がんばれ、河野太郎!あなたしか過去を正せない! | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 河野太郎氏が外務大臣に就任しました。

 

 大歓迎です。

 

 もし、あなたが河野太郎氏の立場だったら、現在のような日韓関係の中、自分がどのような立場に置かれるか容易に想像をできるでしょう。


 文政権は日韓合意を見直そうとしているのです。

 

 その状況下で少しでも韓国よりの発言をすれば日本国内で袋叩きにあうという予想は容易にできます。

 

 それでも外務大臣の要請を受けたということは、自分なりに勉強し、父親の言動が我が国の国益を大いに損なったと思っているのではないかと考えています。

 

 あの慰安婦問題を捏造した吉田清二のご子息が勇気ある言動をとったことに刺激を受けたのではないでしょうか。

 

 ただこの代理人の元自衛官の奥氏はいまだに韓国に軟禁状態にあります。なんとか無事戻ってきてほしいと思っております。

 

 皆さん、想像してみてください。河野談話を息子の河野太郎氏が否定することの意義を。

 

 誰がしても日韓の左巻きはその否定を受け入れないでしょうが、河野太郎氏が否定すれば受け入れざるを得ないと思います。

 

 さすれば韓国はこれ以上日本に対して慰安婦問題を言えなくなるのです。

 

 つまり、日韓問題のとげを抜ける可能性が最も大きい人が外務大臣になったのです。

 

 いまさら日韓問題なんて正常化する必要はないと思っている人は多いと思います。感情論的には私も理解できますが、現実問題として北朝鮮の暴発で朝鮮動乱が起こった時の難民問題、さらに劣悪な韓国の経済状況から考えても、韓国にとって日韓問題を正常化することの必要性は大いにあると思っています。

 

 もともと戦後の独立の際に戦勝国に加わらなければならないと嘘で固めた建国をしたことが問題の原点です。アメリカも朝鮮半島に親米政権を持つ必要があったので李承晩大統領を認めますが、ここにきてひずみが大きくなりすぎてにっちもさっちもいかなくなってきているのが現状ではないでしょうか。

 

 私は嘘つき韓国は嫌いですが、それ以上に日本の最前線が韓国であるべきだという観点から韓国崩壊を望んでいません。

 

 一国が崩壊すれば、その国民は塗炭の苦しみを味わい、そのしわ寄せが隣国の日本にも必ず影響するからです。福岡などその最前線になるのです。切実な問題となるでしょう。

 

 韓国のマスコミが日本のマスコミよりもまともだということを次の論文で知りました。

 

 これは文在寅大統領の脱原発の演説に対する各メディアの論調を原子力国民会議の栗山正明先生がまとめたものです。

 

 >>>引用開始

韓国での原発論争と日本

 朝鮮日報(7/28)によると韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、新古里原子力発電所5号機と6号機の建設工事を一時中断すること、今後の建設再開については世論の動向をみて決めると発表し、直ちに新古里の新規発電所計画は中断された。

 

 同時に市民陪審員団を発足させ、判断に必要な情報を提供したうえでこの陪審員団に建設再開の是非について議論させ、最終的に決めるとした。これは文在寅(ムン・ジェイン)大統領の選挙公約の一つであった「原発ゼロ」を実現するための政策プロセスであるが、この政策についての韓国新聞各紙の論調は以下のようであった。

 先ず、朝鮮日報(発行部数:180万部で1位)は、原子力政策はエネルギー安全保障、環境、気候変動、将来の産業競争力などの様々な側面に影響を及ぼす、当に「国家百年の計」であり、任期が5年しかない大統領が軽々に判断すべき政策ではないと主張。

 

 更に韓国は周辺国と電力を融通し合える欧州と異なり、エネルギーの観点では完全に孤立した島国で電力調達に支障が出れば韓国経済が直ちに停止してしまう。このような国の未来がかかっている原発政策に対して、専門的な知識も経験もない「市民陪審員団」に決めさせてはならない、エネルギー問題は陪審員制度のように市民に判断を任せるような問題ではない、政府はこの重大問題を見栄えだけのパフォーマンスで取り扱う愚行、と断じている。

 更に中央日報(発行部数:130万部で2位)は、エネルギー政策は様々な要素を模索してゆっくり決めるべき問題であり、禁煙運動をするかのように軽々に強行する問題ではないと主張。これは政権の偏向した考えと過度の自己確信からくるもので、将来を見据えずに現状だけしか見ないため急進的政策を合理的と勘違いしているだけ、としている。

 

 次に中央日報は、原子力の誤解について安全性と経済性の2つの観点から論じている。安全性に関する観点では、文在寅(ムン・ジェイン)政府の「原発は安くて良いとしても放射能漏出事故の可能性があるので、これからは高くても安全を選ばなければならない。」という主張に対して、中央日報は「放射能漏出事故が起きないなら原発事故は機械的故障と変わるところがない。恐れる対象ではない。」としている。

 

