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両親の老いについて 
また私が面した老いについて綴っています。



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老いを生きる 目次

 

 
 
 
 
先日  母  四十九日の
法要と納骨が無事終了しました。
 
 
気持ち的にもひと段落。
 
 
 
これまで 父のサポートとして
兄はお役所関係の手続き
妹と義弟は父の今後や終活について
私は返礼品の相談や遺品の整理をしてきました。
 
 
 
遺品整理の最中にね
母のタンスの引き出しから
こんな物が出てきたの。
 
 
初めて見た!
 
 
 
 
母が書いた 私の育児日記
 
 
 
 
そして
私の小学校1、2年時の
担任の先生からのハガキ
 
 
母が先生方に
手紙を書いてのお返事らしく
この育児日記のノートに挟んであった。
 
 
 
私の1年生の時の担任の先生は
母も子供の頃に習ったことがある
ベテランの女性の先生で。
 
 
母子二代でお世話になったのね。
 
 
けれど 
先生はまもなく病気が見つかって
確か2学期から
学校を休まれることになった。
 
 
このハガキは
ちょうどその頃のやり取りだろう。
 
 
これから治療に専念すること
 
回復して学校に戻りたいという希望
 
そして 
 休むことへのお詫びの言葉が書かれている。
 
 
 
 
 
 
先生は闘病されていたけれど
残念ながら  亡くなられた。
 
 
先生と一緒に撮った写真で
残っているのは
入学式の時のこれだけ。
 
 
 
実際に
先生と学校で過ごしたのは数ヶ月。
 
 
でも この先生のことは
物心ついてから 
初めて身近で感じた
すごく優しかった先生として 
今でも強く印象に残っている。
 
 
 
多分   先生が亡くなった時の
母の悲しみを覚えているのと
 
「あの先生はとっても優しいのよ」
 
と母からたくさん
聴いていたからだと思う。
 
 
 
 
もう1枚のハガキ
 
2年生の時の担任の先生も
とても優しくて
先生のお宅に
生徒みんなで遊びに行った思い出がある。
 
 
先生は写真が趣味で
2年生の終わりに学校にカメラを持ってきて
教室で三脚を立てて 
生徒一人一人と
記念撮影をしてくださった。
 
 
大好きだった先生。
 
 
 
 
ハガキの中にはこんな言葉があった。
 
 
このごろ  私たちは
「書く」ということを
忘れかけていることがあると思います。
 
書くことによって 
考えをまとめることができると思います。
 
その意味から
日記帳の効用があるわけで
恵理子ちゃんが作文を書いたり
発表したりする内容がよいのは
毎日 欠かさず日記を書いているから
ではないかなあと思います。
 
 
 
 
どういういきさつだったかは忘れたけれど
先生は1年生の時から
私が毎日書いていた日記を読んで
文末に感じたことを
赤ペンで書いてくださったのね。
 
 
決して添削するのではなく
私が書いたことを
 
「○○が出来て良かったですね」
 
なんて
共感する言葉を書いてくださったり
表現が良かった所に線を引いたり
何重もの丸をつけてくださった。
 
 
 
 
 
 
 
こんな風に
私の毎日の言葉に
先生は丁寧に丁寧に1日毎
コメントを書いてくださったの。
 
 
 
私は字や文章を書くことが好きなのだけれど
先生がこうして
 
書くことの大切さを大事にして
私が書いたものに
1つ1つ寄り添ってくださったこと
 
たくさん褒めてくださったことが
私の書く原動力になっていたんだ
 
と 改めて思った。
 
 
 
 
 
 
それから もう1枚
育児日記に挟んであった写真
 
 
これは
私が小学1年生から中学3年生まで
9年間通った
書道教室の書初め展示会の写真。
 
 
右下の黒衣の男性が先生です。
 
 
 
