
最近ロックのオリジナル盤を聴いていてコレもプレイ。ご存知宮殿のUKオリジナル盤のマトリックス2/2。これも昨日のジェスロ・タルと同様のOrlakeプレス。Orlakeプレスについての詳しい解説があったので貼っておきます⇩。
もう一つはイコライザー・カーブについて。
このアルバムのUKオリジナル盤はフォノグラム系のスタンパーを使用していると考えられ、フォノグラム系の親玉であるフィリップスはAESで再生音が良い結果となることが多いため、AESが良いのではと考えてあらためて今回検証。一番違いが感じられるのはA面では2曲目「風に語りて」で、AESで再生すると奥行きのある立体的な音像になります。
マト2盤とそれ以外のプレスの違いでワタシが一番注目するのは「エピタフの歌が始まってすぐのスネアの迫力」。これはUKオリジナルのマト違い、アメリカ盤、MFSL盤、マスターテープのコピーだというオープンリール・テープなどいろいろ聴きましたがマト2の「バシン!」という迫力に比肩するものはなし。
と、いうことでこのアルバムについてはUKマト2の人気がいまだに高い、というのは故なきことではないのかな、ということに。
ちなみに「初版かどうか」という点については、「最初にOrlake工場に最初の〜千万が発注されて発売されたが、ビートルズのアビー・ロードを超えるくらい売れ始めたので、他の会社にも委託して増産体制がとられ、その時に提供されたマザーのマトリックスはA2B3やA2B4だった」というのがもっともらしいストーリーですが、増産体制に入った後にOrlake工場に委託し、たまたま使う予定のなかったマト両面2が提供されてしまった、という可能性も。
ただし、マト2盤が入っているジャケットは内側の青色が鮮やかなものが多く、ワタシはマト2初版説を採りたいと思います。

