自分の国を自分で護るということ | 井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 昨日、保育園のお迎えに行きました。5歳の孫1号が目を輝かせて飛びついてきました。この瞬間が大好きで、時間を何とか作って週に一度は保育園に迎えに行きます。

 

 昨日は保育園で節分の豆まきをしたそうで、私もとても気に入っている美人の保育園の先生がその時の孫の様子を真剣に語ってくれました。

 

 先生によると、青鬼と赤鬼が子供たちの所に入ってきた時に、ほとんどの女の子は怖くて泣き出したそうです。

 

 でも、うちの孫は女の子にも関わらず、目に一杯涙をためて力いっぱい鬼に向かって豆を投げつけていたそうです。そしてその時に発した言葉を先生も目に涙をためて語ってくれました。

 

 5歳の孫はみんなにむかって「私たちがここで鬼を退治しなければ、下にいるもっと小さな子の所に鬼が行ってしまう。ここでやっつけよう!」とみんなに言っていたそうです。

 

 それを聞きながら胸が熱くなり、思わずわが孫を抱きしめていました。

 

 その日は二歳の妹は咳をしていたために妻が見ていて、その保育園にはいなかったのですが、自分の妹やそのほかの小さな子供のことを思いやる心に本当に熱いものを感じ、そして今まで以上にいとおしく感じたのでした。

 

 その様子を語る先生も涙をためて、このいたいけな幼子がこんな思いでいるなんてという気持ちを純粋な気持ちで語ってくれました。

 

 5歳の女の子でも自分の妹や保育園の自分より小さな子供たちを守ろうとするのです。

 

 これが人間の基本的な資質ではないかと思いました。

 

 よく基本的人権と言って自分のことばかりを主張する人たちがいますが、権利を主張する前に自分の義務は何かを考えているのでしょうか。

 

 自衛隊は違憲だと言いながら、何かあると真っ先に自衛隊は何をしているのかと言い出す始末。そういう野党の地方議員が東北大震災の時に数人いたそうです。自分のためにヘリを用意しろと現場の指揮官を怒鳴っていたそうです。もしその野党議員が自衛隊の世話になんかなるかと自力で脱出していたら、私も少しは見直すでしょうが、日ごろはさんざん自衛隊の悪口を言って、予算や訓練の仕方に文句をつけているにもかかわらず、そういう時だけそして自分を優先に助けろと主張するなんて「さもしい」としか言いようがありません。

 

 人間は私も含めてえてして目の前のものしか見えないことが多々あります。

 

 また自分に足りないものばかりに目を向けているように思えてなりません。

 

 最近は自分が持っているものは何だろう努めて思うようにしております。すると、人が持っていないたくさんのものを持っていることに気が付くようになりました。

 

 孫もその一つです。今日も昨日豆まきで活躍した孫を連れて最近できた青少年科学館に行ってきました。プラネタリウムを見たり、いろんな化学ショーを見たり、いろんなものを触ったりとても楽しい時間を過ごしました。

 

 お昼時になり、近くの蕎麦屋さんに入って食事をしていた時に、カウンターに座っていた私たちの隣に私と同じくらいの男性が一人で入ってきました。常連さんらしくカウンターの一番奥に陣取り、焼酎のお茶割りやビールを注文し、そしてつまみなるような一品料理を数点頼んでいました。

 

 土曜日の昼間っから贅沢なものだと思っていましたが、ジィジと孫の二人の様子が気になるようで何度もこちらを見ていました。

 

 私はお酒を飲みませんし、一人でお店に入ってアラカルトを頼むこともしません。蕎麦屋ならそばを頼んでさっさと食べて店を後にします。

 

 その人は昼間っからお酒を飲むことが大好きなのでしょう。それはそれでその人には至福の時間だと思います。

 

 これはあくまでも私の私感ですが、孫とこんな時間を過ごしているなんてなんて俺は贅沢をしているのかと思えるようになりました。

 

 孫と二人ですから親子丼セットで900円なり。多分その人は5杯くらいの酒類と数品のアラカルトを頼んでいますから5千円はくだらないでしょう。金額的には贅沢ですよね。でも、その人が孫の方をチラチラ見てぐびぐびと焼酎を飲むその姿をみて羨ましいとは全然思いませんでした。

 

 いやいやくだらないことを書いてしまいました。その人にはその人の人生の楽しみ方があるのでしょう。私がとやかく言うようなことではありませんね。

 

 昨日のブログのコメントにまだまだモリカケは終わっていないと書き込んだ御仁がいました。

 

 そう思っておられる人もまだいるんだという軽い驚きと、国会というものを舐めているとしか思えませんでした。

 

 というのは私たちの一票で選んだ国会議員が延々と議論する内容なのかと考えれば、そんなもの日本国の将来にどんな影響があるのでしょうか。

 

 それなら平昌オリンピックに日本選手団を出すことや総理が出席することは、北朝鮮との融和を前面に押し出している韓国と完全に主導権を握って見える北朝鮮に誤ったメッセージを与えることになるのではないかという議論をすべきではないでしょうか。

 

 選手の安全は?もし有事になった時にどのような手段を政府は講じているのか?などの日本の宝である選手たちの安全を問いただすのが野党の議員の仕事ではないでしょうか。

 

 茂木大臣の線香代?くだらない。野党の議員たちも同じことをしていることが次々に明るみになっているではありませんか。

 

 森友学園問題の隣の土地の問題はどうなっているのでしょうか?辻元氏はなぜそのことに対して何も語らない?他の野党は維新を除きなにも追及しないのでしょうか?

 

 加計学園問題もそうです、鳥インフルエンザが四国で猛威を振るいました。このような時に獣医学部が近くにあれば専門家である教授たちがその土地の特性を生かして助言できるでしょうし、日ごろからそれを防ぐ手立てを養鶏業者と連携をとっていたことでしょう。

 

 ちょっと心配はしていましたが、受験生が多数詰めかけている現状をどう思っているのでしょうか。

 

 野党の議員たちは本当に日本という国を守ろうと思う気概があるのでしょうか。

 

 たった5歳の女の子でも目に涙をいっぱい貯めて、自分も怖くてたまらず、泣きだしたい気持ちを一所懸命にこらえて、自分よりも小さい子供たちを守るんだという気概を持って赤鬼・青鬼と戦うのです。

 

 そんなけなげな子供を見て、国会を見た時にこの議員たちはこんな程度なのか、またそれに投票した日本人の程度はそんなに低いのかと思う次第であります。

 

 以前、小学生に特攻隊のお話をした時、ちょっと知的障害がありそうな男の子が感想を次のように言っていました。

 

 「もし、お母さんに悪い人が襲い掛かったら、僕は自転車でその人に突っ込む!」と。

 

 その子供の付き添いで来ていたそのお母さんは、その言葉に驚き、我が子の成長を認め、目をハンカチで覆っていました。

 

 子供でも分かる大切な人を護るという気持ち。

 

 いい年をしたそして高学歴の大人がわからないはずがありません。

 

 もっと素直な気持ちで原点に返ってみたらいかがでしょうか?