アメリカの国連人権理事会からの脱退を支持する。 | 井上政典のブログ

井上政典のブログ

 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 アメリカのトランプ大統領は19日、国連人権理事会からの脱退を発表しました。

 

 英断だと思います。

 

 その理由が;「米国のヘイリー国連大使は19日の発表の際、同理事会が「長年にわたって人権侵害の加害者を擁護し、政治的偏見の温床になってきた」などと批判した。ヘイリー大使はこれまでも同理事会の現状に問題があると論じ、理事国選出の基準を厳格化し、人権侵害国を除外することなどを主張していた。 」です。

 

 ポリティカルコレクトネスからいえば、「何たる暴挙」「トランプは人権意識が欠如している」と騒ぎ立てていますが、国連人権理事会なるものが本当にその名前のような機能を持った機関なのかを理解する必要があります。

 

 ウィキペディアで「国連人権理事会」と検索してください。

 

 そこでその国連人権理事会がどのような働きをしているのかが簡単にわかります。

 

 極めつけはCHINAが次のように語っていることです。

 

 >>>引用開始

 

 中国の立場としては「人権理事会などのメカニズムが作業を進めることを支持する。世界全体で人権の保護を共に進めている。中国は今後も、各方面と共に建設的な対話と協力を通じて、国際的な人権関連作業の健全な発展のため、自らの貢献をしていく」と述べた。

 

 >>>引用終わり

 

 CHINAと言えば、私から言わせてもらえば世界で一番人権を踏みにじっている国だと思います。チベットやウイグルなどの周辺諸国を武力で侵略し、そこに住む人々の信教の自由や生活の自由を奪い、さらには言語や歴史や文化なども奪っているのです。

 

 チベットでは無抵抗主義のために自らが焼身自殺を遂げてCHINA政府の暴挙に反対の意を文字通り命を懸けて抗議する行動が後を絶ちません。皆さんも動画で配信される僧侶などの焼身自殺の生々しい残酷な映像をご覧になったことがあるでしょう。

 

 彼らには言論の自由はありません。抗議のデモをする自由もありません。すべての手段は奪われ、あと残ったのは自分の命を燃やすことで世界にアピールすることしかできないのです。

 

 ブラッドピットが主演した『セブンイヤーズインチベット』という映画をご覧ください。これが一番よくチベット問題を理解する糸口になるはずです。

 

 インドに亡命中のダライ・ラマ14世猊下がたびたび来日されて日本の支援者主催による講演会を実施されていますが、マスコミはどこも報道しません。CHINAに阿っているからです。

 

 またウイグルの人たちは必死に抗議行動を別の形で行っています。テロです。

 

 テロ行為自体は決して許すことのできない卑怯な行動ですが、ウイグルの人たちにとってテロしか抗議をする道が残されていません。彼らも発言の自由や信教の自由を奪われ、生活する糧までも奪われ、ウイグル族という民族も漢民族からの同化によって失われようとしているのです。

 

 東京では7月1日にフリーウイグル!中国政府の人権弾圧糾弾デモが新宿区西新宿7-14の柏木公園で午後2時集合、2時半出発のデモが行われます。主催は日本ウイグル協会です。

 

 関東近郊にお住まいの方はぜひデモに参加するなり、近くで応援するなりしてほしいと思います。残念ながら私は福岡からデモの成功を祈念しています。

 

 デモの成功って何でしょう。それはウイグルで激しいCHINA政府による人権弾圧が長年にわたって続いていることを日本国民に知らしめることです。

 

 こういう事実を知っていれば、いかにCHINAが理事国である国連人権理事会が全く機能しておらず、左巻きの連中の巣窟になっているかがわかるでしょう。

 

 2008年には慰安婦問題の完全な解決を日本政府に要求しています。

 

 ご存知のように慰安婦は先日追軍売春婦のことでけっして日本軍が武力で女性たちを拉致し、日本軍兵士の性の処理奴隷にしたのではありません。その事実をきちんと調べもしないで一方的な見解で日本政府に意見しています。

 

 これ以外にも日本に対していくつかの批判をしていますが、世界一の人権蹂躙国であるCHINAには何の指摘もされていません。

 

 中東問題にしても、イスラエルとガザ地区の問題でパレスチナ側からの意見だけを取り入れ、いつも悪者にされているのはイスラエルです。

 

 しかし、現実はパレスチナ側から毎日何発もロケット弾がイスラエル側に打ち込まれています。それをイスラエルは「アイアンドーム」という徹底した防空システムで撃ち落としているのです。だから夜空に花開く花火のようだと先日開催した元駐日イスラエル大使のエリ・コーヘン閣下の講演会でお話されていました。

 

 ロケット弾の射程は短く飛んできたらあっという間に着弾します。それをイスラエルのアイアンドームシステムは着弾地点を瞬時に計算してそこが人の住む地域だったらすぐに撃ち落とします。でも、何にもないところだとわかると何もしません。

 

 なぜなら迎撃用の兵器もお金がかかるから費用対効果を考えて迎撃しているのです。さすがユダヤ人の合理性ですね。

 

 愛国者の中にもユダヤ人に対して警戒感を持っている人もおられますが、エリコーヘン閣下が言われていた面白い話があります。

 

