ばね指や手根管症候群、母指CM関節症や腱鞘炎などのトラブルを抱えていると、小さいものを摘むのが難しくなることがあります。手や指が思うように動かなかったり、痛みが出るからです。
直径5~6センチくらいの球体(ピンポン玉サイズ)なら、親指と人差し指で摘めますかね?
直径1センチくらい(パチンコ玉サイズ)になるとどうですか?
直径6ミリくらい(BB弾サイズ)だと、ちょっと手強くなるかな?
直径2ミリ(ビーズサイズ)だと、相当厳しいでしょう。
どうにか摘んだとしても、その状態をよーく観察すると、多分、親指や人差し指が不自然に捻れていたり、指の腹ではなく、指の側面を使っているんじゃないかと思います。
対象の球体が小さくなればなるほど、より正確に北極点と南極点を押さえ、垂直方向に力を加えないと、うまく摘むことができません。親指が押す力と人差し指が押す力を結ぶ線が、地軸のように真っ直ぐである必要があるわけです。
地軸に少しでも角度がついていると、両極から入ってきた力が思わぬ方向に逃げてしまい、ずるっと動いてしまうからです。
高校の物理の土橋先生、見てますか~?赤点は取らないけど、平均点も取ったことがない澄夏が力学を語ってますよ~。成長しましたよ~👋
昔は摘めたのに、今は無理
ということは、先天的に関節の奇形があるわけではないですよね?
確かに、「老化が…」「更年期によるホルモンバランスの崩れが…」「酷使したから…」も原因かもしれないです。
でも、手や指の変な使い方が癖になって、変な方向に捩れてしまった筋膜が、変な位置で関節や骨に癒着してしまい、その結果、腱も変な方向に引っ張られて、変な動きになってしまっているのでは?と考えるのは変ですかね?うるさい、黙れ💢
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