです。空き家もそう。山林もそう。農地も竹林もそう。使わなくても、所有している限り管理は続く。
全国の「いらない不動産」を見ていると、本当にこの問題を実感します。
でも逆に言えば、
「建物が建たない竹林=価値ゼロ」
とも限りません。
たけのこを採りたい人。竹を活用したい人。隣接地の方。地域で何らかの使い道を考えている人。
不動産って不思議で、
売主様にとってのお荷物が、誰かにとっての宝物になることがあります。
今回もそんなご縁を探していきたいと思います。(^^)
会社に戻って、また仕事
海老名市から横浜の会社へ戻り、今度は今月契約予定の古家付土地の契約書作成。
夏季休業中に仕事をしているおかげで、少しずつですが仕事が片付いてきました。これはこれで気持ちいい。
ただ……
休みが終わった時に、
「休んだっけ?」
となりそうです。(笑)
今日の最後は熊本への寄付
そして今日最後にしたこと。熊本地震で被害を受けた方々の少しでも力になれればと思い、ふるさと納税を利用して熊本県八代市への災害支援寄付をしました。
今回の寄付は、代理受付をしている宮城県石巻市を通じて。石巻市といえば、東日本大震災で大きな被害を受けた地域です。その時、八代市が石巻を支えた。そして今度は石巻が八代を支える。
こういう話を知ると、
「社会って、こうやってつながっているんだな」
と思います。
私一人にできることは、本当に小さい。
でも、一人が少し。
また一人が少し。
その「少し」が何千人、何万人と集まれば大きな力になる。
不動産の問題解決も、案外同じなのかもしれません。
売主様。
買主様。
役所。
司法書士。
税理士。
土地家屋調査士。
近隣の方々。
一人では解決できないことでも、みんなの力がつながると前に進む。
今日もそんなことを感じた一日でした。
夏季休業3日目。
結局、今日もよく働きました。(笑)
でも、相続空き家の問題が一歩前に進み、竹林の新しい案件も見え、最後には誰かを支える行動もできた。
何気ない一日ですが、良い一日でした。(^^)
熊本の一日も早い復興を心より願っています。

