何度かの「今年最後」詐欺のあげく、本日が多分本当に今年最後の県外漁盤。倉敷天満屋にて水曜日まで開催のセールに突撃。土曜日仕事で日曜日は用事ありだったので、もう美味しそうな盤は掘り尽くされているやもしれず、参加を迷いましたが、松山のモア・ミュージックがまたジャズの輸入盤を持ってきていることの期待と、千葉のドロップスが面白いものをもってきているのでは、との夢想で参戦を決定。
この2店をチェックしたら早々に切り上げて岡山に移動してもう一掘りするべ、と目論んでました。が、やはり掘り出すと楽しくなってしまうのがレコマンのレコマンたる所以。気がつくと3時間以上掘っており、荷物を担いで岡山をウロウロする気力もないので撤収としました。 
和モノとHIPHOP以外を満遍なく見ましたが、やはり事前の予想通り期待の2店でかなり掘れました。今回は女性ジャズ・ボーカルを買ってみよう、と面白そうなものをセレクト。終盤には有名ロック・アルバムの国内最終アナログ・プレスという、もし聴いて音質が悪かったら即死するヤツが出現。思い切って買いましたがジャケットもボロくてこのオネダンどうよ、的な。 
エサ箱の前をウロウロしていたら向こう側にお客と話している見覚えのあるオジサマが。この方、岡山・倉敷エリアのレコード屋、グリーンハウスの元社長さんでした。ワタシがじ~っと見ていると、こちらに気づいたようすだったので軽く会釈。何回か書いているように最後にお会いしたのは、社長を引退される前に倉敷の「レコード屋」にて、コーヒーを奢っていただきました。店番ではなさそうだったので、様子を見にこられたのかもしれません。抑圧された中・高生時代の唯一の救いが倉敷グリーンハウスでプログレのCDを買うことだったので、ある意味こんなことになっていることの原点かも。そういうのも含めてグリーンハウスには感謝しかありません。 
帰りの瀬戸内海はやや暗めでした。