福岡の大手企業の管理職研修で神話と大東亜戦争について語ってきました。
神武天皇の統制を描いた「神武天皇東征記」とビルマ戦線の話を描いた戯曲「骨の声」とペリリュー島の戦いを描いた戯曲「ペリリュー島のさくら」の三本を仲間の筑前琵琶の寺田蝶美さんと俳優の岩城朋子さんに披露してもらいました。
事前に私がその説明を行い、公演後に参加者の方々に感想を聞く形で推移しました。
戯曲「骨の声」はビルマで亡くなり、いまだに日本に還ってこれない英霊の骨が語るという設定で去年作った作品です。
地元の大手企業の管理職の方々であったので、自分がもしその指揮官だったらという思いで聞いてもらいました。
それぞれが20分の演奏ですが、身動きせずに聞き入っていただきました。
そこで私は、権力で部下を動かすことは普段の職場で可能でしょうが、命を懸けて戦う戦場では権力だけで部下を死地へ追いやることはできないと解説しました。
ある受講生の方は、今だったらそこを撤退する命令を出すかもとおっしゃったので、
「この全滅した部隊が守っていたのは、CHINAに通じる援蒋ルートであり、もしここが敵の手に渡るとCHINA戦線で戦っている友軍に多大な損害がでるのです」
と説明するとこの部隊がなぜ全滅するまで戦ったのかご理解いただけました。
もしその時の指揮官だったら部下にどう接するかを考えてほしいと語りかけると皆さん神妙な面持ちで考えておられました。
するとある人が「月曜日から姿勢を正して業務にあたる」とおっしゃってくれました。
「そうなんです、すべて指揮官の姿勢で決まるのです。今から私は変わるよと言わなくても、いろんなものに取り組む姿勢が変われば部下はすぐにわかるのです」とコメントしました。
休日セミナーとはいえ、企業研修で大東亜戦争のことを題材にすることは珍しい思います。
その企業の研修担当者の英断に感謝するのですが、その成果は必ず現れると思います。
なぜなら私たちの先人たちが命を懸けて護っていただいた日本国を受けついでいる私たちにとって、英霊のご苦労や想いを少しでも知ることはくだけた姿勢では聞くことはできません。
自然に姿勢がまっすぐとなり、目が生き生きとしてくるのです。
先日の左巻きのシンポジウムで辛淑玉女史が的確な日本語で完璧な論理で自分の在日としての正当性を語っていました。
会場の半数の人たちはそれに感心し、また反するの人たちはそれに違和感を覚えていたようです。
でも、私は辛女史の論理の矛盾点に気づきました。
彼女は自らの生き方を「日本人でもない、韓国人でもない、在日として生きる」と言っていましたが、私はそこに突っ込みを入れたくなりました。
「どうして自ら敵と味方に分けるの?」
日本人は外からくる人をむやみやたらに敵味方に識別せずに、お客様としてもてなします。
日本に好意を持ってくれる外国の方には、優しく接し、日本人になって生きようと決心した方には、同朋として接してきました。
古来よりたくさんの渡来人たちが日本にやってきては日本に同化していったのです。
ではその日本とは?
