還暦後の人生は楽しくてしょうがない | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 私は現在66歳です。

 

 自分が若いころ、66歳と言えばもう立派な高齢者でした。そしてそんな年になれば、もう人生ほとんど終わっていると思っていました。皆さんはいかがですか?

 

 しかし、現在の私の生活は面白くてしょうがないのです。

 

 収入に関しては明治生命に勤務していた時の方が圧倒的に多かったのですが、数字やめんどくさい人間関係に常に煩わされてきました。それでも自分のやり方を通してきたので、それなりにサラリーマン生活を謳歌していました。

 

 47歳で早期退社、別に不祥事を犯したわけではないですよ、なんかサラリーマンの生活にとても魅力を感じなくなってきたのです。もっとあの時にまじめにやってればよかったとか、あの時に上司と喧嘩しなければよかったと思い出すことはあっても、後悔はしていません。

 

 というのも会社を辞めて福岡に戻ってきてすぐにお仏壇のはせがわの社主である長谷川裕一氏に出会うことが出来、誘われるがまま早朝勉強会に毎週出席するようになりました。

 

 そこは谷口雅春先生の『生命の実相』という本を輪読し、感想を述べあうという経営者の会でした。大学時代にアメリカ人宣教師からキリスト教を教えてもらっており、その後も転勤先で教会を探して毎週日曜日の礼拝に参加していたこともあり、キリスト教に関しては新参者ながら他の人よりも知識と理解がありました。

 

 その時に生長の家の谷口先生の仏教や神道についての内容を読み、長谷川氏の仏教に関する深いお話を聞き、深い感銘を受けました。それが面白くて朝の弱い私としては珍しく5年間ほど一回の遅刻も無しにその会に参加したのです。

 

 すると面白いものでちょっと知識が増えると次々に次のことを知りたい欲求が生まれます。そうです、この勉強会を通じて「知ることの喜び」を知ったのです。

 

 本を読むだけでなく、長谷川氏をはじめ、尊敬できる人生の諸先輩方のお話を聞くのが楽しくてしようがありませんでした。もちろん私もキリスト教との比較を話したり、自分で学んだことを言うようになりました。

 

 でも、毎週一回も欠席しないことを続けたことが大きな信用になって言ったのです。どんなに偉そうなことを言っても約束を守らない人は信用されませんね。

 

 長谷川さんから色んなご縁を戴いて神職や僧侶の方とも知り合いになりました。その時に発揮されたのが「質問力」でした。

 

 好奇心旺盛な私は専門家に話を聞くのが嬉しくてたまりません。当然それなりに私も勉強しているので、その質問は「実相」に迫る質問だったりするので、神職や僧侶の方々も真剣に応えてくれます。

 

 それを聞く私の仲間もその質疑応答の面白さにひかれて真剣に聞くという「場」が生まれるのです。

 

 するとまたその仲間が面白がってほかの方々に紹介してくださり、色んなご縁が繋がっていきました。それが50代でした。

 

 60代になってそれがどんどん大きくなってきました。

 

 でも、それを自分が有名になるためには使わず、困った人を助けるために使うようにして行きます。これも長谷川さんの影響が大きいのですが、その時に親身になった話を聞いたり、解決に向けて奔走したりしたことが今に大きく繋がっているのです。

 

 もちろん裏切られたこともたくさんありますが、最近はその人たちがかわいそうで仕方ありません。まあそれもそれで人生の選択ですから、私がとやかく言うことではありませんが・・・。

 

 5月4日には大川市にある関家具の関会長とコンビを組んでこの時期しか獲ることのできないエツというお魚を筑後川下流に屋形船を浮かべて皆で大宴会をするという「エツ狩り」を楽しみました。

 

 もう15年以上続けているのですが、関会長が故郷である大川市をもっと広く知ってもらいたいという気持ちから始めたのですが、費用は関会長もち、私は人を集める係として毎年エツ漁が解禁されるこの時期に開催してます。

 

 昨年は門田隆祥先生をお招きしました。

 

 今年もいろんな人をお招きしたのですが、今年は本物の和製ジャンヌ・ダルク 杉田水脈衆議院議員をメインゲストに据え、招待者約40名を集めました。

 

 すると元衆議院議員長尾たかし氏や西川のアネゴが連れてきた北九州のT氏、それから常連となった九電のM元会長やJR九州のI元会長をはじめとしてその人がメインなるようなお歴々が集まってくれました。でもそればかりじゃ面白くないので、キレイどころや元気な若者や若手の経営者なども取り混ぜての大宴会となりました。

 

 もちろん長谷川御大も参加されていましたが、嬉しかったのは「これだけの人物を集めるのにお金をいくら積んでも無理だ、君の信用があるからできた」とほめていただいたことでした。

 

 私としてはマスコミから叩かれまくっている杉田議員を少しでも励ましたいと思いがあり、長尾たかし元議員にも国政に復帰してもらいたいし、北九州ももっと元気に、唐津も元気に、柳川も人吉ももっと元気になってほしいと思っているので、人と人を繋げることが私のお役目と思って人選しました。

 

 どうしても乗船可能な人数制限があるために、40名に絞らざるを得ず、まだまだ呼びたい人がいるのですが、会としては40名くらいがちょうどいいのでしょうか、初対面と思えないほど盛り上がっていました。

 

 杉田議員も発言内容でとやかく言われることのない愛国者の集まりだったので、安心して杉田節をさく裂させていました。

 

 そして今私たちが目指している高市早苗総理大臣が実現した時に、この杉田水脈さんや長尾たかし氏は側近として十分に力を発揮してもらわねばならないのです。そのためにも真の愛国者の塊を全国各地につくり、草莽崛起をしなければならないと思っております。

 

 このように66歳ってまだまだひよっこなのです。まだまだすることがいっぱいあるのです。

 

 長谷川さんが82歳ですが、私よりも筋骨隆々としています。石原さんは自分の知らないことは素直に聞いていただけます。松尾さんは大将として風格を備えた存在感があります。

 

 この方々を見るとまだまだ一杯活動できる時間があると思うのです。

 

 最後に私の好きな寓話で締めたいと思います。

 

 ウサギと亀が競争しました。どっちが勝ちましたか?

 

 油断せずにコツコツ努力したから亀が勝ちましたね。ここまでは誰もが知っています。

 

 しかし、なぜウサギは亀に油断をしたのでしょう?

 

 ここが本当は大事なのです。

 

 ウサギは亀に目標設定を認めに、油断をしたので負けたのです。

 

 もしウサギが自分自身に目標設定していたら?

 

 ぶっちぎりでウサギが勝っていましたよね。

 

 サラリーマンの定年の60歳や65歳をゴールとしていたら、66歳の私はこんなに充実した時を過ごしていません。

 

 人生の大先輩、そして年齢に関係なく活躍する人を敬う気持ちがあれば、どんなに地位の高い人でも、若い女性とでも楽しく交流ができるのです。

 

 そのためには、自分自身の殻を破って一歩前に出ましょう。

 

 若い人は、自分自身のガラスの天井を設けないで常に学ぶ心を失わないようにしましょう。

 

 私も昨日は孫たちとスーパーマリオブラザーズの映画を見に行き、自分自身をそして仲間を信じることの重要さを改めて学び、この子供たちの未来のためにも素晴らしい祖国を残すことをしなければならないという使命感を再認識しました。

 

 そして夜は23歳の若い女性と電話で一時間くらい人生について語り合っていました。

 

 こんな楽しい人生ってあるでしょうか?

 

 努力を積みかさねることの大切さをつくづく感じます。