私・国家・公のための三日間を過ごしました。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 とても充実した三日間を過ごしました。いろんな方々とのご縁に感謝しています。

 

 まずは私的な充実。

 

 3日文化の日はお隣の佐賀県唐津市の最大のイベントである唐津くんちに行ってきました。

 

 同行した産経新聞の佐々木九州総局長から「くんちって何ですか?」と聞かれて、神社の本を書いておきながら恥ずかしながら答えられませんでした。

 

 調べてみるとこれも北部九州だけのお祭りで、供日(くちに)九日などが語源となっているのですが、詳しいことはわかっていません。

 

 この唐津くんちも17世紀に始まったと言われていますが、くんちの代名詞「曳山」が登場するのは19世紀初頭から。そういう意味ではまだ新しい祭りに分類されるのでしょうが、この時ばかりは唐津市にはたくさんの人が溢れます。

 

 車で孫もつれて3人で言ったのですが、曳山が巡幸するために各所で交通規制に会い、唐津市に入って目的地の同志藤原雄氏の所に行くまでに40分以上かかりました。

 

 藤原氏がご接待していただくところを基地にして、御旅所への曳山のせいぞろいを見に行きます。途中知り合いの美しい女性二人と遭遇し、迫力の場面が見ることができる場所に案内してもらいました。

 

 博多の祇園山笠に比べていろんな規制が緩いのが特徴で、観客が見る場所も、山によって警察官が必死にもう少し下がってくださいとスペースを開けたかと思うと、またいつのまにか緩くなっていくなどどことなくよそ者にもほっこりとするお祭りになっています。

 

 14の曳山がありますが、そこでお囃子を奏でているのはみな青年ばかりです。それも楽しそうに。

 

 曳く人も茶髪は禁止とかで、きっと最近まで茶髪だったけどこれに参加するために黒く染めてきたなとわかるような若者が何人もいました。

 

 みんなで力を合わせて2トン以上もある山を曳くのですが、その表情は「どうだいうちの山は、素晴らしいだろう」という自信と誇りに満ち溢れており、凄く頼もしく、いなせでかっこいいのです。

 

 地元の女性に聞くと、「くんちマジック」というのがあって、くんちが終わると多くの若い男女が付き合いだすそうです。それは、山を曳く若者の勇姿をみて女性が惚れるのです。

 

 おじさんが見てもかっこいいと思うのです。年頃の女性が見たら憧れるのも当然ですね。

 

 14の曳山を小学校の校庭の御旅所にきれいに並べていくのですが、その曳き方にも町内それぞれやり方があって、一気に入れるところもあれば、ゆっくり入れるところもあり、それを上役からの指示で一糸乱れずに200人以上の人たちが力を合わせて見事に見せ場を作ります。それをみて観客も大興奮です。

 

 私は5歳の孫を肩車して見せていましたが、どうしてもお囃子に煽られて体が動くのです。すると上から「ジィジ怖い、動かないで。かき氷が落ちる」というかわいい声が。楽しい一日でした。

 

 御接待をしていただいた同志藤原雄先生ありがとうございました。

 

 4日の土曜日は、私が事務局長および企画をしている一月三舟の会の懇話会があり、呉善花先生と中田宏先生の合同講演会を実施しました。

 

 呉善花先生には朝鮮半島情勢を中田宏先生にはそれに対応する日本の政界の様子をお話しいただきました。

 

 京都から友人で評論家の八幡和郎先生もお見えになり、短いスピーチでしたが存在感のあるお話をしていただきました。

 

 この内容な後日ブログ内でご紹介していきます。

 

 そして昨日は校区内の町内対抗ファミリーバトミントン大会があり、予選20試合、そしてパート決勝3試合、決勝2試合を順調に進行する進行役をしていましたが、一セットはどうしても参加せざるを得なくなり、出ました。

 

 いま足腰が痛くなっています。

 

 このように、私事の楽しみ、国家の危機を考える会、そして校区の親善と町内の親睦を図るファミリーバトミントン大会と充実した三日間を過ごしました。

 

 4日の早朝には8月に収録したRKBテレビ「元気by福岡」の放映もあり、もうすぐアーカイブでご覧いただけると思います。

 

 体は疲れましたが、充実した三日間でした。