こんにちは。 eriko です。


続きです。  


 

色めがね①

 

色めがね②




Yちゃんの話を進める前に

私の「色めがね」失敗談をお話しします汗

 

 

もう10年前になりますが 

それまでとても仲が良かった友人に

とってもひどいことをしちゃったんです 

私。


 

momiji*     momiji*     momiji*


 

14年前 

私は見知らぬ市川の地へ引越して来ました。

 

 

そんな私に

1番最初に声をかけてくれて

なにかと親切に気を配ってくれて

色々な場所へ案内してくれた彼女とは 

すぐに仲良くなりました。

 

 

その後 

同い年だった息子たちが幼稚園に入園。

 

彼女を含め 

ママ友の仲良しグループが出来ました。

 
 

彼女はいつもムードメーカー。

 

 

趣味が多彩で物知りの彼女は 

面白おかしく色々な話をして

私たちを楽しませてくれて 

みんなで集まると 

笑顔と笑い声であふれてました。

 


母子で集うそのひと時が

本当に楽しかったですオンプ

 
 


おつき合いをするうちに 

彼女とはプライベートな話をしたり 

心の内を打ち明けたり 

個々に話をするようにもなりました。

 

 

でも この時 私は

今のようにOpenではなかったため

自分のことを話すより 主に聞き役。

 

 

相談してもらえることが嬉しくて 

 

「うんうん それではてな」 

 

なんて笑顔で応対してましたニコニコ

 
 

 

ある時 彼女の話の内容が 

同じ仲良しグループの

ママの話題になったことがありました。

 

 

どうも 彼女は

その人をよく思っていないことがあるようで

私には悪口に聞こえるようになりました。

 

 

(その場にいない人の悪口を話すのは嫌だな) 

 

という気持ちがありながらも

その頃 ”いい人”をしていた私は

彼女の話を聴き続けました。

 
   

ですが だんだん 

その話を聴くのが辛くなり…

 

 

しばらく悩んだ末に

 

「でも やっぱり 

 ここは自分の本当の気持ちを伝えようびっくり」 

 

と決意。

 


「伝えなければびっくり

 

くらいの勢いに高まりましたドンッ

 

 

 

「彼女がなるべく傷つかないように」

 

と考えに考えた末に

手紙で伝えることに決めて

言葉を選んで 何度も書き直し 

彼女に渡しました。

 

 

 

その手紙の内容は次の通り。

 

 

『せっかく仲良くしている間柄なのだから 

 ちゃんと本当の気持ちを話せばわかるはず。

 

 私じゃなくて 

 気持ちを相手本人に伝えてみたらどうか。

 

 いない人の話をするのを聴いたことで

 もしかしたら 私もいない所で 

 そんな風に言われているんじゃないか

 と思ってしまったこと。
 

 表面的に仲良くすることも

 出来るかもしれないけれど

 私はあなたと本気で付き合いたい

 と思っていること。

 

 だから 本音を伝え合いませんか?』

 

 

 

その本気を表すつもりで

手紙を書いたのですが

 

「私の考えは正しいびっくり」 

 

という思いがたくさん含まれた

文面だったと思います。

 

 


「彼女とこれからも

 仲良くお付き合いしたい」 

 

という気持ちは

もちろん本心でしたが

 

この時 

私が彼女を見る時にかけていた

「色めがね」

 

「この人はいない人の悪口を言う人」

 

だった。

 


なので どんなに 

 

「あなたと本気で仲良くしたいからこそ 

 この手紙を書いたんです」 

 

という姿勢でいても 

女神山のワークで感じたようなトゲトゲしさが

きっと手紙から

にじみ出てしまっていたのでしょう。

 

彼女が私の手紙を受取って 

かなりのショックを受けたことは

別のママから伝え聞きました。

 

 


彼女からはこの直後に 

私の思いに向き合う旨の返事を受け取りましたが

彼女は私のことがとても怖くなったと思います。

 

 

私も自分で決めた上での行動でしたが 

本当にそれで良かったのか…

 

後々ずっと

その思いにさいなまれました。 

 

 

 

 

以降 お互いに避けるようになり

約1年 

彼女とは1言もしゃべれませんでした。

 

 

それまで とにかく

「人に好かれたい!」と思う私だったので

この1年は本当に辛かったです。

 

 

その辛さは

彼女も同じだったはずで

手紙を渡したら 

そうなることは予測も出来ました。

 

 

でも 自分の気持ちに

嘘をつき続けることが出来なかった…。

 

 

 


他にも選択肢があったかもしれないけれど

この時は

 

「伝えて本音で付き合うか」

 

「伝えずに付き合いをやめるか」

 

の白黒どっち!?