 「もしユダヤ人が神様を信じていなかったら、CHINA人と一緒だ」という話です。ユダヤ人の持つしたたかさ、がめつさ、商売上手のイメージがぴったりですが、でもユダヤ教の神様を信じているからCHINA人のような究極のエゴイストにはなれないという意味です。

 

 話を元に戻しますが、何度も攻撃を受けて万が一イスラエル国民に被害があった時には、敢然と反撃をします。ハイテク化された兵器を使って国防意識の高いイスラエル兵士があっという間に攻撃し、被害を与え、撤退します。

 

 すると日本のマスコミをはじめとする世界のマスコミはすぐにイスラエル軍が無辜の市民を攻撃して一般市民に多大なる被害を与えたと血まみれの子供や女性の映像を映して報道します。

 

 しかし、攻撃の前にはイスラエル軍は一般市民がそこから非難するように警告しているのです。しかし、なぜかいつも女子供が被害を受けます。

 

 なぜでしょう。

 

 それはパレスチナ側がわざと攻撃対象の地区に女子供を押し込めているとのことです。イスラエルを悪者にするためにパレスチナは自国の国民を使って被害者面を演出しているのです。

 

 そういうことを私は聞いていますが、現地にいるジャーナリストは攻撃された場所にいるために、俯瞰して物事を見ることができず、泣き叫ぶ子供の声や子を失って嘆き悲しむ母の姿しか目に入りません。

 

 両方の立場から見るべきだと思いませんか。

 

 しかり国連人権理事会は全くそんなことはしません。だからきれいごと好きなオバマ政権と違って、本質を常に見抜き、実利を追及するトランプ大統領は百害あって一利なしと判断したのです。

 

 日本にとっても同じことが言えます。北朝鮮の拉致問題をかろうじて取り上げていますが、何の行動も起こされていません。それよりも国連人権理事会が日本を批判する方が多いのです。そしてその見解は国内の左巻きの応援団となっているのが現状ではないでしょうか。

 

 いつの間にか「人権」と名のつくものにたてつくことはタブーとなりました。

 

 Human Right が人権と訳され、左巻きの錦の御旗となって日本の左傾化がどんどん進んでいっているのが現状です。

 

 LGBTですか? そういう病気の人もいます。だからと言って男性の体のまま、女風呂や女便所に出入りすることを認めることが果たして社会秩序を保つためになるのでしょうか。

 

 こう書くとまた差別主義者だと言われそうですが、敢えて書きます。そういう病気の人は周りの人が思いやりをもって接してくれているはずです。私の周りにもいましたが、見て見ぬふりをして普通に接していました。決して差別をしたり、気持ち悪がったりしたことは私だけでなく、私の仲間にはいませんでした。

 

 その人は普通に生活をし、普通に同性のパートナーと暮らしていました。

 

 もう周りも気付いているのですが、誰一人としてそのことを話題に出して非難したり、差別したりする人は少なくとも私の周りにはいませんでした。その人も自分の主張をするわけでもなく、普通に生活をし、仕事をしていました。

 

 そうです、「人権」という変な言葉を「思いやり」という言葉に置き換えれば全く今まで通りに普通に生活できるのです。それをあえて波風を立てたり、自分から周りに壁を作ったりするが理解できません。日本社会というものはおおらかな社会だったはずです。

 

 権利を主張することは間違っているとは思いませんが、無用な壁を自分を作り、他の人の理解が及ばない存在になることも多々あるのです。

 

 普通に一所懸命に生きてください。周りもありのままに受け入れて思いやりをもって接してくれるはずですよ。

 

 また大幅に論点がずれてしまいました。

 

 世界の潮流だとかといって一部の現象をさも全世界がそうしているように言うのが左巻であり、日本を壊そうとしている人たちです。その壊そうとしている人たちは世界の秩序も壊そうとしています。

 

 秩序が壊れ、世界が暗澹たるものになれば、一番困るのは一般の国民であり、子供や老人の弱者です。

 

 左巻き、特にわかりやすいのは共産党の主張を取り入れて政策を組んだらいったいどうなるかよくわかるはずです。

 

 それを「人権」という一見反対できそうもない言葉で主張されると普通の人は怯みます。

 

 でも、弱い人のために人権を守るという人たちほど、弱い人のことなど考えていないということに早く気づきましょう。

 

 パレスチナでは一番弱い女子供を犠牲者として演出し、とはいっても実際に血が流れ命が失われているのですが、同情した諸国から援助を貰って国?を維持しているのです。

 

 長い間その指導者だったアラファト議長が亡くなったらその遺産争いが繰り広げられました。一般の国民は最貧国の貧困にあえいでいるのに、また外国の援助がないと成り立たないのに、その指導者の莫大な遺産は醜い争奪戦になったのです。普通の日本人の感覚では理解できないでしょう。

 

 この際日本も国連人権理事会から脱退を検討すべきです。ユネスコもしかり。

 

 そもそも国連という機関が当初の目的を果たしておらず、日本はまだ敵国条項に縛られている中、アメリカに次ぐ拠出金を払わされている現実をどうして国会で議論しないのでしょうか。

 

 野党の皆さん、ここが野党の活躍する場所です。外国人の生活保護の問題や、医療保険の問題、されに移民政策など絶好の政府の瑕疵を追及するポイントがありますよ。なぜこれを追及しないのでしょうか?モリカケをやるよりももっと支持を得られるのに・・・。

 

 ま、するわけないか。「同じ穴の狢」ですからね。