こんにちは。

魂響書占 たまゆらしょせん えりこです。

 

 

息子のこと(1)

 

息子のこと(2)

 

息子のこと(3)

 

息子のこと(4)

 

息子のこと(5)

 

息子のこと(6)

 

 
 

 

 


先月中旬から 

息子は八王子の実家で両親に 

誕生日の27日まで

「目を離さないように」

見てもらうはずでした。



ですが 

息子の誕生日10日前

急に母が痛みを訴え  段々具合が悪くなり

息子のことを見てもらえる状況ではなくなりました。


 

というわけで 

息子は一旦

夫と娘の目のある市川の自宅へ。


 

母は病院に行き

昨年11月に家の中で転び

胸を打ったことが原因で

今になって背骨に影響が及んだ

「圧迫骨折」と診断されました。

 



折れているのは背中の骨


なのに 

どうも母の証言がおかしい…

 

 


父曰く

 

「痛みの出る所は

   折れている背骨の部分じゃないし

 内部からの痛みじゃなくて

    外側の皮膚だと言うんだ。

 それがまた 痛む場所が毎晩変わるんだよ。」


と。

 

 

病院の先生も


「背骨治療のコルセットが

   身体に当たっているのかも」


と言いながら 

母の痛みの出方には首をひねっていて

はっきりした原因はわからなかったそう。



 

そして その後 

母の様子はもっとおかしくなりました。

 

 

決まって夕食の最後の方 

あともう1口2口で食べ終わるという所で

母は泣きわめくほどの痛みに

襲われるようになったのです。



驚いた父が


「今から救急病院に行って診てもらおう」


と勧めても 母は頑強に拒否。


 

「お風呂に入れば治る!」 

 

と言ってきかない。

 

 

「そんなに痛いなら風呂はやめとけ。

 すぐに休んだ方がいい。」

 

と言う父に

 

「お風呂は入る!

   それですぐに寝れば治る!」

 

と母。

 

 

 

仕方なく 

父はお風呂の支度と夕食の後片付け 

母の布団の用意をして

 

母は宣言通り 

お風呂に入って

その後は静かに就寝

 


…しましたとさ。

 

 

 

この同じ状況が3日続いている

と父から電話がありました。

 

 

父は


「もしかして内臓の病気なんじゃないか」


と この時まだ心配していましたが

私は「違うと思う」と言いました。

 

 

なぜかというと

息子が小学校2年生の時

初めて登校拒否をしていた頃の状況

母の様子がそっくりだったからです。

 

 

 

12年前

 

息子は朝 

激しい頭痛や腹痛を訴えました。


 

でも 登校時間が過ぎて

「今日は学校お休み」と決まると 

その後は元気。

 

 

そんなことが何日も続き 

いくつか病院を回り 

MRIなどの詳しい検査もして 

身体の病気ではないことがわかり

 

「精神的なことが原因だと考えられます」

 

と児童精神科を受診することになったのです。


 

その時 主治医の先生のお話では

 

「息子さんは仮病ではなく 

 本当に痛みを感じています。

 そのことは理解してあげてくださいね。」

 

とのことでした。

 

 

 

息子はこの時

学校を休みたかったのですね。

 


でも  風邪でも何でもないのに

ただ休むことなんて出来ない。

 

そこで 身体が痛くなることで

学校が休めることになった。

 

 

これは息子が頭で計算して

意図してしたことではありません。

 

お医者さんがおっしゃってた通り

息子は本当に痛がってました。

 

 

頭は介さず

(学校を休みたい)

という心の声を身体が表現した

のだと私は解釈しています。

 

 


当時 私は今とは違って


「子供を学校に行かせなければ!」


という気持ちがゴリゴリに強かったので

ずる休みさせるようなことは

決してできなかったのです。

 

 

 

私は父に 

息子のこれらのことを話していましたし

父もテレビかラジオで

この手の話を聞いたことがあったようで

母の症状について

 

「そういえば 思い当たる…


 確かに どんなに痛がっても 

 お風呂はなんてことなく入っているし 

 その後はケロッと寝ているな…」


と照らし合わせていました。

 



そして  翌日

あることを思いついた父は実行に移し

その日の夜 父から電話がありました。

 


「えりこの言う通りだったよ。


『急ぎの仕事を仕上げないと間に合わないから』


  と今日は夕飯をさっさと済ませて

  席を立って仕事場に入ったんだ。

 

