「経済的自殺」が当たり前になってきている変な世の中 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 「経済的自殺」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?

 

 COP28(気候変動枠組条約締結国会議)で各国が約束した二酸化炭素排出量の規制のために、再生可能エネルギーをもっと利用しようとか、カーボンニュートラルとかわけのわからないことを言うポリコレの会議ですが、これをまじめにやればやるほど経済的に自殺行為になります。

 

 太陽光も風力もそこら辺にいっぱいあるものですが、とても希薄なのでそれを凝縮しなければエネルギーとして使えないので、一見経済的に有効に見えても実は全く不経済なものなのです。

 

 太陽光発電を蓄電すれば家庭用の電気は賄えると思いますが、産業用の電気は全く使い物になりません。太陽光発電を推進している人の意見を聞くと産業用は全く触れず、家庭用の電力だけをいう人ばかりです。わかっているのです、その人たちも産業用の電気は賄えないことを。

 

 しかし、その人たちはいろんな意図があって真実を糊塗し、でたらめを言っています。

 

 山本太郎や河野太郎に代表される太陽光利権を持っている人や日本を貶めようと思っている人たちがいます。これは太陽光発電をすればするほど日本は貧しくなるのに、自分たちの利益や日本の国益を害するために真実を隠ぺいしているのです。

 

 山本太郎はわかりませんが、河野太郎はそれなりの頭を持っているので、いかに太陽光発電が国家の基幹電力とならないことは重々承知なのです。でも、実家が日本端子という会社の利権を持っているので、太陽光発電推進派の旗頭になっていますね。

 

 山本太郎や立憲共産党などは日本の原子力発電技術や地層処分の方法が世界水準になってしまったら困るのです。だから徹底的に反対しています。この人たちは政治家を名乗っていますが、CHINAの工作員と言っても過言ではありません。

 

 原子力発電の有用性は各電力会社の電気代に如実に表れていますよね。九電・関電などは北海道や沖縄や東北電力に比べて圧倒的に安いのです。それは高騰した燃料費の支出が少ないからですね。もう当たり前のことになっていますが、それでも危ないと騒ぎ立てる情報弱者が多いのに辟易します。

 

 日本は地震大国であり、各地に活断層が存在します。そんなことは百も承知でその上に建設しているのです。竜巻の影響は少ないけれど津波の危険性もあるのはわかっているのです。福島第一でもう少し早く対策を打てていたら何も問題起きていませんでした。

 

 地震では原子炉は安全に停止しているのです。全く損傷も起きていません。ただ、その後の津波で全電源喪失をしたために水素爆発が起きただけのこと。その原因はちゃんと解明されています。その後の安全対策を施した全国にある原子力発電所では、幾重にも重層防御がなされているのです。

 

 さらにもっと安全な原子炉も開発されていますから、反対ばかりではなく、そういう新型の原子炉に置き換えていくことを検討するのも政治家の役割だと思います。

 

 飛行機から下界を見るとあちこちに太陽光パネルが敷き詰めてあります。

 

 これぞ環境破壊の権化と言っても過言ではないでしょう。

 

 ご存じのように森林は二酸化炭素を吸収し、酸素を輩出してくれます。その自然のメカニズムを破壊してどうして環境にやさしいと言えるのでしょう。

 

 地震にも弱く、下手に触ると感電の恐れがあるので、壊れた太陽光パネルの撤去作業も難しいのが問題になっていますね。

 

 トランプさんが大統領になったら、このCOPから脱退すると明言しています。日本も一緒に脱退したらいいのです。

 

 エネルギーがなくて誰が困るか?

 

 一番の弱者ですよ。最貧国ほど燃料費の高騰は痛手です。これは家庭に置き換えたらすぐにわかるでしょう?

 

 できるだけ安く大量の電気があったら、いろんな産業が興せますが、停電ばかりするところに誰も投資せず、雇用も生まれないのは経済学の常識です。

 

 また国内の資金を海外に流出させたら、国内はどんどん貧しくなっていくのは常識です。江戸末期に、為替をよく理解しなかった徳川幕府が金銀の交換比率が国内と海外では大きく違うにもかかわらず、窓口を開けてしまったものだから、国内の金が流出し、ハイパーインフレになって徳川幕府はつぶれてしまいました。

 

 金:銀の国内比率は1:4でしたが、国際的に1:16であり、16枚の銀貨を持ち込むと4枚の金貨と交換でき、それを上海にもっていくと銀64枚となります。それを金に変えると16枚となります。こうやってどんどん金が海外に流出していったので、日本はどんどん貧しくなったのです。

 

 それでハイパーインフレが起こり、米騒動や 幕府の信頼の失墜などで明治維新が起こったのです。

 

 それと同じことをCOPという枠組みや反原発という反日の活動家がうごめいているのです。

 

 欧州もだんだんそれに気づいてきて脱原発から活原発に変わってきています。

 

 電気自動車も売り上げが鈍化し、ガソリン車、特に日本製のハイブリッド車が注目されています。いまから電気自動車の時代だといった評論家はどう申し開きをするのでしょう?

 

 空飛ぶ自動車?事故は起きないと思っているのでしょうか?その電気はどうやって作る?

 

 きちんと論理を積み重ねていけばすでに破綻しているのに、いまだに原発怖い、だから再生可能エネルギーだと言っている人たちは思考停止をやめて、ちゃんと動かすべきだと思います。

 

 つまり、ちゃんと科学を勉強しろと言うことですね。

 

 そうしないとどんどん貧しい人が増えてきて、それをネタにまたれいわ新選組が党勢を拡大しようとするのでしょうが、論理を逆回転させれば、れいわの支持者が増えれば増えるほど、日本はさらに貧しくなっていくことです。

 

 あ、そうそう、CHINAはCOPなど全く気にしていませんね。ここで厳しくすればするほどCHINAに利することになるのを日本も気づかねばならないと思います。

 

 歴史に学ばない国民は滅びるのです。