3月10日、そして11日は日本人にとっての悲しい日です。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 今日も一日孫たちと遊ぶという幸せな時間を過ごしました。近所に住む5歳と2歳の孫はとてもなついており、一緒に遊びに行く日を楽しみにしてくれています。上の子は昨日から泊まりに来たので、一緒に寝ました。夜中に3回トイレに連れて行ったので、少々寝不足でしたが、元気に遊ぶことができました。

 

 孫たちと遊ぶことで、体は疲れますがいっぱい笑うために心はどんどん軽くなってきます。体調もどんどん若返っていくような気がしてなりません。笑うことがどれだけ心にも体にもいいことかがわかります。

 

 また明日はインターネットテレビ「スタジオ日本日曜討論」で高濃度放射線廃棄物の処分問題を処理問題の日本の権威である九大の出光先生と2時間半の番組を10時から放送します。いつものように、先生たちの知識は素人からすれば無尽蔵にも見えるので、どこまで突っ込み、どこで切り上げるかを今一所懸命に考えていました。またここでご紹介しますので、ぜひお楽しみに。

 

 さて、73年前の3月10日、アメリカ軍のB-29による東京大空襲が行われ、一夜にして十数万の貴い一般市民の命が計画的に奪われました。アメリカ軍は日本の木と紙でできた木造家屋を効率的に燃やすために、わざわざ実際の家屋を作って焼夷弾の威力を実験した後に、無辜の市民の頭上に風向きを考えながら落としていったのです。

 

 なぜ、3月10日だったのか?

 

 それは陸軍記念日だったから。

 

 日露戦争の奉天会戦という日露両軍合わせて60万以上という大会戦に日本は辛くも勝利し、大陸での日本の強さを見せつけた日だったのです。

 

 そういう日本の誇りの日を非人道的な無差別爆撃で東京の特に下町と言われる人口密集地を焼夷弾で焼け野原にしたのです。

 

 それが戦争だと言ってしまえばそのとおりですが、戦争にもハーグ陸戦協定という「あんまり酷い事はしないでおこうね」という取り決めがあります。皇軍はそれを守りながら戦争をするのですが、アメリカ軍はことごとくそれを破って非人道的な戦いに終始します。

 

 「海兵隊は捕虜をとらない」というセリフがクリントイーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」に出てきます。トムハンクスプロデュースの「パシッフィック」にも同じ言葉が出てきます。そして投降してきた日本兵を射殺する場面が出てきます。

 

 これは明らかに捕虜に対する虐待です。それは戦後の軍事法廷で裁かれるべきものですが、実際に行われた軍事法廷は戦勝国の仕返し的な色合いが強く出ました。

 

 「勝てば官軍」なのです。そしてそのまま戦後の教育で私たちは日本軍が酷いことばかりをしたと何度も何度も教科書で、文学で、映画で、テレビで洗脳されてきました。

 

 でも、それがほとんど事実ではないことは最近の研究で明らかになってきています。

 

 「パールハーバー」という映画では、ゼロ戦がアメリカ人看護婦に対して機銃照射をする場面がありましたが、そんな事実はありません。

 

 特攻とワールドトレードセンターに突っ込んだテロと同じにする論調がありましたが、特攻隊の英霊の方々は軍事目標に対して文字通り捨て身の攻撃を仕掛けましたが、赤十字船や民間の船を攻撃したのはほとんどが米軍の飛行機や潜水艦なのです。

 

 帝都東京を焼け野原にされましたが、もしあの時に日本がニューヨークに対して同じことができる能力があったら決して米軍は東京やその他の日本の都市に無差別爆撃はしてきませんでした。

 

 鳥取県と同じくらいのGDPしかない北朝鮮がアメリカと渡り合っているのはアメリカの都市に核攻撃を仕掛けるだけの能力があるかもしれないからです。もしないとわかれば、ここまでアメリカも譲歩しませんし、それが北朝鮮も分かっているので非核化は絶対にしないでしょう。

 

 報復手段がなければまた同じことをされる可能性があることを日本国民は知らねばなりません。

 

 またあの日のような悲惨な目に子や孫を合わせたくありません。

 

 だから憲法9条を含む原文が英語の日本国憲法を日本のお国柄にあったものに変える必要があるのです。ならず者にものの道理を説いての全くの無駄です。道理のわからない人たちに対しては毅然とした力で対抗するしかないのです。

 

