活発化した北朝鮮の外交を考える。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 北朝鮮はCHINAと仲が悪いと聞いていました。

 

 今回のアメリカの軍事作戦に伴い北朝鮮に鴨緑江を超えて軍事侵攻するのもCHINAの人民解放軍の可能性が高いと聞いていました。

 

 北朝鮮はロシアとの関係を密に、CHINAとの関係を疎にしていたのですが、今回大幅に路線を変更してきたようです。

 

 それは、「アメリカや日本の締め付けが効いているから」と考えるのが妥当だと思います。もし締め付けや軍事オプションの可能性の効果がないなら別に北朝鮮は今までの路線を変更する必要がないからです。それを変えてきたということは、アメリカの本気度が高いということをトランプ大統領の人事を見ながらそう思ったのでしょう。

 

 たくさんの高官を更迭してきたトランプ大統領ですが、いろんな説が飛び交う中、私は政治学者の藤井厳喜氏の意見が一番妥当だと思っています。民主党の息のかかった人たちをこれでだいたい一蹴してやっとトランプ大統領の外交政策が前面に打ち出せるという意見です。

 

 アメリカの民主党も日本にかつてあった民主党もCHINAにべったりでした。ヒラリークリントン氏は多額の献金をCHINAから受け取っていたことがばれています。ヒラリークリントンがトランプ氏に敗れたのはその腐敗度合いが酷かったからと数人の識者の方から聞いています。

 

 トランプ大統領はアメリカファーストを打ち出して、いろんな行動の根拠にしています。

 

 それから考えると北朝鮮はロシアもCHINAもけん制できる大きなカードとして考えているのではないでしょうか。

 

 もし、CHINAかロシアが北朝鮮を抱え込むことになれば、大きなお荷物を背負うことになり、どちらかの国の国力を大きくそぐことができます。今はロシアよりもCHINAのほうがアメリカにとって脅威ですから、CHINAが北朝鮮を抱え込むことは大歓迎のはずです。

 

 それは歴史を見ても一目瞭然です。

 

 19世紀の末、朝鮮半島はどこからも侵略を受けませんでした。さしもの植民地獲得にどん欲だったイギリスとフランスでさえも、その不毛な土地を植民地として経営しようにも搾取するものがなく、支出だけが多くなるとそろばんをはじき、侵略をしませんでした。

 

 でもそんな朝鮮半島に興味を持ったのが、ロシアでした。太平洋に出る糸口が欲しかったのです。

 

 もともとの宗主国である清国(CHINA)と日本の間に戦争が起こり、清国の属国だった李氏朝鮮は大韓帝国として独立します。それでも統治能力のない両班は事大主義という大きく強いものにつくという特性を生かして、ロシアにつくか日本につくかの泥仕合を展開します。

 

 そして親日派の金玉均を暗殺します。その後です、福沢諭吉が「脱亜論」を世に出すのは。

 

 昔から朝鮮半島は自分たちの手で何とかしようという考えがないようです。でも、大東亜戦争後、韓国人としてまたは朝鮮人としてのアイディンティティを南北で確立させなければならないためにウリが一番という考え方を国民に植え付けてきました。

 

 剣道や茶道などみんな韓国が起源。最近は孔子までも韓国人であるという頓珍漢な意見まで聞こえるようになってきました。

 

 そうしないと南北の正当性をかけた競争に負けてしまうからです。

 

 韓国の大統領が職を辞すと逮捕されるか自殺するかの哀れな末路をたどります。そして大統領官邸の前での大規模なデモで政権を倒したことを日本国内のほんの一部の左巻きたちは「これこそ民主主義だ」と大きく勘違いをしています。

 

 本当の民主主義は選挙で決まるものであり、一部のデモに参加できる人たちによって決められるものではありません。

 

 中韓に近い思考を持つと思われるクイズ王小西は「民主主義の敵である安倍政権云々」と演説したとか。

 

 圧倒的な得票によって当選し、その人が党首を務める政党から多数の当選者を輩出し、それによって選出された安倍総理がどうして民主主義の敵なのでしょう?全く理解に苦しみます。

 

 左巻きの人たちは自分たちの意見が少数なのにもかかわらず、自分たちが正義だと信じ込んでいます。お隣の国でも世界の中で誰も相手にしないウリナラの意見を堂々と信じ込んで主張するのですが、何か思考回路が似ているような気がするのは私だけでしょうか?

 

 ここのブログにも、自分たちの意見を載せないと文句を言ってくる人たちがいますが、何度も言いますが、ここは個人のブログであり、そこにそぐわない品のない、そして意味のないコメントは不掲載にして何が悪いのでしょうか。

 

 自分たちの主張が正しいと思うのなら、自分のブログを立上げ、ここを批判したらいいのです。そこにどれだけのアクセスがあるかは知りませんが、そんな努力もしないで批判だけするのは今の野党と全く変わらないですね。

 

 また菅直人の擁護をするような意見もありましたが、あの菅直人が日本国の総理大臣だった時にどれだけ日本の国益が害されたかを考えたことがないのでしょうか。また菅直人に政権をゆだねたいと思っている日本人が何人くらいいるのでしょうか。

 

 私はまっぴらごめんです。

 

 北朝鮮が東京オリンピックに参加を表明しましたが、個人的には「拉致問題の解決なし」と「非核化なし」には参加を拒否すべきだと思っています。それによってIOCからどんなに批判されようともそこは一歩も引いてはならないと思います。

 

 北朝鮮は本当に困っていると思います。今が絶好の機会です。それを表面の笑顔を信じてまた騙されるのでしょうか。

 

 コロコロ意見が変わる人、応援する人がすぐに変わる人、嘘ばっかり言う人等々は信用できません。国家としても同じことです。

 

 米国の追徴関税から韓国は除外されていましたが、トランプ大統領が注文を付けたため、発効が遅れる見込みです。

 

 日本はリストに入っていましたが、外れる公算が大きいです。日本しか提供できない製品です、それをアメリカが輸入しなければ製品にできなくなるものばかりです。困るのはアメリカなのです。ぜひ存分に安倍総理や河野外相が働きやすい環境を作ってあげるのが国益に適うことになるでしょう。

 

 芸人の千原せいじ氏がおもしろいことをいっていました。

 

 「森友問題が解決しても国民生活は何も変わらない。クソみたいなことしてんねん、あいつら」

 

 彼は世界各国特にアフリカなどで物怖じしない態度ですぐに現地の人と仲良くなります。肌感覚で日本という国がどれだけ恵まれているのかがわかっているのでしょう。それをけなす人たちがいることに不快感を持っているのだと思います。

 

 世界各国、どこに行っても理不尽なことはあります。でも、面と向かって公の場で言える国は少数です。表現の自由が存在している国の中でも日本はその自由を謳歌している国だと思います。

 

 そんな日本が大好きです。そのためにどんな中傷を受けようとも全くの平気です。

 

 なぜなら私には日本のためにという大義があるからです。

 

 日本を批判したり、貶める言動をしている野党や左巻きの人たちの大義って何ですか?