テロ等準備罪に反対する人たちを見て | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 昨日のブログでテロ等準備罪の衆院通過を支持すると書きましたが、それに対する反論もいろいろなところから頂きました。

 

 ただ残念なことに、私に直接ではなくシェアした人のタイムラインなどに書き込んでおられる人ばかりでした。その人たちのタイムラインを覗いたり、ちょっと前の自称ジャーナリストの「共謀罪に反対する」という記者会見の様子をじっくり見てみると、いくつかの共通点が見えたのでちょっと書きたいと思います。

 

 この法案に反対の人の共通点;

 

1.日本の過去を悪く思っている。

2.日本国内しか見ていない。

3.テロ等準備罪になぜテロの文言が入っていないかという正当な理由を知らない。

4.日本のことを一番悪い国だと思っている。

5.政府のやることは信用していない。

 

 こんなもんでしょうか。

 

1.の日本の過去を悪く思っているというのは、先の大戦は日本の軍国主義が世界特にアジア諸国に迷惑をかけたと信じ込んでいるのです。

 

 もちろん、戦闘に巻き込まれた人たちは大変な苦労をされたと思います。

 

 でも、それは何のため?

 

 そしてその結果は?と今から振り返ってみると、長い間植民地されていて奴隷根性が根を張っていた現地の人たちにその国の人間としての誇りと尊厳を与えたと考えられないのでしょうか。

 

 李登輝閣下の話を直接聞いたり、著書を読むと明確に書いてあります。

 

 「日本の統治によって初めは日本人として誇りを持ち、その後は台湾人としての自我に目覚めた」と。

 

 インドネシアも戦後2000人以上の日本軍将兵が現地に残り、オランダとの独立戦争を支援し、半数が戦死し、その御霊はインドネシアで英雄として祀られていること、そして独立宣言書には17.8.05という数字が並び、これは昭和20年8月17日を示し、その05というのが皇紀2605年を表すということ。

 

 昭和20年8月17日という日本が負けた後に皇紀を使って独立宣言書をスカルノとハッタが書き、そしてこの数字はインドネシアの紙幣にも印刷されていることを日本が悪いことをしたという人はどう説明するのでしょうか?

 

 マレーシアの教科書には、「マレーシアの歴史は日本軍が昭和16年12月8日コタバルに上陸した時から始まった」と書いてあります。

 

 ちなみにこの敵前上陸作戦が始まったのは、真珠湾攻撃の1時間20分前のことであり、開戦は当時のニュースも西太平洋上で始まったといっております。

 

 ベトナムも日本の硫黄島やペリリュー島の戦い方から、クチトンネルなどのトンネル戦を駆使し、米軍にベトナム戦争で勝利しました。

 

 現地に行ってみるとベトナムの人たちが日本人にとても好意的だとすぐにわかりますよ。

 

 私たちの先人はアジア各地で戦いましたが、誰と戦ったのかと考えてみてください。 

 

 そうです、植民地支配をしていた欧米列強と戦ったのです。それを忘れているのは、日本人だけで、アジアの人たちはきちんと覚えていますよ。

 

 朝鮮とは一度も干戈を交えていません。一緒になって戦いました。

 

 洪思翼大日本帝国陸軍中将は誰と戦い、なぜ戦犯として処刑されたのでしょう?

 

 今の大韓民国は日本と戦ったと嘘を言って建国した国家です。国是が反日。それによってばらばらの国をまとめてきました。

 

 でも、当時はみんな本当のことを知っていたので、口は反日を唱えながらも、心では感謝していました。

 

 ところが、現在の政治家は子供のころから反日教育を受けて育ってきたために、教えられた嘘を本当だと思い込んでいるのです。

 

 留学経験者が祖国に帰らない例が多数みられるのは、留学先で真実の歴史を知って自分の国に失望するからだそうです。でも、親戚等がいるために心苦しいので、発言は反日を通している人が散見されます。

 

 次のような例を本当に知らないのでしょうか?

 

 戦時売春婦の証言も「日本の兵隊がジープに乗ってやってきたとか、私の目の前でジッパーを下した」とか言っていますが、明らかに朝鮮戦争時の米軍兵士と混同しています。

 

 軍袴は匍匐前進がし易いようにとジッパーではなく釦式でした。そしてジープはクライスラー社の登録商標です。

 

2の日本国内しか見ていないは、人権がどうのこうの言っていますが、日本ほど人権がしっかり守られている国はないでしょう。だからみんな好き勝手なことが言えるのです。

 

 逆に私のような発言を繰り返していると「あの人は右だから」と白い目で見られることの方が多かったのです。でも、やっと最近は私の人権も守られるようになりました(笑)

 

 チベットを見ていないのでしょうか?東トルキスタンの現状を知らないのでしょうか?ISの占領下にある人たちの苦労を知らないのでしょうか?