先生はお坊さん。
 
 
だけど
みんなの前で
大きなおならやくしゃみをしてね
 
まったく お坊さんらしくなくて 笑
 
 
優しくて 面白くて
ユーモアと温かさで
包んでくださった先生が
私は大好きでした。
 
 
字を書くことが好きになったのは
間違いなく 
この先生のお蔭です。
 
 
 
 
母は私の
生後2ヶ月から
5歳2ヶ月までの育児記録を
このノートに書いてました。
 
 
1つのことをコツコツ続けるのは
苦手だった母。
 
 
父も 
このノートの存在は知らなかったようで
 
「ばぁばにしてはよく書いた!」
 
と驚いていてね。
 
 
 
所々 
随分日にちが開いちゃってる所があって
 
「ずっと書かなくてごめんなさい」
 
なんて
日記に謝っているのも母らしい。
 
 
 
妹が生まれてからは
書く暇がないほど忙しかったのでしょう。
 
 
1年ぶりに書いた
日記の最後のページは
こう締めくくられていました。
 
 
 
 
四十八年  八月九日 (はれ)
 
 
毎日 うだるような暑さ
 
恵理子は此頃よく
どうしてとか どういう訳かとか
この世の中のすべて
はじめてぶつかるものに興味をもち きく
 
たとえば "気の毒"ってどういう事とか
この間も東町(母の実家)に行き
おじいちゃんがお葬式の帰りだったので
塩をまいたら 何故 塩をまくの とか
すべてが不思議らしい
 
本をよんでくれとせがまれる
 
なるべく読んでやって
お話しなくてはいけない!!
 
 
 
当時5歳の私はまだ漢字が読めず
母はここに書いてある通り  
夜寝る前によく本を読んでくれたっけ。
 
 
私が言葉に好奇心が強いのも
絵本好き 読書好きになったのも
母が原動力になっていたんだろうなぁ。
 
 
自分の源になっているもの
 
原動力って大事だね。
 
 
 
母が遺してくれたノートの中には
自分が知らなかった 
自分のことが
まだまだたくさん書いてあります。
 
 
 
【追記】
 

 

 

 
 
 
 

(紫)タロットカード 5 THE HIGHROPHANT 教皇

 

理知 真実 指導 経過

 

人に教え諭すことが出来る人 また

教えを得る時にある人が引く傾向のカード 

 

それは言葉での教えもありますが 

背中で示すという体現する方法でもあります

 

教え諭す時は 強く押し出そうとせず

教えを得る時も穏やかに納得するイメージです

 

優しく わかりやすく 人を導く(導かれる)力が

発揮されるよう意識してみましょう

 

時期を置いて 時間をかけて 

という状況的な意味で示される事もあります 

 

落ち着いて!

 

 

 

(藍)サイキックタロットカード 紫1 

Passion Ignited 燃え上がる情熱

 

熱い思い 高まり 好奇心

 

仕事 活動 恋愛… 

テーマは様々でしょうが

あなたの中から気力や活力が高まっています

 

感じるままのその思いを大切にしましょう

 

何とかしてやり遂げるのとは違う

自然に湧き上がる情熱は 

状況も好転させる力があります 

 

好奇心のおもむくままに  

上昇気流に素直に乗りましょう

 

現実的なアイデアや行動したいことがあれば

思い切ってチャレンジ!をお勧めします

 

 

 

(緑)パワーオブフラワーカード 29 

Fuchsia フクシア

 

大切な想い   好きなこと  子供時代 成し遂げる

 

あなたの心には

ずっと大切にしてきた想いがありますね

 

子供の頃好きだったことや

感動した経験が端を発しているようです

 

その想いをしっかり見つめ 

すくい取ろうとする限り

必ずサポートはあるでしょう

 

様々な状況に流されそうになったり 

足元がおぼつかなくなったりすることがあっても 

自分の意志を信じましょう

 

荒波に感じるその状況さえも 

あなたを精神的に強くし

あなたが新しい世界へ向かうための

サポートなのですから