自民党の老害、引退した政治家は沈黙を守るべきだ! | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 ことわざに「沈黙は金、雄弁は銀」というものがあります。

 

 そのことわざも死語になりつつあります。と言いながら私も積極的に発言しているので銀です。それを自覚しつつも敢えて今の日本の現状を憂慮して発言を続けています。

 

 意見をはっきりというということはリスクも伴います。黙っている方が無難な人生を送ることもできるでしょう。あえて波風を立てなくてもいいじゃないかと思う時もありますが、祖国のことを思うと、孫や子の将来を思うと発言せずにはいられません。

 

 私のような市井の一おじさんが発言することと、宰相まで上り詰めた政治家が無責任に発言することとはまた違う次元のものがあります。

 

 福田氏、鳩山氏、河野氏、小泉氏など元自民党であり、政界を引退した人たちがまた活発に動いて世を惑わしています。

 

 それぞれが日本の足を引っ張っているのです。彼らの行動は本当に日本のためになることなのでしょうか。

 

 福田元総理が南京にある「南京虐殺記念館」に言って献花をしました。鳩山氏も河野氏も以前同じことをしています。まだ国内にも南京で日本軍が虐殺をしたと信じ込んでいる人が大勢います。特に70代の団塊の世代にたくさんいます。

 

 先日もある会で講演している時に、南京の虐殺などなかったと触れたところ、懇親会で虐殺はあったと主張する大先輩がおられました。元新聞記者だそうです。

 

 そこで私が「1937年12月に南京入城し、そこで大勢の人間を虐殺したのなら、なぜその二年後に汪兆銘が親日政権を南京で樹立できたのか?」また「1938年に蒋介石が300回にわたって外国人記者に会見をした際に、一度たりとも南京のことは言わなかったのはなぜか?」と絵身近に反論しました。

 

 懇親会場だったので、議論はそれ以上に進まなかったのですが、このまま帰るのも講演者として呼んでいただいた主催者に悪いと思い、南京虐殺はなかったと発言した人のところに挨拶に行ったのです。

 

 そこでびっくりした言葉が返ってきました。

 

 「本や情報だけでどうのこうのという理屈をつけるのは良くない。現地に行ってその場の雰囲気や古老の話を聞くことが大事だ。私はそれをしている」と言われるではありませんか。

 

 ああこれかと理解できました。

 

 頭の中に自虐史観が入っている人は、現地で記念館で展示されているものを鵜呑みにするのです。そしてやはり日本は悪いことをしたとさらに思い込んでしまうのです。

 

 とっさに反論をしようと思いましたが、ここで無用の争いをしても何にもならないという大人の判断が働き、周りも収めたいという顔をされていたのでそのまま帰りました。

 

 でも、30万もの人間を殺したのなら、どうしてそこに7,80年前のことを知っている老人が生き残っているのだと言いたかったし、ろくに写真の検証もできない人間がでたらめの写真を鵜呑みにすることがどれだけ危険かと言いたかったのですが、別れ際であることと、会の主催者に悪いという判断でやめましたが、あまり気持ちのいいものではありませんでした。

 

 日本の博物館などの展示はいくつかの例外を除き、資料はほぼ忠実に史実に基づいたものを展示するようになっています。またそれが私たちにとって当たり前のことですが、CHINAではああいう国家プロジェクトで歴史を捏造し、自分の政権の正統性を主張しなければならない国は、いろんな事件をプロパガンダとして利用するのです。

 

 南京の記念館はまさにそれであり、元総理大臣と言われる人たちがそこに行くことはCHINAのプロパガンダに協力していることになるということがどうして福田氏をはじめ、河野氏、鳩山氏には理解できないのでしょうか。

 

 私たちの父や祖父の世代はそんなに鬼畜にも劣る行為をしたといいたいのでしょうか。

 

 それならどうしてたった二年後に親日政権が南京にできたのでしょうか。その理由を反論していただければ、議論もできるし、納得したらいつでも主張を変えます。

 

 しかし、今までいろんな資料を読みましたが、それを覆すだけの資料は見つかっていませんし、丹念に読めば読むほど、日本軍による虐殺はなかったという説の方が多くあります。

 

 福田康夫氏は、クールな秀才というイメージがあり、官房長官としては有能だったのでしょうが、総理という国のトップとしては不適だったと思っています。鳩山由紀夫氏に至っては菅直人と並び称されるワースト総理の双璧です。

 

 国内では誰も相手にしませんが、南京の記念館に行って「日本国の元総理大臣」も献花をし、反省していると喧伝されれば、どれだけ日本の国際的な評判に傷がつくのか理解できないのでしょうね。

 

 またあの小泉元総理にも脱原発で共産党がすり寄ってきているのです。

 

 共産党もあれだけ小泉総理がイラクに派兵した時に猛反発したくせに、日本を弱体化させようとする脱原発路線にはもろ手を挙げて賛成という本当に節操のない、また日本の弱体化が大目標だということが今回のすり寄りではっきりしました。

 

 再生可能エネルギーで日本の電力は賄え無いのは、ちょっと電力事情を調べればすぐにわかる事実です。太陽光発電がどれだけ出力を誇っても、太陽が燦々と照り付けている時にだけ力を発揮する太陽光では、夜間はもとより雨の時は発電量ががた減りし、それを補うための火力のバックアップが必要となってくるのです。

 

 脱原発を進めるドイツでは電力料金が高騰しているだけでなく、電気製品に内蔵されているタイマーの時刻が徐々に遅れているそうです。それは電力が足りないために周波数がぶれているためであり、それは安定供給できていない証拠なのだそうです。

 

 日本も電気がなければすぐに生活に困ります。特に高層住宅や高層階ビルにある会社で勤務されている方は、まずは電車が動かず、エレベーターが動かず、空調も聞かないし、水も不足するのです。

 

 全国各地で地震や風雨による被害により、停電や断水が起こっていますが、それでも一部の地域だけの被害で、その他の地域から救援がすぐに来てくれます。しかし電力不足で電力会社管内の変電所が軒並みダウンすると広範囲にわたって停電が起き、救助する余裕すらなくなるのです。

 

 南海トラフ地震が起き、猛烈な揺れと津波が太平洋岸を襲ってきた時には、火力や太陽光パネルは全滅します。しかし、津波対策を福島の事故の後に施している原子力だけが稼働し、その電気により復興の原動力となれるのです。

 

 それを止めることがどれだけ国益に反することかを理解してください。

 

 それをこの小泉元首相は共産党の協力を得て推進しようとしているのですよ。

 

 原子力は怖いとかあの小泉さんも言っているのだからと思っていた人たちも、その意見が日本の破壊が目的の共産党と同じだと知れば間違いだったということがわかるでしょう。

 

 今年の夏も酷暑になるでしょう。私の住む九州では4つの大型の原子力が地元の人々のご協力のおかげで稼働しており、電力不足に陥ることはありません。しかし中部電力以外の電力会社は?

 

 その不安が的中しないことを願っています。でも、的中した時に私がしつこく言っている原子力発電の有益性が理解できると思います。

 

 自民党の重鎮であり、引退した人たちは表舞台には出てこずに静かな余生を過ごしてください。あなたたちのやっていることは利敵行為そのものです。