森友問題をしつこく言う人と言わない人の違いを考える! | 井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 私は森友問題をこれだけ立法府である国会で問題にすること自体が意味がないと思っています。

 

 というのは、日本を取り巻く環境はとても危ないところに来ているからです。

 

 もし北朝鮮がアメリカに届くICBMの開発だけを断念することを条件にアメリカと手打ちをして、北朝鮮に核兵器疑惑が残ったままになったらいったい日本はどうなるのかを考えるからです。

 

 もし、CHINAが日本のシーレーンを妨害したら、石油備蓄は半年分ありますが、天然ガスは二週間分しかなく、火力発電所の稼働率が極端に落ちることになります。すると日本はすぐに電気が足りなくなってしまうことを考えるからです。

 

 もし中東で不安定な状況が悪い方に転んだら、安定的に原油や天然ガスが入ってこなくなることを考えるからです。

 

 もしこのまま米朝関係が固定化したら、拉致被害者の救出がまた一層遅れることを懸念するからです。

 

 また次ようなことも考えます。

 

 ちょっと前までは、CHINAの渡洋攻撃能力は低く、四方を海で守られている日本にはCHINAの肥大化はあまり影響がありませんでした。しかし、チベットやウイグルはその脅威をもろに受け、独自の文化や言語や信仰が無くなろうとしています。

 

 ちょっと前までは、取るに足りない戦力しかなかった北朝鮮が日本に到達できるミサイルを保持し、それになんと核爆弾まで搭載可能になったと言われ始めています。

 

 ちょっと前までは、日本のシーレーンの脅威は海賊くらいでしたが、今では南シナ海のど真ん中にいくつもCHINAの軍事基地があります。

 

 そういう中、日本は憲法9条で対外的な交渉を外交のみで行わねばなりません。武力の行使を禁じているからです。

 

 これを早急に変えなければならないのですが、そのためには安倍政権に頑張ってもらわねばならないと思っています。

 

 ところがその思いは私たちだけでなく、憲法改正をどうしても阻止したいと思っている勢力の人たちもひしひしを感じているようです。

 

 そのため安倍政権の足を何が何でも引っ張ろうとしています。

 

 決済が下りた後の文章がちょっと書き替えられたぐらいのことで国会を止める必要があるのでしょうか。

 

 嘘の情報を決裁文書に盛り込み、それによって間違った判断をさせ、それを決裁後に書き換えたなら問題があります。

 

 でも、籠池氏は稀代の詐欺師で愛国ビジネスを展開していただけです。その後の言動で籠池氏が嘘を平気で言い、こともあろうか天皇陛下の名までかたったことは万死に値すると私は思っています。

 

 その詐欺師を朝日新聞が褒め、そして野党の面々が支えて、政局に据えようとするのは、まさに「慰安婦問題」と同じ構図ではないですか。

 

 財務省内で文書の不適切な管理が見つかったなら、財務省内で適切に法に照らして粛々と処理したらいいだけの問題です。

 

 安倍政権は戦後の今までの政権の中でも外交問題にたけていると思っています。そして今日本は外交手段しか国際問題を処理する方法がありません。さらに日本を取り巻く環境はアメリカの国力低下に伴い、一番の危機に瀕していると言っても過言ではないと思います。

 

 その時に、一省庁の内部問題を取り上げて政局にするなど、「木を見て森を見ず」の典型だと思います。

 

 「政府は国民に範を示さなければならない」という人がいますが、政治家に範を示している人はどれだけいるのでしょう。またそれを期待しているのはどれだけいるのでしょう。ちなみに私はそんなことを全く期待していない一人です。

 

 それよりも政府は私たち国民が安心安全に暮らし、努力の分だけ報われる日本にしてほしいと思っています。

 

 すべて国の責任で生活を保障しろなど普通の日本人だったら思わないはずです。

 

 自分は一所懸命に努力するが、その努力が無にならないような国家であり続けてほしいと思っています。

 

 日本には差別がありません。正しい努力をすれば必ず周りの人たちが認めて応援してくれます。それは性別や出自や肌の色などは一切関係がありません。若干の努力の差はありますが、正しい努力をし続けていれば必ず報われると思っています。

 

 これが日本では当たり前です。

 

 辛淑玉が最近は自分に対するあたりが強すぎてドイツに引っ越したと発言したようですが、以前にも書きましたが、彼女は自分で自分の壁を作り、自分で差別とキャラを生み出していました。またそれをメディアや講演に引っ張り出してくる人がいたことが問題なのですが、そうやって彼女は在日と日本人の間に自分自身で溝を大きく掘りすぎたのです。

 

 在日でも一所懸命に努力して成功している人は私の周りにも大勢います。その人が在日だということをほとんどの人が知って付き合っています。努力している人を人種や出自で差別していないのです。

 

 私たちにはこれが当たり前ですが、日本以外の国では差別が歴然と存在します。暴力によって併合された国々の国民がどれだけ塗炭の苦しみを味わっているのか、チベットやウイグルの現状を学べばいいのです。それに耳も貸さないで日本には差別があるとか日本は閉鎖社会だとか言う人がいますが、その人の教養のなさや視野の狭さに痛い思いがします。

 

 もし、安倍総理を失脚させたり、安倍政権の影響力が低下したら、どんなことが起きるかちょっと想像してみてください。

 

 私はそれが日本のためにならないと思っています。皆さんはいかがですか?

 

 日本が歴史カードを突きつけられても平然と反論し、中韓の言うことに対して反発ができるのも、安倍政権が長期政権となり、世界各国の首脳から信用されているのです。そして多くの日本人が日本の国際的地位と果たす役割が大きいことを自覚したからです。

 

 戦後ずっと日本はアジアに多大な迷惑をかけてきたという自虐史観を教えてこまれた日本人ですが、いろんな国に実際行ったり、いろんな国の人が日本に憧れているのを知って、自分たちが教えこまれた歴史や印象とは違うぞということに多くの人が気づき始めました。

 

 そしてそれが第二次安倍政権を生み出し、国際社会に対する日本の存在感をもって増してほしいという見方が広がってきたのが現状だと思います。

 

 しかし、それを良しとしない勢力が国内問題だけに目を向けるように仕組んでいるのが朝日新聞と野党の面々です。

 

 今の問題を神に書き出してみてください。 

 

 国内と国際とたった二つの分類で十分です。そして列挙された項目で安倍政権が続いた方が良いと思う所に〇をそして石破氏や野党の政権の方が良いと思う所に×をつけてみてください。

 

 アベガ-という人たちには通じないかもしれませんが、冷静に考えると普通の方々はやはり安倍政権ではないとという見方が広がってくるはずです。

 

 私は安倍政権がこれからも存続し、憲法改正や拉致問題の解決、さらに歴史問題の正常化をして英霊の方々の雪辱を果たし、日本のエネルギー安全保障を盤石なものにしていただき、TPPで盟主として世界の孤児にならないようにしてほしいですし、マスコミの極左的な考え方を排除してほしいと思っています。

 

 ただ、移民政策等には大反対ですし、過度な再生可能エネルギーへの依存は止めてほしいと思っています。

 

 私とて100%安倍政権に賛成しているわけではないのです。でも、日本国のためにその政策に優先順位を付けるとその上位のほとんどが安倍政権でないと実現できないことが多いのです。

 

 反対派もそれがわかっているので徹底的に安倍政権に壊滅的打撃を与えようとしているのです。

 

 いまこそ安倍政権を支えましょう。それが輝かしい日本の未来につながると思います。

 

 まさに今が正念場だと思っております。