 

 日本の報道の自由度が世界の水準から見ると低いという報道がありましたが、まさにナンセンスと思っていたら、その判断をしていたのが朝鮮系の人たちだったという舞台裏までネットで見えるようになってきました。

 

 沖縄県の辺野古に基地の拡張工事に対して抗議をしていますが、完全に違法状態です。あれを本土並みの法律でどうして取り締まれないのでしょうか。

 

 日本は沖縄県を一度も見捨てていません。戦艦大和しかり、5000機を超える特攻攻撃しかり。10万を超える日本軍の将兵が沖縄県を守るために散華されました。

 

3のテロ等準備罪にという法案なのに「テロ」という文言が入っていないという主張には、昨日のブログで書いた通り、TOC条約が独立運動をテロとみなすかということで国際的にまとまらないので敢えて入れていないためという青山繁晴氏の説明を引用させていただきました。

 

 世界各地で国際的な組織犯罪への警備状況が厳しくなっていく中、そういう法律がない日本を拠点にテロが起こる可能性が高まるのは誰も指摘していません。

 

 私が国際的テロの企画立案者なら、日本で静かに暮らし、そして米国系や英国系の旅客機に乗ってハイジャック等のテロを企画します。

 

 そちらの方が捕捉されくく、準備も簡単ですし、犯罪も未然に犯していないため逮捕もされないのですから。

 

4の日本のことを一番悪い国だと思っているに対しては、戦争は日本が始めなければ始まらないと思っているようです。

 

 ところが、世間は北朝鮮やCHINAの挑発行為が目に余ってきているために、日本が悪いという主張は誰も信じません。だから反対派は少数派なのですが、誰も気付いていないのが滑稽です。

 

 民進党や小沢一郎みたいに彼らに理解を示さない国民が悪いのでしょうか?

 

 5の政府がやることを信用しないは、安倍政権が酷いと言い続けますが、ではなぜ安倍政権の支持率は高く、それに反対している野党の支持率は低いままなのでしょう?

 

 民主主義が壊れていくとか主張していますが、壊しているのはあんたたちだろうがと言いたい。

 

 立憲主義が壊れていくとも主張していますが、だからおかしな憲法を変えようとすると反対します。

 

 自衛隊はどこから見ても立派な精強な軍隊です。

 

 それを9条でごまかしていること自体がおかしいのです。そして国民の大多数が自衛隊が自分たちの最後の砦と思っています。

 

 だから自衛隊を違憲と言われる状態から一刻も早く解消してあげるべきです。

 

 本来日本は栄光ある独立国で尚武の国柄です。

 

 私たちのほとんどはサムライの末裔です。だから外国の軍隊が日本国内で駐留しているのは恥ずべき状態です。

 

 でも、憲法9条がある限り、在日米軍に頼らざるを得ない状態にあるのです。

 

 自分の国は国民は自衛隊が護る!ということが何がおかしいのでしょう?

 

 自分の家族は父親である私が護るのが普通だと思います。

 

 米軍に護ってもらっている現状ではアメリカの御威光には逆らえないところがあります。

 

 だから、独立不羈なのです。そのために国際条約を批准し、自分たちで自分たちの国や国民を守るのがどうしていけないのでしょうか?

 

 皆さんはノルマンディー上陸作戦というのを知っていますか?

 

 ドイツが支配するヨーロッパ大陸に大軍で押し寄せて上陸作戦を敢行し、そこからドイツの支配を解放していくという口火となった作戦です。

 

 この史上最大の作戦で大損害を被ってやっとのことでフランスのノルマンディーに上陸しフランス国内に連合国の兵士が進軍しているとその付近のフランス人たちは冷ややかにその兵列を見守ったそうです。

 

 なぜか?

 

 それは上陸事前の空襲で的が外れ、フランス人の住む町まで爆撃し、数千人の被害が出たからです。

 

 数か月後のパリ解放とは全く様子が違っています。

 

 でも、フランス人からは誰も文句を言いませんでした。なぜなら、自分たちの国を自分たちが護れなかったツケガ回ってきたと知っているからです。

 

 日本もそうなっていいのですか?

 

 私はいやです。だから英知を振り絞って、子供や孫が戦争に巻き込まれないように、確固とした守りを確立させたいのです。

 

 このテロ等準備罪に反対する人たちは、もちろん憲法改正にも反対します。

 

 どうやって日本とその国民を守るのでしょう?

 

 安倍総理が自民党総裁として憲法9条の1項2項をのこして3項目を加憲するといったのか考えてみたらすぐにわかります。

 

 一刻でも早く自衛隊の違憲状態を解消し、自衛隊が祖国と国民を守れるようにすることが先決ですから、いろんなところに配慮したのです。

 

 それを批判する自民党の石破氏などは最低です。今からメディアは石破氏を持ち上げていくでしょうが、絶対に踊らされてはいけません。

 

 何が祖国にとって大切なのか?

 

 そしてどうやったら戦争に巻き込まれないようにするのかをしっかりと考えなければなりません。そのためには外国から左右されない確固たる安全保障体制を構築しなければなりません。

 

 あっ、もう一つかれらの共通点がありました。

 

 それは「顕在的売国奴または潜在的売国奴」だということです。