
これは地元レコード屋にて発見盤。
おっUK盤だ〜しかもステレオの黄&黒レーベルだ〜珍し〜と思いましたが、このときに何か違和感が。この違和感の正体は後でわかるのですが、とりあえず情報収集を開始。
フムフム、ジャケットは見開きで内側取り出しタイプ。わりと背が広めで上下に絞り加工があり、この絞り部分が破れているのが多いですが、これは破れないですね〜。善き哉善き哉。
フムフム、カンパニー・スリーブが ついてますね〜、でもコレ後の方のヤツですね〜、サージェント・ペパーズのジャケットが載ってるじゃ〜ないですか。よくEMITEXインナーから入れ替えられてるんですよね〜これは減点か?
フムフム、レーベルの表面を光に反射させてTAX CODEを探して・・・ないな。まあないのもあるけど・・・
フムフム、マトリックスは両面1ね〜スタンパーは・・・なんでこんな進んでるの?この辺りで「?」が増えてきます。何かを見逃しているのか・・・と思ったその時、違和感の正体にようやく気づき。
それはレーベル表記にあり。ビートルズのアルバムのUKオリジナル盤では、3枚目のハードデイズナイトからセンターホールのすぐ上に「SOLD IN UK SUBJECT云々」というおそらく64年頃に始まった再販制度、つまり発売一定期間すぎたら安く売りますよ〜という表記、いわゆる「リセール・マーク」が印刷されるようになります。(ステレオ・モノラル共通。参考までに貼り付けときます⇩)
先日来日していたディープ・パープルの2枚目は69年発売でUKオリジナルはEMI傘下新興レーベル、ハーヴェストからでしたが、初期プレスのみレーベルにリセール・マークが印刷されてます。このことからも、この表記が外れたのが69年の途中からであることが推測されます。このあとパーロフォンは黒&銀レーベルに変わるので、このデザインが使用されたのは数カ月でしょう。
これに気づくと、スタンパーが進んでいることや、後期仕様のインナースリーブがついていることに得心がいき、違和感の正体がようやく判明したのでした。
ビートルズの初期アルバムのUKステレオ盤は一応何枚か持ってますがあまり聴いてこず、今回もあまり期待してなかったのですが、存外にコレは良い音。特に右チャンネルにギターがまとまってますが、この音がジャキジャキいっていてカッコよいのです。リンゴのドラムな左チャンネルですがこれまたカッコいいなあ、と。この時期のアルバムはモノラルが基本とは思いますが、ステレオも捨てがたい、と再認識しました。
あと気になるのは店がレーベルの特殊性に気づいていたかどうかですね。気づいていてあのオネダンなら超良心的だな〜みたいな。

