小中学校の入学式や卒業式で起立しない来賓がいたらどう思う? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 私はこのような町議会議員がいること自体がおかしいと思うのですが、皆さんはいかがですか?

 

>>>引用開始

 来賓として出席した小中学校の入学式や卒業式の国歌斉唱でこれまで起立してこなかった京都府井手町の谷田操議員(59)が13日、校長から起立を求められるなどしたことで人権や表現の自由などを侵害されたとして、京都弁護士会に人権救済の申し立てを行った。

 

 申立書などによると、谷田議員は平成25年4月以降、来賓として出席した小中学校の国歌斉唱の際に起立していなかった。今年9月の町議会で別の議員がこうした行為を指摘し、松田定教育長が「児童生徒への悪影響を懸念している」などと述べた。

 

 これを受け、先月24日に小学校と中学校の各校長らが谷田議員と面談。今後の入学式や卒義式について、「起立すると回答しなければ来賓として招待しない」と説明したという。

 

 谷田議員は記者会見で「もし入学式や卒業式に出席できなければ町議としての活動を怠っているとみなされ、不利益となる」と主張。小学校の校長は取材に「学校行事の責任者として国歌斉唱の際の起立をお願いしただけで、人権などは侵害していない」としている。

 

>>>引用終わり

 

 実はこの記事を書くのは二度目です。昨日書き上げたブログをアップしようとしたつもりがどこかに消えていました。今週は自分の講演やイスラエルからホロコースト記念館(ヤドヴァシュム)の元副部長のミナヤンコ女史が来福されているので懇親会やテレビ収録や講演会などのアテンドをしているから忙しいのであきらめようとしました。

 

 そしてめったにアップしない愚痴をフェイスブックに吐露したところ、たくさんの方から励ましのメッセージを頂き、もう一度挑戦してみる気になりました。みなさんのメッセージが本当に励みになります。

 

 私はこの「人権」という言葉が大嫌いで、とても違和感を持ちます。この言葉を乱用する人の多くは日本文化を理解しようともしない左巻きの人が多いと思っています。もちろんこれは私の個人的な偏見かもしれません。しかし、「人権」という自分の権利の主張よりももっと適切な日本語が存在すると知っているからです。

 

 それは「人権」を「思いやり」と変えるとその違和感がすっと消えるのです。

 

 「人権」は自分の権利を声高に主張することですが、「思いやり」は相手を大切にし尊重する言葉だからです。

 

 概念的に同じだと私は思います。しかし、俺が俺がという発想よりも、おかげおかげの発想の方が世の中丸く収まると思いませんか?

 

 もちろん、この概念は価値観の違う外国に対しては使いません。相手のことを忖度できる民度の高い日本国内でしか使わないのを前提にお話します。最近は「忖度」という言葉が悪い言葉のように使われていますが、相手のことを察する文化というのは日本固有の優れた習慣であり、これができる民族というのはとても少なく、誇って良い言葉だと思います。

 

 国歌国旗に対する敬意を表すために、起立し正対し歌うというのが当たり前のことと思います。これは日本国内だけでなく、世界の常識です。そのため、青少年には自国の国歌や国旗に対して誇りと自信をもって遇するというのが大切な教育の一部です。

 

 なぜなら自国の国歌国旗に敬意を表せない人が、他国の国歌国旗に敬意を表すことができず、大切な国際舞台で大恥をかくことになるからです。

 

 基本的は、自国を誇りに思えない人や愛国心の無い人は世界の常識では尊敬の対象ではなく、自分の国も愛せないくだらない人と思われてもおかしくありません。ただお隣の国のように、何でも自分たちが始めたと主張するのも滑稽で哀れですが、日本の文化や歴史は世界の多くの人が敬意を持っておられるので間違いないでしょう。

 

 今私の友人のイスラエル人が来福中です。彼女はエルサレムにあるヤドヴァシュム(ホロコースト記念館)の元副部長で、あの命のヴィザを書き続けた杉原千畝を世に送り出した研究者です。

 

 トランプ大統領の来日した同じ日に東京に来日し、先週の金曜日から福岡に来ています。一緒に呉の海軍ツアーに行ったり、歓迎会や今日はRKBテレビの収録に付き合ったり、明日の土曜日は西南大のコミュニティセンターで10時から講演したりしていますが、すべての時間を私たちが付き合っているわけでありません。

 

 彼女自身で福岡の街を歩いているのです。その彼女が言うには、日本は世界のどの都市よりも平和で親切で優しいとべた褒めです。私はこういう知日派の外国人を日本人のおもてなしの心でもてなし、その良さを世界に発信してもらうことが大切だと思っております。

 

 イスラエルと日本には共通点が多い、それはエネルギーを持たないことと近くにイランや北朝鮮などの国家の安全保障に害を及ぼす国が存在しているが、両国とも高い民度を持ち、教育レベルが高い事だと言われます。

 

 しかし、国家の安全保障については全くレベルが違うと思います。

 

 彼女が空港に行く時間について話していました。福岡空港は全国の都市部で一番近い空港で福岡の都心部からでも地下鉄で10分。車でも20分くらいあればつきます。そしてすでにネットで搭乗手続きをしていれば、20分くらい前に空港についても乗り遅れることはありません。ただ、混雑時は除くですが・・。

 