 どうしてもわからないのですが、森友学園の書類が書き換えられた「疑惑」があると捏造王の朝日新聞が報じただけで、国会が止るということは許されることなのでしょうか。長官の首が飛び、そして不幸にも自殺者を出すことになりました。

 

 第一次安倍政権の時に、執拗な民主党の追及により松岡農水相(当時)が自殺をされました。あそこまで追い詰めることは殺人と一緒なのではないかと当時も思いましたが、また同じようなことが起こったようです。

 

 文書の書き換えや政務活動費の問題については民主党、民進党、立憲民主党、社民党などの野党の議員たちもたくさん不正が発覚しています。疑惑を持った人間がどの口で他人を非難するのでしょうか。

 

 イエスキリストさまが見ておられたら、「心で姦淫をしたことのない人だけがこの女を石で打て」とまた言われるでしょうし、するとだれも石を投げられなくなるでしょう。

 

 そういうことを国民は知っているのです。この不毛な追及をしてあと何人の犠牲を出せば済むのでしょう。でも、野党の支持率はもっと下がり続けると思います。そんなに日本国民は愚かではありませんから。

 

 ぜひ、解散総選挙をしてほしいものです。民意が一番わかるでしょう。

 

 3.11も大切な日です。東北に甚大な災害をもたらした地震から8年目を迎えようとしています。

 

 津波の恐ろしさをテレビの画面で嫌というほど見せつけられて海のそばに住むことが怖くなった人も大勢おられると思います。

 

 そして福島第一原子力発電所の不幸な事故がそれに拍車をかけています。でも、ここでも民主党政権のツケが回ってきています。

 

 それは1ミリシーベルト/年問題です。細野環境相(当時)が事故直後のパニック時に20ミリシーベルトから直前まで5ミリシーベルトに下げようと決まっていたのに、「本当にそれでいいのですか?」と質問され、独断で1ミリシーベルトに変えた基準が今でも呪縛として残っています。

 

 チェルノブイリの事故の後健康調査をして出てきた結果で、300ミリシーベルト以下の人たちは放射線の影響は今後も出ないという結論が出ています。それをIAEAなど国際的原子力機関も認めています。

 

 もともと1シーベルト(1000ミリシーベルト)は人間の体に何らかの影響がみられる数値として決められているそうです。その3割程度を浴びても何ら問題ないのはちょっと冷静になって考えればわかるでしょう。

 

 また宇宙飛行士が宇宙で受ける放射線量は地上の数十倍であり、何の遮蔽もない状態で長期間さらされていますが、そこでがんになった例はいまだありません。無重力状態が長く続くため筋力が落ちるのはありますが、飛行直後に死亡したり大病する例はありません。

 

 これも原爆という核兵器の攻撃を受けた日本人の核アレルギーを逆手にとって原子力は危ないと日本国民に刷り込みをしているのと同じなのです。

 

 広島や長崎の直後に除染などしましたか?

 

 何もせずにあれだけの放射線が出ているのにもかかわらず、放射線障害はありませんでした。

 

 以前にも書きましたが、ゼロ距離で水素爆発を受けた6名の自衛隊員の方々は今でも元気に勤務されています。

 

 ちゃんと知識を学びましょう。そして福島は既に人間の英知の管理下にあり、そこで算出される農作物は全品検査が施されており、安全なのです。事故直後は状況がわからなかったので、パニックになったのは仕方ないにしても、すでにきちんと研究され、調査され、そして分析した結果が出ています。直ちに危険区域など撤廃してもだれも健康被害に遭うことはありません。

 

 線量をいまだに測っている人たちがいましたが、福岡でも高性能の機械をもって図れば放射線が測定できます。韓国の方がもっと高いということを聞いたことがあります。少々の放射線を浴びた方が健康になるという説を私は信じています。

 

 最近の免疫学の研究で、放射線が体の細胞に悪さをするのではなく「活性酸素」を作り出してそれが細胞に悪さをするという研究が進んでいます。

 

 放射能が心配だと不必要な線量を測るよりも孫と笑って過ごしていた方がよっぽど健康になります。

 

 がん細胞ができてもがん細胞を自殺させるというアポトーシスという機能が人間の体にあることも分かっています。免疫力を高めるのは笑うのが一番で安上がりなのです。

 

 きちんと歴史を学びましょう。

 

 きちんと科学を学びましょう。

 

 そして毎日笑顔で過ごせるようにしましょう。それが何よりだと思いませんか。

 

 不要な野党の追及によりこれ以上の犠牲者が出ないことを願っています。