北朝鮮がまたミサイルを発射、これを危機と呼ばずしてなんとするのか? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 北朝鮮がまたミサイルを発射しました。上に高く打ち上げ、その距離は4000キロを超えたと言われています。これを普通に角度で打ち出せば、優にアメリカ本土まで届くそうです。

 

 アメリカが北朝鮮に対して「テロ支援国家」の再指定を行ってからの発射であり、全面的にアメリカと対峙する意思があること、またCHINAの影響力が完全になくなっていることを表していると思います。

 

 また一段、北朝鮮は処刑台の階段を上ったと思います。あと数段しか残されていないと思いますが、狂人国家は何をするかわからないのが現実です。

 

 ですから、話し合いだとか国際的に強調してとか言う段階を完全に逸脱していると思います。

 

 最後の最後まで話し合うべきだと主張する共産党の志位委員長に北朝鮮に行ってもらい、金正恩氏に面会してその真意を聞いてきてほしいものです。

 

 日本政府は日本国民の生命・財産を守るためにあらゆる手段を講じることができるように、この北朝鮮危機が終わるまでは外交安全保障問題に関しては、与野党が一体となって対応すべき時期に来ています。

 

 ちょっとほっとするのは、安倍政権の対処の速さであり、五時に防衛大臣の記者会見、六時には安倍総理の記者会見と事前にこの事態を把握していた痕跡が十分に垣間見えることです。

 

 ミサイルは打ちあがった瞬間にどんな軌道を描くのかがある程度わかるそうです。今回はロフテッド軌道だったので、日本本土には到達しないと判断できたのでしょうが、日本のEEZ領海内には着弾しています。

 

 ということは、排他的経済水域(EEZ)内ですから、当然の如く日本の漁船が操業しているかもしれない場所です。

 

 いわば自分の家の玄関の前の道路で爆竹を鳴らされたのと同じです。

 

 いつも同じ方向へ撃ってきます。だいたい着弾点は東北地方の手前か、股越した向う側です。この意味はここで何度も書いているのでもうお分かりだと思いますが、南に撃つことは韓国上空を飛ぶことになり、敵対行為とみなされ休戦状態の朝鮮戦争が再び始まる可能性があるということです。

 

 ですから私の住む福岡はミサイルの脅威を全く感じません。

 

 でも、北朝鮮の東北地方に向かってミサイルを発射する意味は、日本を舐めているとしか言いようがありません。

 

 空き地を挟んで二軒の家がありました。一軒は強面のおじさんがいていたずらをすると何をされるかわかりません。もう一軒は表札に「私は暴力が嫌いですから何をされても怒りません」と明記されている家です。

 

 不良たちはどちらの家の方向に打ち上げ花火を上げるでしょうか?

 

 一軒の強面のほうには絶対に飛ばしません。なぜなら怖いからです。

 

 もう一軒の非暴力の家に飛ばします。なぜなら怖くないからです。

 

 この不良たちが人間ができていれば、そんな平和主義の優しい人の所にちょっかいを懸けることは人の道に外れると言ってしないかもしれません。でも、そんな人間出来ていないから不良なのです。

 

 その不良もリーダーがリーダーとしてのメンツを保つために、お巡りさんが来てもいきがっていなければ手下に示しがつきません。

 

 お巡りさんはその保護者に「あんたがちゃんと躾しないとお仕置きするよ」とすでに断わっています。保護者もその不良に手を焼き、半分以上見放しています。

 

 その不良の支えは、そのまた隣に住むやくざの親分です。この親分は本気でこの不良の面倒を見るのかどうかよくわからないところがあります。

 

 お巡りさんも問題地域はここだけでなく、よその方がもっと大きな問題を抱えていてあまりここに時間や力を使いたくありません。

 

 そしたら、この非暴力の優しい家の人はどうすべきでしょう?

 

 1.どんなにやられても、頭を下げ続け、終わるのを待つ。その際に家が壊されようが、火事になろうが一切文句は言わない。

 

 2.町内会にその不良のことを訴えて、何とかしてくれるように頼む。しかし、自分では何もしようとはしません。

 

 3.お巡りさんと仲良くなってこっちが困っていることを自分のことのように思ってもらう。

 

 4.表札の非暴力主義をやめ、断固たる措置をするということを宣言し、家内の合意も取り付け、いつでも実力行使ができるようにする。

 

 みなさんだったらどれを選びますか?

 

 私は保険会社勤務時代に反社会的勢力の保険金に関するトラブルを何度か対処したことがあります。

 

 初めはビビッて何も言えずに相手の言うことだけを上司に伝えたのですが、「そんなことで営業所長になって部下を守れるかっ!」と叱咤激励され、意を決して不退転の気持ちで乗り込んだら意外とスムースに解決しました。

 

 そこからそういう勢力の人たちには一切弱みを見せずに時は怒鳴り返して交渉をするようにしたところ、保険会社時代の後半にはそういう人たちとのトラブルが亡くなりました。ときどき後輩所長の応援にはいきましたが、あっというまに解決するので不思議がられました。

 

 私を知る人は良く割ると思うのですが、体は中肉中背にお腹が出ていて、目は大きく、笑顔が素敵な男です。

 

 けっして強面ではなく、どこにでもいるようなおじさんです。それでもそういうトラブルを簡単に解決できたのは、心構えだと思っています。一歩も引かないという気持ちが交渉を優位にします。

 

 だから外交の最終手段は軍事力なのです。だれも簡単にその軍事力を使いたくありません。大切な将兵の命がかかっており、戦費が莫大になるからです。ただ危機がないとその軍隊の維持ができくなる可能性があります。そのためある程度の危機は作り出そうとする勢力が存在するのも事実です。

 

 日本は左巻きや反日勢力が「軍隊=悪」「戦争=絶対悪」という構図を国民に浸透させ、こんな状況下でも国会では延々とモリカケ問題を質問しています。ほんとうにくだらない。

 

 滑稽なのは韓国の文大統領で、あれだけの秋波を送り続けても見向きもしてくれない北朝鮮にお疲れの表情を見せ始めているそうです。このまま自体が推移したらあと少しで開催される平昌オリンピックはどうなるのでしょうか?私は日本選手団の派遣は見送るべきではないかと検討を始めてもいいのではと思っています。

 

 誤解しないでほしいのですが、今すぐやめろと入っていません。どんなケースなら見送るかどうかの検討はすべきだと言っています。

 

 つまりいろんな事態を想定して、シュミレーションをすべき事態まで来ていると思います。

 

 こういうと起きてほしくないことは起きないというのが戦後の日本の主流の考え方ですから、「一所懸命に頑張っている選手がかわいそうだ」とか、「スポーツと政治は切り離すべきだ」と言う人が出てきそうですが、もし、日本の大切な選手団に被害が及んだ時にはその人はどのような責任をとるのかをぜひ考えてほしいと思っています。

 

 今の日本には無責任に反対を唱える人が多すぎます。そのコストは全く考えずに、ただ少数の人が大きな声で反対をしたら、物事が止るということがおかしいでしょう。それも私側の人間の主張ではなく、反日親中親北の考えを持つ人たちの主張が通るのです。

 

 今は戦後最大の危機だと思います。皆さんはどう思います?

 

 私は煽りすぎ? ほら吹き? 妄想癖がある?

 

 私はただ大切な同胞の命を守りたいと思っているだけです。もちろんその中には大切な家族や友人も含まれています。

 

 最悪のことを考えるのが国会議員の使命だと思います。いまこそ与野党を問わずその使命を果たす時だと思います。