いろんな国の人と話していると日本から見るとどんなにちっぽけでみすぼらしく見える国の出身者も必ずと言っていいほど、自分の祖国に誇りと愛情をたっぷり持っています。
先日お話したエリ・コーヘン閣下(イスラエル)もそうでした。イスラエルと日本は結構環境的に似ているのです。お互いに古い歴史を持ち、優秀な国民性を持ち、そして常に努力を惜しみません。さらに周りに敵だらけという所も同じですが、唯一違うのは日本は四方を海に囲まれていますが、イスラエルは地続きで常に隣国の侵略に備えてなければならないことです。
コーヘン閣下のご家族は皆軍隊経験があります。女性も男性も関係なくある一定の年齢になれば祖国を守るために兵役につくのです。そのため、自分は国家のためにどんな役に立つことができるのかということを常に考えているそうです。
地続きですから、いつユダヤ人を地中海に追い落とそうとする人たちからの侵略があるかもしれないという脅威を常に身近で感じています。そのためイスラエルは力と徳の両面で隣国と接しています。
早くから和平が成立したエジプトとヨルダンはイスラエルとの交易によって経済的に恵まれています。イスラエルと敵対している国々はまだまだ貧しく、その貧困をイスラエルのせいにしてばかりいるように思えます。
アメリカが大使館を移したエルサレムはイスラエルの首都ですが、そこには無数のイスラム教の教会(モスク)やキリスト教の教会が立ち並んでいます。8分の1のイスラエル国民はアラブ人であり、三つのアラブ人の政党も存在する民主主義国家です。そしてその人たちはイスラエルという国が好きで感謝をしています。なぜなら人間の権利が守られ、生活水準も他のイスラム国よりも数段高いからです。
イスラエル国民の合言葉が「マサダは二度と陥落させない」です。
マサダというのは古のユダヤ人たちがローマ軍に囲まれ頑強に抵抗した後に玉砕した山の上の砦のことです。そしてその後ユダヤの民は流浪の民となるのです。
それから2000年、やっと70年前に国を作ったユダヤ人たちは二度と国を亡ぼすようなことをしないと「マサダは二度と陥落させない」という誓いによって団結しているのです。
そしてその地でイスラエルの新兵たちが先人たちを偲ぶ儀式を常にやっているのです。それは子供のころからよく訪問し、そこでのユダヤの民の奮戦ぶりと敗れて玉砕した悔しさを学ぶのです。
毎年建国記念日には前日の夕方からお祝いで国中が大騒ぎになりますが、その前々日は国家のために命を落とした人たちの追悼を全国民がするのです。
この話を聞いてすごく当たり前だなと納得しました。
私たちの先人たちが命を懸けて戦ってくれたおかげで今の私たちがある。だから先人たちの遺徳を偲び、それに感謝することを国民全員で行うことはなんと素晴らしいことなのでしょうか。
私たちには神社があり、その神社で神様の御前に来ることができたことに感謝をし、参道(産道)を下って生まれ変わり、新しい自分となってまた頑張る気持ちを持つ。その神々にはそれぞれの役割があり、その役割を知ることにより世の中には何一つとして無駄なものがないことを知るのが日本人です。
伊勢神宮、宗像大社、出雲大社をはじめとする神社を大切にする心、もちろん靖国神社で英霊に感謝の誠をささげる心、各地の産土神社で日々の暮らしを見守っていただいていることに感謝をする心。こういう感謝の気持ちでいっぱいの民族が私たち日本人です。
誰が何と言っても、「自分の国を愛している」と言って何が悪い!
誰が何と言っても、「自分の国の国旗を大切にして」何が悪い!
誰が何と言っても、「天皇陛下を尊崇して」何が悪い!
何も悪くありません。至極当たり前のことです。
親に感謝をすること、師匠に感謝すること、友人に感謝すること、伴侶に感謝し、家族に感謝すること。
これらの多くの感謝をすることによってその人の人間性は磨かれていくものと信じます。感謝の気持ちを常に持っている人と接することがとても気持ちのいいことです。
多くの外国人が日本に来て、素晴らしい国だ。とてもきれいでみんなが約束を守り、笑顔が絶えずに正直だ。こんな国は世界中にどこにもないと言っています。麻生大臣も中山恭子先生の質問に同じように答えていました。
友人の韓国人の美しい女性がとても素敵な日本語を流ちょうにしゃべっていました。とてもおしとやかで出しゃばらず、我を通すこともない人でした。
ある時ふと気づいて彼女に聞いてみたのです。
「こんなに素敵なあなたですが、韓国に帰ったら気が強くなりますか?」と。
すると彼女はすかさず、「もちろんです」と答えました。
そこで私は「いつから変身するのですか?、韓国の実家に帰った時?」と聞くと
またすかさず彼女は「空港についた時です。そうしないとあの国では生きていけません」と答えてのでまたびっくりしました。
このような外国人はアメリカ人やCHINA人、ドイツ人など日本語をしゃべるようになると結構数多く見受けられます。
やはり日本語にその謎を解くカギがあるようです。
そういう外国人を見ると日本人はすぐおせっかいになっていろいろ世話を焼こうとします。特に博多の人など外人が大好きです。
でも、そういう人でも横柄でわがままで傍若無人でうるさく汚い外国人は大嫌いです。
HINOMARUというRADWIMPSというグループが歌う歌詞を聞いていちゃもんをつけたのが話題になっています。
さらに彼らは二度とこの歌を歌わないように実力行使をしようとしているではありませんか。
自由の国日本で日本の国旗に秘められた数々の思いを切々と歌った歌を何の権利があって止めようとしているのでしょうか。
おかげで私をはじめとする日本のおじさんおばさんたちもこの歌を聴くようになり、その素晴らしさに感動の涙を流すようになりました。
その経緯はネットを調べればたくさん出てきているのでここではあえて書きませんが、日本って素晴らしい国なのです。日本ってすごい国なのです。
そして祖国のために長い歴史の中で大勢の人が命を捧げて守ってきた事実があるのです。そのことに感謝をする歌を歌って何が悪い!
またこのようなすがすがしい歌詞を書いてくれたこの若者たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
日本人の大人としてこのような若者の純粋な祖国を愛う気持ちを決して無碍にはできません。また誰からも邪魔されたくありません。
RADWIMPSの皆さん、満員の観客と共にこの歌を何度も熱唱してください。嫌な人は聴きに行かなければいいんです。
自由の国日本で誰もあなたたちを止めることはできないのです。
物事を荒立てたくない大人たちが何とか鎮静化させようとしているようですが、そんなことなど気にせずに祖国が素晴らしいという歌を歌い続けてください。きっと大勢の日本人たちがあなたたちの後ろに涙を流して続いていきますよ。
参考までにここを見てください。