先週の日曜日、校区の町内対抗ビーチボール大会を開催しました。私は校区の役員でその運営を担当しています。
小学校の体育館をお借りして行うのですが、猛暑で準備だけで汗が流れ落ちてきました。
そして始まるよという時に一つの問題が発生しました。
各町内2チーム計20チーム出さなければならないのに、当日になってある町内が1チームの人が集まらなかったと言い出したのです。
10町内のAとBのブロック分けての予選の組み合わせがごろっと変わってきます。
前日に本部に確認した時は変更はないということで作った組み合わせですし、当日に組み換えとなってもあと30分前に言ってもらえば差し替えは可能でした。
でも、試合開始の直前に言われても時間が足りません。
そこで私のとった行動は、その問題の町内のチームですべての試合をするということでした。
3面のコートがあるのですが、そのチームが試合をしている時は、別の場所での試合は不可能です。そのために他のチームに多大な迷惑を掛けました。
でも、私の当時の判断基準は、この組み合わせを時間通りに終わらせることでした。そのためにいろんな工夫をし、他のチームにお願いして無理を通してきました。
途中でいろいろ目の前の現象だけを見て好意からアドバイスを言ってこられる人がたくさんいました。
でも、一つの原則を変えると全体が進みません。これ以上不公平感を出したくなかったので、「私が責任をもってこれを進行していますので、有難いですが黙っていてください」と強権を発動し、それに従っていただいたので予定通りに終了させることができました。
今国会で行われていることと比較する次元が違うかもしれませんが、本質は一緒だと思っています。
今日本が置かれている問題点は何ですか?
安全保障・エネルギー・人口構成(少子化)・経済等々山済みです。
ただ、他の国と比較して恵まれているのは、国民が勤勉で各自の仕事を責任をもって果たすという使命感が強いということ。
民度が高く、細かく言わなくても周りの空気を忖度して自分の行動を処する人が多いということ。でも、自分だけの主張をする人も増えてきていらない摩擦を引き起こしている人もいますが・・・。
そして政権が安定していることです。
自分の国を自分で護れない現在の日本国にとって政権が安定しているということは、他の国から付け込まれにくいということと同じです。
政権が不安定だとすぐに隣国からいちゃもんをつけられ、またお金をむしり取られてしまいます。
でも、今はいちゃもんをつけてこられても今までの政権に比べて比較的冷静に安倍政権は対応していると思っています。
日韓合意で支払った10億円も7割以上の元慰安婦に支払われているのです。ほぼこの問題も蒸し返す要素の無いくらい終わっていると言っていいと思います。
何度も書きますが、日韓合意自体は苦肉の策としか言いようがありません。でも、一度国家間で決めた約束事を日本はきちんと履行しているのですから、あとは韓国がどうするかですが、その内情は7割強の元慰安婦やその遺族にお金が渡っているというのが事実であり、これが国民感情が納得できないというふざけた文在寅大統領の発言は容認できません。
話を元に戻します。
北朝鮮は戦力的に比較をすれば微力な戦力しか持ちません。
でも、その微力な戦力でも日本国民を危険にさらすだけの能力は有しています。どこに落ちるかわからないミサイルが日本の都市部に飛来してきた場合、迎撃してもその破片が日本人を害する可能性はあるのです。
その被害は小さいかもしれませんが、一人でも日本人が外国の攻撃によって傷つけられるということを容認してしまえば、独立国家としての存在意義がなくなると思っています。
だから日本政府は、一人の日本人の生命・財産が危険にさらされないように政治をすることを国民から付託されています。
どう具体的に迎撃するのか、ミサイルが発射される寸前に基地を攻撃したら両国の民間人に被害を及ぼさずに攻撃を阻止できます。
その手順は?いつどの時点で誰がどのように判断するのか?
そういうことを国会で議論してほしいと思うのは私だけでしょうか。
ここでも禁止規定だけを決めてあとは作戦を実行する自衛隊に一任せねばなりません。事前に作戦がわかっていたら意味がないからです。
そのためには一日でも早くに自衛隊が違憲状態から脱し、きちんと日本国憲法内にその存在を位置づけ、そこで不幸にも戦死者が出た場合には国家としてその遺族に応えられるようにすべきなのです。
今の日本では、誰がその責任をとり、遺族がおかれる立場は不透明なままです。これではいくら自衛隊が精強だと言っても思う存分日本国民を守るために闘えません。
自衛隊の装備など足りないものはいっぱいあります。
でも現行法上手かせ足かせをされて実力通りに動けないのが実情です。それを憲法改正をして法整備をするだけで、強力な抑止力となり、他国から舐められることはありません。
そうなれば日本国民が戦争に巻き込まれる可能性がうんと低くなると思いませんか。
エネルギー問題もそうです。
エネルギー資源の無い日本国にとって原子力発電は必要不可欠なものです。
太陽光発電で足りると思い込んでいる人は、まったく発電のできない夜間のエアコンはつけていないでしょうね。新幹線や都電を太陽光エネルギーで賄えると思っているのでしょうか。
わからないならちゃんと勉強しましょう。わかっている人に聞けばいいものを50年も前の理論を振り回す活動家の意見を有難がって聞いています。
それでも理系の人は論理的に考えられますが、文科系の人間が理解をしようともせずに反対しているとしか思えないのが日本の現状だと思います。
訴訟をして原子力発電所の再稼働に反対していますが、その国民的損害がどれほどになるのかも考えて、裁判所も判断し、敗訴したらその賠償責任もある程度負担すべきだと思います。
放送で一人でも視聴者からクレームがつくと止めようする傾向がありますが、民主主義というのは他の大勢が容認すればそれを使ってもいいということではないでしょうか。
変な少数意見の尊重がまかり通っており、私は納得ができません。
日本国の国益って何でしょう?
誰がその恩恵を被るのでしょう?
そのためにはある程度の犠牲は当然だし、国民一人一人がちょっと我慢をすれば解決できる問題が多々あります。
そういう観点から現在行われている閉会中審議を見るとなんと「不毛な」議論をしているのでしょう。
質問者に国益という概念が完全に欠落しているとしか思えません。
皆さんが考える「国益」って何でしょうか?