こんにちは。

魂響 たまゆらしょせん 恵理子です。

 

 

両親の老いについて

また今 書いておきたい続きです。

 

 

老いを生きる(1)両親の老い

 

老いを生きる(2)老いの容量

 

老いを生きる(3)母の衰え 認知症

 

 

 

 

 

今年になって毎月 

私は実家に行っています。

 

前の月に行った時より 

その月は認知症の母が出来なくなっていることが

さらに増えてました。

 

MRI検査をしたところ 

脳が収縮していることも確認されて

母の記憶の容量はこれからも減っていくと思われます。 

 

 

先月行った時は 

母の糖尿病のインシュリン注射のやり方を

 

「旦那さんが覚えてください」

と病院の先生に言われた

 

と父に聞きました。

 

 

そして 今月初めに実家に行った時

注射はかろうじて自分で出来ているものの

注射前の血糖値を計る

計測器の操作がおぼつかなくなっていて

 

「あれ?次どうするんだったっけ?」

 

と迷う母。

 

 

父が横について一緒に操作し

 

「ああ そうだった そうだった」

 

そんな状態。

 

 

時に 父の指示に母が怒り出すこともあって

わからないって言うから教えてるのに

理不尽なことこの上ない。

 

 

母としては 

今まで出来ていたことが出来なくなったり

すぐに忘れてしまう 

 

そんな自分に嫌気がさして

父に当たってしまうのでしょう。

 

 

認知症がもっと進むと 

自分が出来なくなったことや

忘れているということ自体わからなくなるようで

気持ちを逆なでられながらも 父は

 

「今の状態はまだいいんだと思う」

 

と言ってます。

 

 

 

 

「認知症だから仕方がない」

 

とは言っても 

理性が飛んでしまった母からの攻撃的な言葉や

上に挙げたような理不尽な出来事が積み重なってくると

 

そうも言っていられないと私は思う。

 

 

認知症の人への対応は

 

「本人を否定しないこと」

 

 

それも ごもっとも。

 

 

父は理不尽さも対処法も心得て 

よく忍耐しています。

 

 

 

でもね やっぱり人間だもん。

 

感情が抑えられなくなる時だってあるよ。

 

 

月に1回 数日行くだけの私が

母のあまりにも理不尽な言動に耐えられず 

毎度ケンカ。

 

 

結局は素直な部分も大いにある母が

自分の理不尽さと私の本意を理解してくれて

仲直りしたんだけどね。

 

 

これが毎日の父はそりゃストレス溜まりますわ。

 

母は父に 

そこまで素直にならないことの方が多いみたいだし。

 

 

最近は実家に行った時も

度々電話で話をする時も

父は 不満 大放出DASH!

 

 

以前は私 

自分は愚痴を言わないようにしていたし

人の愚痴を聞くのが嫌いだったのだけど

まったく愚痴を吐かなかった父が 

愚痴言いまくりなこと

 

今はね 嬉しく思っているのです。

 

 

本人を否定しないでほめること

本人に怒ること 

誰かに愚痴を言うこと

 

どっちもありでいいよって思う。

 

 

バランスって 

こうして両極端をやって取れるものなんだなぁ 

 

とも思ってね。

 

 

 

 

なんだかんだ 

ほめたりバトルしたり 

凸凹の性格で

 

「なにそれ コント?」

 

というような出来事を毎日繰り広げている父と母。

 

 

どんなに母が父に迷惑をかけようが

父は母をこうして外に連れ出したり 

美味しいものを食べさせようとしたりしてる。

 

 

もう買物にも病院にも1人では行けないし

母は父がいなかったら

生きてはいけないでしょう。

 

 

それでも 

 

「お父さんはね 

   私がいなきゃ生きていけないのよ!」

 

と豪語する母に

 

「じゃあもし 

   パパが倒れるようなことがあったらどうするの?」

 

と聞いてみたら

 

「そんなことは絶対にないからビックリマーク」 

 

だって。

 

 

「そんなことになったらどうしよう…叫び」 

 

とも思わないみたい。

 

 

「お父さんはこれからも私の面倒見てくれるから~ドキドキ」 

 

となんの心配もせず のたまう 母。

 

 

その矛盾 その自信 

 

アッパレですあっぱれ

 

 

 

 

 

ああ 今日は

違うことを書くつもりだったんだけど

書き始めたらこんな方向に行っちゃった。

 

 

書きたかったことは

「延命治療」について。

 

 

この間観た映画 

「世界から猫が消えたなら」も 

ある意味 延命治療だったしね (悪魔の)

 

 

改めて また書きます。

 

 

老いを生きる(5)延命治療

 

 

 

 

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均衡を保つ 調和 変化

 

物事には調和がとれる状態があります

 

あなたは 今の自分の心の状態も

起きている出来事に対しても

バランスをとって調和を保つことが出来ます

 

バランスが崩れていると感じることがあるならば

やり方や考え方を変える時なのでしょう

 

状況があなたの力を引き出しているとも言えます

調和と安らぎに向けて持てる力を発揮して下さい