私たち日本人はご皇室という世界に類を見ないありがたい存在を戴いております。
日本人は平等で、公平であり、努力次第でどんな職業にも就けます。
唯一出自で決まっているのは、天皇陛下にはなれないということだけです。
そして男性は無理ですが、女性ならば縁さえあれば皇族になることも可能です。
でも、すべての日本人は総理大臣になることも可能なのです。
あの無能な村山富市や売国奴の菅直人や宇宙人の鳩山由紀夫でさえなれたのですから。
日露戦争の時に捕虜になったロシア兵が日本の将校も貴族だろうと思っていると、自分と同じ農民出身だと聞いて驚いたという話があります。
幕末の討幕側も佐幕側も若干の差別はあったようですが、最後は能力によって名を残しています。
留学した日本人たちは自分が修める学問によって日本国の将来が決まると一心不乱に勉学に励むのです。
破傷風菌の純粋培養に世界で初めて成功し、血清療法を発明した北里柴三郎博士は、ドイツ女にうつつを抜かした森林太郎、別名森鴎外を激しく非難します。
なぜならこの森鴎外の不見識さによって日露戦争時、日本陸軍はたくさんの兵隊さんたちが脚気によって命を落とすのです。
良く学びもしないで脚気の原因は細菌にありという同窓の学者の意見を支持し、高木海軍軍医が唱えた食物説を否定し続けるのです。
ドイツのコッホ研究所にいる時に、下宿と研究所の道しか知らなかった北里からみれば、森林太郎のドイツでの浮かれた行動は許しがたいものがあったのでしょう。
日本人一人一人が日本国を背負い、当時世界を蹂躙していた欧米列強に対して一日でも早く追いつこうとしていた時代なのです。
そして大東亜戦争時は一人一人が日本国の命運を背負って自分ができる最大の行為によって国を護る働きをしたのです。
特攻隊の英霊たちをはじめとする多数の方々の生き方を見ればわかります。でも、左巻きはその人たちの行動や存在に泥を塗りつけているのです。
私たちをそれを顕彰し、それに学ばねばなりません。だから、研修にそれを取り入れたのです。
でもこの辛淑玉女史は、自分の意見によってねつ造された歴史を信じ込まされた日本人が謝ると「日本をあなたが背負うな」といってしかりつけるそうです。
「あなたから私が強姦されたわけでもなく、ひどい目にあわされたのでもない。だからあなたは日本を背負って謝らなくていいんだ。でも、一緒に目の前の問題について解決する努力をしようではないか」
と言われると、なんと凄い人かと感じる日本人がいるようです。
でも、私は違います。
なぜなら、今までの日本の先人たちが普通にされてきたように、日本国を信じ、日本国のために自分のできることをしようと思っているのです。
私は10年前に大企業を退職し、今は一匹狼として生きています。
そこでわかるのです、大企業にいた時どれだけその企業に護られていたかを。
でも、私は日本人を捨てたわけではないので、日本という国から護られているという実感を持っています。
だから、私は自分ができることを日本国のためにするし、日本国の名誉が傷つけられるようなことがあれば、少ない知識とつたない論理ながら全身全霊を傾けてどんな巨悪にも立ち向かっていく覚悟をしているのです。
私たちは日本国という国家が存在するから好き勝手なことを言い、自由を謳歌できます。
誰もが戦争は嫌いです。
いま世界で戦争に巻き込まれている人たちは戦争が好きなのでしょうか?
いいえ、彼らも戦争は大嫌いです。
それでも、国家がしっかりしていなければ戦争に巻き込まれるのです。
沖縄県ではCHINAの工作員が多数暗躍していると聞きます。
それに多少なりとも有効なのが特定秘密法です。
だからこの法律が有名無実になるように大きな声で反対している人たちがいます。
その人たちは日本国や日本人のためではなく、他国の利益のために働いているのです。
集団的自衛権行使容認によって、戦争のできる国になると騒いでいますが、戦争ができない国家がどんなにみじめな結果になっているのかチベットやウイグルの現状を知るといいでしょう。
チベットがもし昔のように軍事大国だったら、人民解放軍も軍靴でチベットを蹂躙できなかったでしょう。
歴史的に見ても、戦争は彼我の戦力の差が大きいときに起こっています。
いまCHINAと日本の尖閣諸島付近における軍事力の差は圧倒的に渡洋能力に劣るCHINAが不利です。
だから、日本国内で騒いで政府や自衛隊に手かせ足かせをしようとしているのです。
CHINA海軍や空軍が今よりずっと増強されて彼我の戦力格差が無くなれば、何も言わずに尖閣諸島付近に現れて占領することでしょう。
そして沖縄県を手中に収め、今日本政府に対して異議を唱えている連中を一網打尽にして処刑することでしょう。
そういう反政府活動の経験を持っている人たちを活かしておけばいつ何時自分たちにその手法が向けられる恐れがあるということを知っているからです。
あのシンポジウムの際に辛女史は「大国中国がその気になれば一週間で準備をして日本に攻めてきますよ」と言っていましたが、なんと軍事知識のない人だと思いました。
どうやって海を渡る?あの小笠原諸島付近に来た船を使う?
第三回目の元寇となり、結果は前と同じになります。
日本人が自分の使命・役割を知り、それをきちんと果たせば平安な生活は守られ、そしてその素晴らしさを全世界に発信できます。
私は日本精神が世界を救うということを声高に主張したいのです。
日本が戦争に巻き込まれないためにも、自分の国は自分で護れるようにしなければならないのです。
それは日本人が長い歴史の中で当たり前にしてきたことにしかすぎ無いのです。