テキサス州の変貌、米経済の重荷からけん引役へ(中)
(2018/5/8 THE WALL STREET JOURNAL by Sarah Chaney)
UBS のエコノミスト、ロブ・マーティン氏は「米製造業に関する数字を大きくけん引しているのは、実はテキサスだ」とした上で、「原油相場の上昇をにらみ、他の油田でも稼動が始まっている。パーミアン盆地が皮切りだった。油田の収益改善を背景にペンシルベニア、ノースダコタ、ニューメキシコの3州でも活動の拡大がみられる」と述べた。
労働省のデータによると、16年12月〜17年の製造業の雇用者数の伸びはテキサス州が1万6000人超と、全米一だった。
州の規模も一因だが、それだけで全て説明がつくわけではない。テキサス州では17年中ごろから製造業の雇用増のペースが全米平均を上回るようになった。12月の製造業雇用者数の増加率はテキサス州が前年同月比1.9%、全米では1.7%だった。
マーティン氏などUBSエコノミストらはリポートで、企業の投資拡大によって雇用もさらに拡大するとの見方を示した。