 イスラエルでは国内線であろうが、空港について飛行機に乗るまで3時間は見ておかねばならないそうです。

 

 それはセキュリティチェックが厳重だからです。周りに敵だらけのイスラエルで、いつテロが起こってもおかしくありません。そのため日ごろから厳重なセキュリティチェックをしているのです。

 

 それに対し「国民は文句を言わないのか?」と聞くと、「ちょっと我慢をすれば安全な飛行機に乗れるのだからむしろ感謝している」というのです。

 

 レストランでもデパートでも軍や警察の制服姿の人たちが食事や買い物を非番や休憩時間にしているのをよく見かけるそうです。もちろん、軍人は自動小銃を肩から下げ、警察はピストルを携行したままです。

 

 ちょっと前にやっと空いた時間に消防隊員が消防車で食堂に乗り付け食事をしていたと問題になっていましたが、こんなものイスラエルでは全く問題にならないどころか、いつもありがとうとお店の人やお客からおごってもらうこともよくあることだそうです。

 

 デパートでは軍人には5%程度の割引があるそうです。

 

 こういうことを聞くといかに日本がヘイワだけど、まったく平和ボケしていることがわかります。

 

 緊急事態が起こった時はチームで装備一式もって食事をしていた方が出動が早くなります。

 

 テロリストが悪さをしようとしている瞬間に、非番だけれど制服の軍人や警官の姿を見た方が犯罪の抑止につながります。

 

 でも、この共産党のような日本を破壊しようとする人たちがいる限り、国民に恐怖感を与えるとか言って大反対するのでしょうね。

 

 軍事の専門家は、これからの日本の戦闘は山や野原ではなく、市街戦だと言われていました。北朝鮮の特殊部隊が上陸し、街を混乱させその隙に重要な軍事目標を攻撃するということは十分にあり得ます。その際に市街戦の戦闘訓練を実際の町でするのと訓練場のセットでするのとはその部隊の練度が格段に違ってくるでしょう。

 

 でも、今の日本では到底考えられません。この国歌斉唱を拒否し続けている共産党の議員がいる限り、自衛隊は訓練できず、そのために大勢の一般市民が巻き添えをくう可能性が大いにあります。

 

 北朝鮮の兵士が韓国に亡命し、その腸内には無数の寄生虫が存在していたそうです。食料を支給されている兵士でさえもこの有様ですから、難民がボートで日本に渡ってきたら親切心を持つ日本人の多くが感染し、危険にさらされます。この防疫の対策をすぐに日本海側の地方自治体は対処をし始めなければなりません。

 

 ここでも、国歌斉唱を拒否するような議員たちが一斉に反対の声を上げるのでしょうね、「非人道的だ」とか「彼等にも人権がある」とかいって。

 

 もし山尾志桜里氏が芸能人であったなら、不倫しようが何しようがとやかく言おうとは思いません。

 

 でも、彼女は国会議員という公職に就き、国民に範を示す立場の人間です。だから彼女が当選した時に愛知7区の有権者の人たちの見識の無さにがっかりしました。でも、ここにきてまた不倫の疑惑の相手を政策顧問にするという暴挙をするに至っては寛容な愛知7区の人からも大ブーイングが起こっていると聞きます。それがその人たちの正体なんです。

 

 共産党のこの町議も国家の存亡の危機に直面しても自分の権利を主張し、平和時の法律を振りかざし、国防の妨げをする人なのです。

 

 日本の国歌や国旗に敬意を払わないということはその国家の存在自体を認めていないのと等しいのです。これが本当に証明されるときになっては手遅れです。その遅滞行為によって多くの日本人の命が失われるでしょう。

 

 ただいつの時代にもこういう人はいました。ですから戦前は国家権力によって排除されていたのです。戦後GHQの日本の骨抜き政策により、排除された無政府主義者や社会主義者が主導権を握り、教育界や法曹界やマスコミを牛耳ってきたのが日本の戦後です。

 

 もうそろそろそれから卒業しましょう。

 

 私は戦争が大嫌いです。だからこそ有事の備えを実力も法制面も整えなけばならないと主張しています。

 

 私は博愛主義者です。だからこそ日本が好きな外国人は大切にしましょうと考え、もてなしをしています。

 

 私は差別が大嫌いです。朝鮮人でもCHINA人でも日本が好きなら大歓迎します。でも、日本人でも反日をする人は大嫌いなのです。

 

 ですから立憲民主党の福山議員のことを帰化前の「陳」という名前で呼ぶことも大嫌いです。彼は日本国籍を選択し、日本人になっているのですから、ちゃんと日本名で呼ぶべきです。しかし、彼の言動が反日ならばその行為を徹底的に非難するべきだと思います。

 

 日本人は太古の昔からいろんな人々を受け入れ、それに伴って入ってくる文化や習慣もいいと思ったら受け入れてきました。

 

 日本という国の一員として受け入れているのです。それをちゃんと認めてあげましょう。

 

 でも、表記の共産党の町議のように日本人でありながら国歌や国旗に対して敬意を表せない人は速やかに公職(地方公務員特別職)を退いてもらうべきです。そして学校もそのような人を来賓で呼ぶ必要はないと思います。子供たちの将来に害になる人です。

 

 私の考えというのは偏屈な国家主義者の考えなのでしょうか。