 現在、世界では数百基の原子炉が運転されており、留意すべき放射能漏れ事故が2回あった。チェルノブイリ事故は最初から設計と施設に不備があり深刻な規定違反があった。福島事故に関しては、当時、地震と津波の攻撃を受けた原発団地は6か所あったが、福島でおきた事故はただ一か所だけが9mの津波にしか備えてなく13mの津波に対応できなかったことが原因だった。

 

 しかし現在の世界の原発は津波と地震に備えができている。更に新原発は、すべての“もしも”を動員して、飛行機衝突、ミサイル攻撃、オペレータがとんでもないミスを犯しても放射能漏出にならないように設計されている。

 

 また経済的観点では、政府は「再生エネは現在は高いが技術投資が続けば安くなる。」と楽観する。それなのに「原子力も更なる技術投資をすれば現在よりも安くなり、さらに安全になる。」ということがなぜ信じられないのかと主張し、現在と未来の両方を見て合理的な選択をしなければならないと論理的に冷静に報じている。

 

 また太陽光や風力は自然環境に従属的で、いくら努力しても太陽光や風が更に強く、更に長く運転することは出来ない。これに対して原子力は100%技術革新に依存する。これは「我々の未来を自分の技術で作りだすのか、自然に依存するのかの選択だ。」としている。

 一方、ハンギョレ新聞(発行部数:28万部で10位)は、文在寅(ムン・ジェイン)政権の政策を概ね妥当なものとして好意的に報道し、この政策の背景にあるのは、韓国国民の中に「予測不可能な事故」に対する安全上の不安があること、それに2013年~14年に起こった原子力事業者である韓国水力原子力会社の不正納入事件に対する不信感があったからとしている。更に現在の政策では「原発ゼロ」までに60年もかかり、こんなスピードではこれまでに脱原発した国に比べても遅いと主張して、更にスピードを上げるべきと文在寅政権を後押ししている。

 韓国の文在寅政権の原発政策とそれに対する新聞各社の報道姿勢を述べたが、新聞各社の記事は非常に冷静にかつ論理的に議論を展開しており、現在と未来の両方を見据えるとともに安全性や経済性を冷静に論じて政策を決めなければならないとしている。

 翻って日本での新聞報道、特に朝日、毎日、東京新聞等の報道姿勢を見てみると、韓国の新聞各社の冷静かつ論理的な報道姿勢とは対照的に、恣意的に偏向した報道がまかり通っており、日本の新聞が韓国に比べて如何にレベルが低いかを痛感させられる。朝日、毎日等の記事は、原子力の怖さのみを強調するだけでエネルギー問題の本質を掘り下げて報道しようとはせず、時には原発と原爆を同一視してその危険性を煽ることさえある。

 

 また再生エネに関してはバラ色の未来に関することだけを報道し、技術的な問題や性能の限界、或いは環境に及ぼす影響等については取り上げない。マスメディアの本質的な役割は、日本国民の生活を維持するうえで最も重要であるエネルギー安全保障や経済性、環境問題等を包括的に取り上げて、所謂 “国家100年の計”を論ずることではないか。

 最後に朝日、毎日、東京新聞などの偏向した報道記事を読むにつけ、韓国の新聞各紙のような論理的かつ冷静な報道姿勢が羨ましくなるのは私だけだろうか。

 

>>>引用終わり

 

 いかがです。あの韓国のマスコミの方が自国の繁栄の根幹ともいえるエネルギー政策にとても冷静に対応しています。

 

 栗山先生の言葉ではないですが、羨ましくもあります。

 

 一時は急進的な政策を煽った韓国のマスコミも現実の重大な諸問題を考えるとこれではいけないと判断し、現実路線に立ち戻りつつあります。

 

 韓国国内における親北政権への警鐘とみてもいいでしょう。

 

 国民の火病と言われる過度な反応が行き過ぎていると考えているのだと思います。

 

 日韓問題がこれ以上こじれると誰が一番損をするのか?という疑問に、韓国だという現実が徐々に浸透しているのではないでしょうか。

 

 そういう時期にあの売国奴的河野談話の否定を息子の河野太郎氏が行えば、儒教の伝統文化が色濃く残る韓国での衝撃度合は日本人の比ではないと思います。

 

 私はそのための起用であってほしいという願いを込めて河野太郎氏の外務大臣としての働きを見てみたいと思います。

 

 そしてさらに韓国は慰安婦から徴用工問題でお金をせびろうとして映画『軍艦島』を公開しています。

 

 これほど日韓問題で外務大臣の存在が大きくなっている時はありません。

 

 それを引き受けたということは、それなりの覚悟があってしかるべきだと思っています。

 

 親韓国でいいのですが、現実問題ではどちらの国からも受け入れられないという現実を踏まえて、この元お花畑の住人だった河野太郎氏はどのような行動に出るのでしょう。

 

 意外だった人事ですが、最もその後に興味を持たせる人事となったと思います。

 

 

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 イデオロギーは全くありません。

 

 日本人としての原点だけを書いています。これをお読みになると神社がどのようなものかが自然にわかると思います。

 

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