ADHDハートカルタ

 

 

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今日は 「る」

 


 

 

瑠璃色(るりいろ)って こんな色

 

 

「瑠璃色 無料画像」の画像検索結果


 

西洋では 聖母マリアのローブの色 

とされたのだとか



ラファエロ作 大公の聖母

 

 

瑠璃色の紺碧の海や 

聖母の深みのある青いローブをこうして見ていると

言葉を超えて伝わってくるものがありますね。

 

見た人がどう思うか どう感じるかも 

それぞれ違うのでしょうね。

 

瑠璃色って 調べてみたら

「加工の過程で色合いが変わるのは当然」

と書いてあって

どうやら確実な定義はされていないみたい。

 

Wikipedia より

 


このカルタを創った時

「る… る… るがつく言葉なんかないかな~」

と言っていた息子なので 

「瑠璃色」は単なる思いつきだったのでしょうが

 

ADHDの子どもたちの心のきれいさは

一言で言えるものではなく 

それぞれ違って異色なので

言いえて妙な表現だったんだ と感じます。

 

 

 

↑の2つの写真は

 

「青い海」

「赤ちゃんを抱っこしているお母さん」

 

とだけ見ることも出来ますね。

 

 

でも 人間は想像力や知識があれば

「あんなに濃い青ならばきっとこの海は深いのだろう」とか

聖母マリアとキリストに今後起こる出来事を知った上で

この絵から慈悲や慈愛を感じられるのですよね。

 

 

 

私が息子のADHDを通して学んだことの1つには

こういう表面的だけではない 

深い「見方」をすること  があったと思います。

 

 

表面的だけ見ると ADHDの子供たちは

じっとしていられないとか 

他の子が出来ることが出来ないとか

「問題」と思えることはたくさんあるのね。


 

それだと「ない」ものばかりに注目してしまうことになる。

 

 

学校の評価というのも多少の違いはあるものの

ある程度対象項目は決められているんじゃないかしら。

 

この項目にADHDの子どもたちが評価されるものは

少ないか ほとんどないのではないと思う。


 

 

息子は醤油を新しいメーカーに変えるとすぐ気がつくのですが 

味覚を評価されることは家庭科の中でもありませんでした。 

 

 

本やテレビで見たことでは

 

絵具を混ぜて本物の動物と同じ色を再現する才能や

街並みをある一定時間見ただけですべてを覚えて精巧に描く才能

電話帳の電話番号をまるまる一冊分記憶する才能など

 

サヴァン症候群と言われ 

映画「レインマン」でも

天才的な記憶力・計算能力として描かれていますね。

 

 

でも これらはやはり 

学校の評価や試験で点がつくものではなくて。


 

この極めて異色な力であるオリジナルの輝きを

社会的に結びつけられたら

本人も大好きで得意なことを仕事に出来るし 

周囲の人々にも喜ばれ

みんなにとって幸せ。

 

 

そういう世の中だったら

大多数のオールマイティな人たちも 

より自分らしさに気づきやすくなるし

 

みんな きれいな心のまま 

言葉を超えた深い部分で

つながり合えるんじゃないかな。

 

 

個性って突出しているけれど 

突出する場面は実は少なく

自分では気づきにくいし 

でも他の人は気づいてあげられる

 

そんな矛盾した秘められたものなのかもしれません。

 

 

表面的には見えにくい  ありのままの個性に気づけるよう

海の深さや聖母子をおもんぱかるように

目の前に見えるその人や状況の向こう側を 

想像力や培った知識で見る(感じる)ようにしていきたいです。

 


 

 

参照:ADHDボーダー息子の育児日記
 

 

 

次回は 

 

(れ)んしゅうすれば ちゃんとできるようになるんだよ

 

 


 

(橙)ソウルメイトカード 1 Heart ハート

 

そのままのあなたを大切に

 

心のままに ありのままに在る時 

あなたは光り輝いています

 

どんな感情でも 思いでも

自分自身を 自分の気持ちを 大切にしましょう

 

そのままのあなたを認めれば

自然と花が開くようにハートもゆるむでしょう

 

ハートは輝くまま ここにあります

あなたの真性の光を見つめてみてくださいね