野党の質問時間はまだ長すぎる! | 井上政典のブログ

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 今国会から与党と野党の質問時間が2:8から36%:64%になったようです。

 

 これでも長いと思います。国民の支持は圧倒的に与党であり、野党のくだらない質問のために大切な国会の時間を使うのは無駄だと考えます。

 

 昨日も自民党の田村憲久議員が予算委員会で安倍総理に質問をしていました。

 

 子供の貧困実態調査に関して厚生労働省の国民生活基礎調査と総務省の全国消費実態調査の二つの指標が存在し、それぞれ13.9と7.9となっています。これは子供が100人いれば14人の貧困者がいるという指標と8人しかいないという指標が混在しているのです。

 

 当然野党は子供の貧困率が14人の指標を使って政府を攻撃しますが、これは調査の対象者や方法が違うことからこの差が生まれてきています。それはその指標をどの政策に使うのかということから実施の時期や調査方法の違いが生まれてきていると野田総務相が答弁しています。

 

 27年度に指摘を受けてすでに内閣府・厚生労働省・総務省で連絡会議が設けられているそうです。ただ調査方法が違うために一本化は難しいとのことですが、傾向としては減ってきているというのが二つの指標が表している数字だそうです。

 

 https://www.youtube.com/watch?v=8QM5iAL1zWw

 

 ご興味のある方は上記のURLでご覧ください。

 

 これにより私も不思議に思っていた二つの指標の関係性がよくわかり、野党がしつこく追及している子供の貧困率と私の周りの実態との差異の理由が垣間見えた気がしました。

 

 それでも子供の貧困は存在するので政府にちゃんとした手を打ってもらいたいと思う気持ちは同じですが、ただあらを探して責任を追及するだけの質問ではなく、こういう本当の国民の生活のことを考えた国会の質疑応答が本来の国会の姿ではないでしょうか。

 

 立憲民主党の長妻議員の質問をご覧ください。ほんとうにくだらない。思い込みで質問をしています。

 

 この質疑時間に関しても、与野党が協議して決まったことなのに、総理に執拗に食い下がる姿はあまりにもおかしいと思います。

 

 ぜひお時間のある方は下記の動画をご覧ください。

 

 https://www.youtube.com/watch?v=pOkotQGj58M

 

 私も両方の動画をすべて見たわけでありませんが、この与党の議員と野党の議員の違いは端的に言うと、積み上げる議論とあらを探す議論に尽きると思っています。

 

 政府に対する監視機能としての野党質問は必要ですが、それがあらばかりを探して政府の瑕疵を大きく言うことと、実際の国民の生活や安全保障の改善に関して何の意味があるのでしょうか。議論は積み上げて少しでもより良いものにすると思っているのは私だけでしょうか。

 

 それを国会の野党の質疑では全く見られないところが私が野党の質問時間の短縮を支持する理由であります。

 

 また長妻氏は立憲民主党の意味を話していましたが、現行憲法に添うのが立憲主義というのが彼らの主張ですが、私は現行憲法に関して疑義を持っているのです。だから現行憲法にも明記されている憲法調査会を機能させ、実態に添うように改正していくのがほんとうの立憲主義ではないでしょうか。

 

 どうして左巻きの人たちは自衛隊の手足を縛っておくのが好きなのでしょうか?

 

 法改正だけで世界有数の実力が認められている自衛隊の存在感は増します。それは戦争の抑止力に繋がり、日本国民を戦争から遠ざけるコストのかからない最良の方法だと私は思います。

 

 古代から日本は軍事強国でした。 

 

 決して軍事大国ではありません。国家予算のほとんどを軍事費に使っている北朝鮮とは似ても似つかぬものです。ただ、戦争中の戦費は例外ですから、ここを比較対象にされては議論が成り立ちません。

 

 戦争の時は、国民生活や経済活動に支障をきたします。だから開戦は民主主義国家では議会の承認がいるのです。

 

 ところが北朝鮮やCHINAのように独裁国家ではその承認は形だけのものであり、独裁者の一存で戦争が始めることができます。そういうならず者国家が身近に存在し、近年とみにその攻撃能力をつけてきたことが大いに問題なのです。

 

 それに対処するために根本法規である憲法の改正は必要なのですが、現行憲法を死守したい立憲民主党や共産党は明らかに利敵行為で日本国民を危険にさらしています。

 

 こういうことでいいのでしょうか。

 

 どうやったら悲惨な戦争から国民を守ることができるかを真剣に考えるのが国会の役割であり、ただ政府の責任を追及して揚げ足をとるためのものではありません。

 

 またもし戦争になったら、国内が戦場になることを避けるのが軍事の常識です。

 

 もし国内で地上戦が行われるようなことになったらあの悲惨な沖縄戦の二の舞になります。沖縄県で反戦運動をしている人たちはこの常識が通用しないのでしょうか。

 

 北朝鮮はミサイルを持っています。高速で飛来するミサイルを迎撃するよりも地上や発射寸前のミサイル基地を攻撃する方が圧倒的に日本国民の命は守ることができます。

 

 田中裕子法政大学学長が、「北朝鮮の人たちの人権を考える必要がある」という趣旨のことをテレビで発言していましたが、北朝鮮の国民の人権を守るのは日本政府ではなく、北朝鮮政府の役目です。日本政府はまずは日本国民の生命・財産を守ることを考えるのが役目です。

 

 こういう似非人道主義者達が日本の国力を削ぎ、日本なら攻撃してもかまわないと間違ったメッセージを送り続けているのです。

 

 韓国領に亡命した北朝鮮の兵士の体内には多数の寄生虫がいたと言います。

 

 東北の日本海岸には北朝鮮の漁船が漂流し始めました。

 

 この二つの出来事を合わせてちょっと想像力を働かせると、漁船で艤装難民になった人たちが寄生虫をばらまいて日本国内に混乱を巻き起こすという寄生虫テロや病原菌テロが起こり始めていると考えてもおかしくないでしょう。

 

 危険はすぐそこに来ています。そういう認識を持てば、今国会で何を議論し、何を決めていかねばならないのかがよくわかるはずです。

 

 政府のあらを探してマスコミと結託して安倍政治を終わらせることが目的の野党とその質問時間は祖国にとって無駄な時間と言えるでしょう。