日韓でこうも違うおもてなし | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 日本と韓国は違うとわかっていましたが、こうも違うとはびっくりしました。

 

 日本では相手が満足できるように最大限に気を使うことをおもてなしと言いますが、韓国では自分たちが満足することをおもてなしといういうようです。どちらのおもてなしをされるとされた方は嬉しいのかは一目瞭然だと思います。

 

 トランプ大統領のにこやかな表情を見ていると本当に安倍総理と仲良しで信頼しきっているということが伝わってきます。ところが文大統領との会談の時にはもう早く終わりたいものだというような表情を読み取るのは私だけでしょうか?

 

 外国の首脳と仲良くすることはとてもいいことだと思います。ましてや日米同盟の相手であり、日本の最大のパートナーである米国と仲良くすることは国益に適っています。それをとやかくいうコメンテーターの見識を大いに問いたいと思います。

 

 日本にとってあまり影響のない国とは違い、経済・安全保障等密接なかかわりがある国です。そしてとても好き嫌いのはっきりしているトランプ大統領とこれだけ友好な関係を見せつけられたCHINAや韓国は気が気ではないと思います。つまりトランプ大統領と仲のいいところを見せれば見せるほど日本の安全保障は高まるのです。

 

 トランプ大統領は口ではアメリカファーストを言っていますが、実際はフレンドファーストだと思います。そしてそれは日本の首相とは違って露骨に前面に出てきます。ですから安倍総理もいい友達関係を保てるように精一杯のおもてなしをしたのです。

 

 きっと大満足して日本を後にしたでしょう。

 

 でも、韓国ではトランプ大統領夫妻の表情は硬く、余り居心地がいいとは思えない表情をテレビの画面を通じてですが、見とれました。

 

 皆さんはどう見ましたか?

 

 そうしていると凄いニュースが入ってきました。

 

 晩さん会に戦時売春婦を招待し、大統領に挨拶をさせたことです。

 

 明らかにおかしいでしょう。

 

 一昨年の年末にアメリカ主導でこの慰安婦問題は合意したはずです。安倍総理とても内心は忸怩たる思いでこの日韓合意に踏み切ったと思います。そして、日本はバカまじめに合意を守っていますが、韓国は好き放題で合意を順守しようという気などまったくありません。

 

 日韓首脳会談でも「日韓の間には歴史問題がある」とくぎを刺したかったのでしょうが、これがどれだけの逆効果になるとは思わないのでしょうか?

 

 気持ち悪い作り笑いでトランプ大統領に接する文大統領がだんだん滑稽に見えてきました。

 

 またこの戦時売春婦はこともあろうに自分からハグを求めるなど、無礼な行為を繰り返し、トランプ大統領も仕方なく応じていたようです。今度その場面をテレビで見たらトランプ大統領の右手を見てください。私の目には「これ以上近づくなよ」というように手でガードしているように見えています。

 

 そしてあのエビです。

 

 ただこれは見方によっては正解かもしれません。というのは下水道の整備が遅れていて、海を守るために山を大事にするという概念の無い韓国では韓国沿岸の海水の汚染状態は目も当てられず、そこから水揚げされる魚介類には驚くほどの高い水準の大腸菌が付着しているからです。

 

 だから私は韓国海苔などを頂いても、決して家に持ち帰りませんし、もし持ち帰っても妻に捨てられます。

 

 だから竹島の良好な漁場で取れたエビをお出しするのは大統領にとっていいことではないかなと思います。

 

 ただ、あのお膳を見た時にこれが国賓に対して出すお膳かと思ったのは私だけでしょうか?

 

 エビもただの塩焼きではなく、もう少し手を加えて食べやすくするなり、何か別の食材と合わせるなりをした方がいいのではと思うのは私だけでしょうか?

 

 竹島が日韓の間に横たわっている問題だということを大統領にわからせる目的なら、「ああやはりこの問題は韓国側の問題なのか」という言うことをわからせた結果になっていると思います。

 

 なんか、「上から目線で教えてやっている」というような感じの晩餐会だったと思います。これで本当におもてなしができたのでしょうか。

 

 でも、韓国のおもてなしが自分たちが満足をすればいいというものであるならば、大成功でしょう。

 

 ただトランプ大統領は韓国側の思惑とは正反対の印象を得たと思っています。

 

 日本にもそういうことが起きています。あの不倫疑惑の山尾志桜里議員がその不倫疑惑相手の弁護士を政策顧問として迎えるということが神奈川新聞で報じられていました。

 

 自分たちがやましいことはないとアピールしたかったのでしょうが、それならあの時にどうして民進党をすぐに離党したのでしょう?

 

 なんか理解に苦しみますね。これも自分たちさえ満足すればその印象を受ける側である国民の感情などは無視なのでしょうか。

 

 世界各国お国柄が違います。それによって齟齬が生じないように「外交儀礼」が存在するのです。戦時売春婦の同席といい、エビのことといい、外交的な観点を全く無視して、まったくの国内事情だけで外交を判断する韓国とはこれ以上付き合うことはできないと思います。

 

 先人がやったように九州北部の海岸に元寇防塁を築かねばなりません。そうするとトランプ大統領がまたニコッと笑って気持ちがわかるよと言ってくれると思います。