2018年4月15日の記事を
加筆修正して再掲します。
 
 
 
 
 

前回の続きです。

 
 
 
直感カードリーディングの対面鑑定で 
人間関係において
 
「私は下から見上げるように人と接している」
 
「つい 相手が上で自分は下としてしまう」
 
と気づいたAちゃんとMちゃん。
 
 
言いたいことがあるのに
言えずに抑えてしまったり
 
本当は嫌だから断りたいのに
NOと言えなかったり
 
こちらから要望を伝えてもいい場面で 
なぜか相手に許可や承認を求めてしまう
 
 
そのような これまでの
 
「下手(したて)に出てしまう」
 
具体的な自分の行動を確認しました。
 

 

 
先に結論を言うと 
その根本にあったのは
 
親との関係でした。
 
 
特にお2人の異性関係でのお悩みは
 
父親との関係 
 
に起因していたのです。
 
 
 
2人共 ハッキリと
父親に恐怖を与えられた出来事
を体験していて
お1人は鑑定中にその時の実感がよみがえり
号泣してしまいました。
 
 
「その出来事は今までもちゃんと覚えていたし
 そんなに大変なことだとは思っていなかった」
 
「なのに なんで今になって 
 私 こんなに泣いてるの!?」
 
と自分が号泣していることに
ご本人がびっくりしていたのです。
 
 
 
彼女とお父さんの間であった
恐怖の出来事の詳細は割愛しますが
 
「それ 死ぬかもしれなかったよね!?」
 
と私が思わず言ってしまったほど
”怖くて危険な”こと。
 
 
もしも 状況が一歩違っていたら
命に係わる事件になった可能性があること。
 
 
 
なので 彼女が
 
「え? これって 
 そんなに大変なことなの?」
 
とそれほど気にしてなかったことに

逆に私はすごく驚いたのです。

 
 
 
 
でもね 
 
このような相談者の方 
今までにもいらっしゃったな
 
と思い出したのね。
 
 
 
「え? それ酷すぎるでしょ!!」
 
「本当にあるの??
 そんなドラマみたいなこと!?」
 
と私が絶句するような
家族内での凄惨な経験をしていながら
ご本人はいたって淡々と
人ごとのように話す方。

 

 

でも それはきっと

 

他人事にしておかないと

自分自身を保てなくなっちゃうから

 

なんだろうな。

 

 

 

この時 

号泣したAちゃんはご自分で

 

「フタが開いた」

 

と表現していましたが

このようなフラッシュバックの衝撃を

 

心の中でフタをして

「見ない」「大したことない」

としておかないと耐えられなかった

 

のだと思います。

 

 

 

けれど もうこの時 

彼女は大泣きしながらも

 

フタを開けて 中にあった

「恐怖を感じた過去の自分」を

落ち着いて見る準備が出来ていました。

 

 

ここまで来るのに

彼女は異性関係という同じテーマを

1年半も見つめ続けていたのですね。

 

 

 

これまでの鑑定中 

現状の悩みについてどうすればいいか

カードのメッセージも受け取って

 

「頭ではわかっているんだけど…」

 

と彼女は何度も言っていて。

 

 

でも なかなか受け容れられず。

 

 

私も他の点ではすんなり理解する素直な彼女が

どうして この異性関係については

こんなに頑強に抵抗するのか

途中で はなはだ疑問に思っていたのね。

 

 

それでも カードたちがずっと

 

「そのまま よくわからなくていい」 

 

「とにかく時間をかけること」

 

「色々な怒りや哀しみを感じたり思い出してごらん」

 

と言っていたのも これで納得。

 

 

彼女が大きな衝撃を

悩んでいる異性関係と結びつけて受け止めるには

充分な準備期間と

多くの怒と哀の体験

(ネガティブに慣れておくこと)が必要だったのです。

 

 

 

なので 

ひとしきり涙を流した彼女は

 

「父親が上で  自分は下
 その関係性でいることで確かに安心感を得ていた」

 

「だから 私は異性関係でも

   自分は小さな女の子で

 相手(男性)をお父さんのように大きな存在として

 下から見上げるように行動していたのか」

 

