不動産トラブルのお助けマンのおもしろおかしい日々の出来事

不動産トラブルのお助けマンのおもしろおかしい日々の出来事

難あり物件と日々向き合い、不動産業界の裏話も取り入れながら日々の出来事についてふと思ったことを書いてします

昨日の18時。

会社で、横浜市戸塚区にある土地の残代金・引渡しを行いました。



司法書士の先生にも同席していただき、売主様、買主様、当社スタッフの廣澤、そして私。


みんなの事前準備がしっかりできていたので、


「はい、こちらお願いします」

「では次はこちらですね」


という感じで、本当に流れるように手続きが進む。

そして開始からわずか15分。

残代金の支払い、引渡しが無事に完了しました。

早っ!(笑)


でも今回、心に残ったのはここからでした。

この土地、実は以前、大手不動産会社から


「売れない」


と言われていた土地でした。

土地の前には通路があるものの、建築基準法上の道路ではないため、建物を建てることができません。


売主様も、


「このまま子どもたちに残すことになるのかな…」


と心配されていました。

でも私は思うんです。

建物が建てられないからといって、本当に誰も欲しくないのか?

そこで当社で買主様を探しました。

そして見つかった。

しかも引渡しの席で、買主様が売主様に、


「良い物件を買わせていただきました。ありがとうございます」


と。

これ、嬉しいですよね。

片方では「売れない土地」と言われていた。

でも、それを必要としている人から見れば「良い物件」だった。

不動産って、本当に面白い。(^^)

そして手続きがすべて終わり、ご挨拶をして、売主様と買主様が会社を出られました。


ふと外を見ると――


売主様が買主様に手を差し出していました。


握手です。


大手不動産会社から売れないと言われ、

「子どもたちに残すしかないのかな」

と心配していた土地。

それを引き継いで、有効に使ってくれる人が見つかった。

売主様、本当に嬉しかったんだと思います。(^^)


その姿を見ながら、廣澤と私も、


「良い取引になりましたね」


と。

なんだかこちらまで嬉しくなりました。(^^)


私はよく、


「売れない不動産」


という言葉を使います。

再建築不可、農地、山林、崖地、私道、空き家…。

確かに簡単には売れない不動産があります。

でも、

「売りづらい」と「誰も欲しくない」は、同じじゃない。

今回もそうでした。

売主様には不要になった土地。

それを「良い物件」と言ってくれる買主様。

そして最後は握手。

これこそ、不動産による縁結びなのかもしれません。

売れない土地って、本当に売れない?

これからも、とことん追求していきたいと思います。

昨日も良い仕事ができました。(^^)