テキサスでコロナ対策のストリップ劇場 | 【ヒト・モノ・カネをテキサスへ】

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アメリカで今、最も注目されているテキサス州
資産家たちはなぜ今、テキサスを買い始めたのか?
なぜ、トヨタはテキサスに拠点を移したのか?

8日連続200人以上の新型コロナウイルス新規感染者(本日309人)を出している東京都では、昨日(8月3日)から今月一杯(8月31日)まで都内全域の飲食を伴う飲食店とカラオケ店を対象に、午後10時までの営業時間の短縮要請を行っています。

今回はテキサスの魅力を一言で言い表す「なければ、創ればいいじゃないか!」(『ダラスにだって白い砂浜のビーチがあるよ』参照)らしい話題👯‍♀️

 

これがストリップの“ニューノーマル”! 米テキサスでストリップ劇場がドライブスルーに大変身 (2020/8/3 日刊サイゾー)

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店のマネージャーによると、現状では大儲けはできないが、従業員を雇い続けるためにこのサービスを始めたという(写真は「VIVID ジェントルマンズ クラブ」のHPより)

 

新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査では、密になるのを防ぐために、車に乗ったまま検体採取を行う“ドライブスルー方式”を採用している地域も多い。そんな中、コロナ感染者が世界で一番多いとされるアメリカでは、意外なビジネスもコロナ対策のためにドライブスルー方式を始めるようになった。

 

それは、裸の女性たちが観客の前で踊るストリップクラブである。

 

アメリカ南部・テキサス州ヒューストンにあるストリップクラブ「VIVID ジェントルマンズ クラブ」では、コロナ禍での店内の密を避けるために、ドライブスルー方式のストリップショーを始めた。

 

客は車に乗ったまま大きなテントの中に入っていくと、中はストリップダンサーと車の通路の間に鉄製のバリケードがあり、そのバリケードの向こう側でダンサーたちが踊っているのを鑑賞するというわけである。ダンサーたちはマスクの着用・不着用を自分で選択することができるが、車と舞台の間は十分に離れているため、どちらでも大きな違いはない。

 

車一台あたり2曲までの制限があり、2曲分のストリップダンスを堪能したら、テントから出ていく。また、軽食やドリンクも用意しているので、オーダーして車内で飲食しながらダンスを楽しむこともできる。

 

そして、客たちはダンサーたちのために通路脇にチップを置いていき、スタッフがあとで回収していく。

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週末ともなると、車の行列ができたという(写真は「ラッキー・デビル・ラウンジ」のHPの映像より)

 

実はこのドライブスルーストリップ劇場、この店が初めてではない。アメリカ西海岸・オレゴン州ポートランドのストリップクラブ「ラッキー・デビル・ラウンジ」は、新型コロナウイルスの感染拡大により営業停止命令を受けて一時閉店すると、フードデリバリーサービスを始め、半裸姿のダンサーたちが食べ物を家までデリバリーするという新たなビジネスを始めていた。

 

それをさらに発展させ、数週間後にはドライブスルーのストリップクラブをオープン。入場料30ドルを払い、フードを注文すると、テントの中に車で入り、ストリップダンスを楽しめるサービスを始めたところ、フードデリバリーよりも繁盛したという(現在は制限付きの通常営業に戻っている)。

 

今後、コロナの感染状況や治療・予防対策がどのように変わっていくかはまだはっきりと分かっていないが、いずれにしても、“アフター・コロナ”“ウィズ・コロナ”時代に備え、さまざまな業界がニューノーマルへの対応を求められている。それを逆手に取って話題にしてしまうところに、風俗産業のしたたかさが見て取れる。

 

 

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