  お店に入ってから 様子を見ていたけど

  ばぁば 今日は痛みが出なかったよ。」

 





 


ここ1年ほど 母は急激に衰え 

心身共に”容量”が大幅に狭まり

小さくなった  と感じます。



一緒に暮らしている父も

11月の転倒から

「なお一層小さくなった」

と感じている と。

 


 

母は


「若い時はこんなこと

   お茶の子さいさいだったのに」


が口癖となり 

 

「ああ また忘れちゃったあせる


とテンパッて

出来ない自分をなんとか出来る自分にしようと

必死でがんばっているように見えました。

 


これは父と話しての解釈ですが  母は

「父に甘えたい」気持ちがあるのだと思います。

 

もちろん心の奥で

自分でも気づかずに。




母としては


出来ない自分を認めたくない


でも どうがんばっても

自分の思い通りには体が動かないし


片付けものとか  お風呂掃除とか

もう やりたくない! 

 

きっと ここが

言いたくても言えないのでしょう


 


その相反する気持ちが葛藤して

泣きわめくほどの痛みを発することで

自分の本心を表明

 


「父が夕食の後片付けをする」


「掃除は父がして 母が先にお風呂に入る」


 

ことが確定すると

その後は痛みも治まり元気に眠れる^^

 


 

だけど その願いが

今はどうしても叶わないんだなと

自分で納得したり

その願いをも越える嬉しい希望が見えると

痛みは出なくなる



あの頃の息子とやっぱりおんなじでした。

 



当時 息子に

「明日はママは

 どうしても出かけないといけない用事があるの」

と前もって伝えておいた時や


学校でのオリエンテーションなど

息子にとって楽しい行事がある時


大好きな女の子と遊ぶ約束があるなど

嬉しい予定が決まっていた日

 

息子 痛みは出ず 

朝からちゃんと登校出来ましたから。

 



母にとっての

オリエンテーションや嬉しい予定は

大好きなテレビ番組だったようで 

その時間はピタリと痛みが治まったようです。

 


後日 痛みの最中でも

好きではない歌手の時は激しく痛がり

お気に入りの歌手の時はピタリ!と痛みが止まる

なんて 思わずこっちが笑ってしまうような

スゴ技も出たり

 

自分が先にお風呂に入ると決まって

やり残している家事を父に説明する時は

痛みも忘れ シャキシャキ歩いて 

サッサと指令を出していたと。


(by父言)


 

 

このことを 

ちょうどメールをくれた

27年来の心友に話した時に

彼女はこう言ってくれたのです。

 


「お母さんはりゅうくんのことを

    担ってくれているんだと思う。

 

 りゅうくんの”生きたい身体”と

   ”死へ向かおうとする魂”が葛藤しているのを

   痛みとして担ってくれてると思って

 お母さんに優しくしてあげてねハート☆

 

 

この言葉でハッとした∑(゚Д゚)
 

 


振り返ってみると

母が痛みを訴えていたのが

決まって夜8時過ぎ。


 

りゅうの出生時間 

8時24分にかぶっていたのです。

 

 

 

両親にこのことを電話で話した所

父は「ありえることだ」と納得してくれて

母には特にありがとうの気持ちで言いました。

 

 

「きっとりゅうの痛みを

   ママが受け持ってくれてるんだね。


 でなければ 20歳までの残りの時間 

 りゅうはすごく苦しんでいたかもしれない。


 でも 今すごく元気だよ。

    ママのお蔭だよ。」

 

って。

 



そしたら誕生日の前日 母から


「家に来ても大丈夫。」


と電話が入りました。

 

 

父の話によると

あれだけ 私と息子を迎える自信はない

と痛みにもしょげていた母が

あの日 電話を切った後 

 

「私がりゅうを助けてるのビックリマーク

 

と俄然張り切り出したそうな。

 

 

重ねて息子からの

 

「オレの誕生日に 

 ばぁばとあのカフェ行って

 一緒にケーキ食べたかったなぁショートケーキ

 

このひと言が効いたみたい。

 


母  「カヘ  行こう!行こう〜!」って

テンション一気に爆上がり。


 

孫パワー&ニンジンぶら下げ作戦が

大きく功を奏したようです^^

 

 

 

結果 

息子と私は息子の誕生日当日の27日

無事  八王子に行き 

母も元気に迎えてくれ

当初の予定通り 

カフェで誕生日前祝が出来ました。

 

 

 

「大丈夫!