的な二者択一しか思いつきませんでした。

 

 

これも 生き癖あせる

 

 

今思うと お堅くて生真面目過ぎて

重い伝え方でしたね。

 

 

 

 

彼女とは1年後にもう一度 

手紙ではなく

今度は面と向かって

ちゃんと話し合いました。

 

 

私は自分の思いを伝えたことで 

彼女を傷つけてしまったことを心から謝りました。

 

 

誤解や思い違いもあったのですが 

それらも この時の話し合いで解けました。

 

 

 

彼女は

「傷ついたのも確かだった」

と言いましたが

 

それでも 私に

「伝えてくれて ありがとう」

と言ってくれました。

 

 

そして やっぱり 

 

「あの手紙は重かった」 とも。

 

 

 

私を正面から受け止めてくれた彼女を改めて尊敬し

話せなかった1年分 2人で色々話して和解。

 

 

その日は何度も

彼女と一緒に泣いてしまいました。

 

 

 

momiji*     momiji*     momiji*

 

 

 

あの時 私は彼女を

 

「この人はいない人の悪口を言う人」

 

という色めがねをかけて見てしまったことで

彼女の1面だけにフォーカスしてしまい

 

「私を気遣ってくれる優しい人」

 

「ムードメーカーとして 

 いつもみんなを楽しませてくれる人」

 

などという彼女の素敵な面を見れなくなりました。

 

 

気がかりな部分にばかりフォーカスして

彼女を否定してしまい

彼女の1面1面を受け容れ 

全体としての彼女を見ることが出来ませんでした。

 

 

 

この一件があってから

寛容さを持って人を見ること

を心に誓いました。

 

 

また 

相手を変えようとはしないことも。

 

 

 

あいのことだま  愛のメッセージに包まれて 安心&リラックス                                          Healing Home Harmony  

 

 

 

1枚1枚の葉が違う色だからこそ 

美しいグラデーションを醸し出す 

1本の紅葉もみじ

 

 

人もそう。 同じ。

 

 

色んな違う部分を持っているからこそ

その人は素晴らしい。

 

 

 

結果として 

彼女とのこの件は辛かったけれど

 

「あってよかったこと」 

 

と整理したのですが…

 

 

 

でも 実はこの10年 

心の中の「あってよかった」その棚に

スッキリと納まっていた訳ではありませんでした。 

 

 

モヤモヤと

なにかひっかかっていて…。

 

 

 

 

今回Yちゃんは私の目の前で

このひっかかりを

解き明かしてくれることになったのです。

 

 

 

~ つづく ~

 

 

色めがね④ 

 

 

 

 

(藍)サイキックタロットカード 青1 

Triumphant Success 輝かしい成功

 

覚悟 意志 貫く 

 

あなたは何かに対して「やるぞ!」という

強い覚悟をお持ちなのでしょう

 

剣から出ている光は

使い方を誤らないようにと言っています

 

カードでは使い手の姿が見えていませんが

どのような想いで剣を使うかが大事ということ

 

剣は武器にもなり得ることを忘れずに

完璧を強く求めるあまり 主張が強過ぎたり

攻撃的にならないように気をつけましょう

 

また 立てた意志がくじけそうな時

言い訳として振りかざさないようにしましょう

 

 

 

(黄)アールヌーボーカード 21 山

 

俯瞰する おおらか いくつもの道

 

今は1つの物事に

ギューッとフォーカスするのではなく

高い所から広く見渡すように

全体像をつかむのが良さそうです

 

今考えている他にも対策はないでしょうか?

思い込んでいるその気持ちは本当に確かでしょうか?

 

現実的に山を見る 山に登ることも一案

 

気づいていない「なにか」に気づけるかもしれません

おおらかな視点で再考してみてくださいね

 

 

~ たまゆら占いより ~