「やっと繋がった!」

 

と落ち着いて理解納得出来たのです。

 

 

 

 

もう1人のMちゃんも

親との関係で同じような

怒りと哀しみの入り混じった恐怖体験をしています。

 

 

そして 同様に異性関係について 

時間をかけて取り組んでいます。

 

 

 

まとめてありますが

お2人が次のように言っていたことも印象的でした。

 

 

「お父さんとのことで怖い思いをした。

 

 自分では反抗もしたし

 抵抗していたと思っていた。

 

 けれど それは諦めだったかも

 

 どうせ言ってもわからないだろう

 伝えても仕方がない と思っていた。

 

 

 それに 親は家を与え 食べさせてくれて

 学校に行かせてもらい 育ててくれた。

 

 だから お父さんが上で わたしは下

 と思うことにも疑問はなかった。」

 

 

 

親が上で 自分は下

としていれば

怖い思いもしなくて済むし 

わたしは安全。

 

 

子供という立場では

そう納得せざるを得なかったのでしょう。

 

 

 

私も先日 
この一連の親との繋がりを理解して
 
「本当によくぞ そこを通り抜けたね」
 
と お2人に敬意をもって伝えましたよ。
 
 
 
彼女たちに共通していた
 
異性関係のお悩みと 
父親との関係性
 
 
異性(人間)関係で
どうも同じパターンを繰り返しているような…
 
と感じる方は
父子(親子)関係に
根本原因がある可能性があります。

 

 

 

では号泣した彼女に

「父子関係」

として出たカードを提示しておきましょうね。

 

 


 

 

このカードは今までにも 

 

「座っているのが自分で

 立っているのは父親だと思う」

 

と言って この絵を見るなり

泣き出してしまった方が数名いたカードです。

 
 

このカードの絵を見て 

やっぱり涙が出てしまう方がいるかもしれないけれど

どうぞ安心してください。

 

 

 

「なぜ 彼女たちはこんなに怖い思いをしてまで

 人間(親子や異性)関係で悩んできたのか?」

 

 

その答えはちゃんと希望に繋がっているんです!

 

 

 

次回はその希望部分を書きますね。

 

 

 

つづく

 

 

下から見上げているわたし(3)
 

 

 
 

 

医者にかかる 癒し 教え

 

「迷惑をかけず 最後まで自分で!」

のあなたも素敵です ですが今の状況は 

違う方法があることを教えてくれています

 

どうにもならない時は人に頼りましょう

 

健康も疲れも「もう少しだけがんばって!」ではなく

お医者さんに行く ヒーリングや整体を受けるなど

早め早めの対策を心がけてください

 

気持ちや体調が落ちる時は

そんな自分に寄り添ってあげてくださいね

 

 

 

これも父親がテーマのカードです

 

 

(紫)タロットカード 4 THE EMPEROR 皇帝

 

リーダー 人間力 基盤   父親

 

周囲の状況に動揺しない堂々毅然とした姿勢

耳を傾ける余裕と自分を持っている器の大きさ

周囲の人々が信頼と献身を誓うほどの人間力

 

皇帝は一国の主

 

国を調和の元に治めるには 

上記のような精神性や人間的な魅力を

基盤として兼ね備えていないと 

人はついてきません

 

あなたも 

皇帝の要素を試されるようなことがあったり

実際に発揮して行動すべき時のようですね

 

 

 

「フタを開ける」

分かりやすいカードはこちら

 

 

(黄)アールヌーボーカード 8 棺

 

見ないようにしてきたこと 暴く 強さ

 

あなたはとても勇気のある強い方ですね

 

その勇気を発揮する時がやってきました

葬り去ったものが暴かれる時が

 

棺の中に入っているのは 

おどろおどろしいもの

 

あなたの弱点や嫌いな所など 

当然見たくないもの

 

でもその中身をしっかり見つめ

受け容れたあなたは

少々のことでは動じない

さらに強いあなたになるのです

 

 

~ たまゆら占いより ~