   流れに任せればなるようになる(^-^)v」

 

この言葉と一緒に 

やはり心友が言ってくれたことなのですが

 

この日は私

母にどうこう言うのはもうやめて

ただただ息子が20歳になった喜びを

家族で味わうだけにしました。

 


 

 


この日の夜 

母はやっぱり痛みが出ちゃいました。

 

 

息子の出生時間の5分ほど前から

胸の辺りを押さえて激しく痛み出し

父 私 息子で 母の対応と 

後片付けや布団の仕度

(しないと母が落ち着かないので)

 

母がお風呂に入って寝床につくまで

少々時間がかかりました。

 



息子20歳のご報告がすぐに出来なかったのは

こんな経緯があったからなのです

(言い訳^人^)

 

 

報告記事を待っていてくださった方もいらして

とても嬉しかったです 


 

ありがとうございます

 

そして ごめんなさいでした。

 

 

 

母が痛みに耐える姿は

心友が言ってくれたように

息子がてんかん発作を起こした時 と同じく

生と死が身体と魂として葛藤しているように

私にも見えました。

 

 

本当は私が代わるはずだった所を

母が痛みとして

受け持ってくれたのかもしれません。

 

 


落ち着いて布団に入った母に

 

「りゅうが痛みもなく20歳越えられたよ。

 ママのおかげだと思う。ありがとう。」

 

って言いました。

 

 

母は「良かった 良かったよ」って。

 


 

 

 

私と息子で


「また○○へも ☆☆へも行こうね音譜


とたくさんニンジンをぶら下げてきたのでにんじんディープスカイ


「元気になるからね! 

 また行こうね! 待ってるよラブラブ

 

と母  ご機嫌。




父は痛みのある母を労わり

出来る限り家事を受け持ち 

母を先にお風呂に入れ

都合よく痛みが出ていることに

母本人が気づかないことを

 

「もう笑うしかない。 

 ニンジンいっぱいぶら下げて 

 ゆっくりやって行くよにんじんにんじんにんじん

 

と言ってました。

 

 

ニンジンや父や

同居の兄一家の助力を得ながら

母が痛みから完全に解放されることを祈ります。

 

 

 

今回 母は「痛み」だったけど コレ

あらゆる考え方に当てはめられると思います。

 

 

ポイントはここコレ


 

物事の見方   捉え方


その出来事をどう見るか目

 


見方や捉え方次第で

同じ出来事を


良いことにも

悪いことにも

元気が出るパワーにも

落ちこむ原因にも

ありがとうの感謝にも 

それはおかしいと責めることにも


どうとでもすることが出来る

 

 


自分で選択できる 

自分で決めていい

 


何をどう捉えるかは自由なんだもの

 

 


カードリーディングで

私がメッセージとしてお伝えしているのも

主にこの部分。

 

 


今回  私はそのメッセージを

カードではなく  心友から受け取りました。

 

 

「ご家族みんなで 

 ただただ喜んでお祝いしてねクラッカー

 

と対策まで完璧に。

 

 


幸せへのサインはこの世にあふれているひらめき電球

 

ちゃんと届けられる

届けてくれる人(メッセンジャー)がいるありがとう

 

 

そのことも改めて感じた息子の誕生日でした。

 

 

 

息子のこと(8)

 



 

(黄)アールヌーボーカード 17 コウノトリ


二面性 視点を変える 冷静に見極める

 

物事を多角的にみつめることが大切な時です

 

白黒 陰陽 善悪 表裏一体

 

どちらか一方しか見ていない時には気づけないことに

 

今のあなたは気づき 理解することが出来ます

 

ポイントは冷静に落ち着いて

客観的に物事を見ること

今までとは違う視点から見てみること

 

その出来事によって

あなたの人間性も高まるでしょう
 

 

~ たまゆら占いより ~

 

 



アールヌーボーカード  27  手紙

 

落着き ゆったりと   客観視

 

何か知らせがあったか 今後届くでしょう

 

内容が問題と思われる時  大切なのは 

この女性のように

冷静な心持ちでゆったり構えることと  

その出来事を客観的に見ることです

 

良からぬことに対して

動揺し感情的になって慌てふためくことも

冷静に落ち着いて対処することも

どちらでもあなたは選ぶことが出来るのです

 

今後起こる出来事に対する

練習の可能性もあります


ゆったり 悠然とした姿勢を

心に留めておきましょうね

 


~ たまゆら占いより ~