共産党が躍進したら何が悪いのか? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 自民党の圧勝が報道されている反面、麻生副総理の発言をまたマスコミが火をつけ始めています。

 あの発言の主語は誰かということを考えればそんなに目くじらを立てる必要はないと思います。

 このようになんとか安倍政権の足を引っ張ろうとしているのですが、自民党に物を申す政党が見つからないのが現状のようです。

 でも、ここでおかしいと思うのは、どうして自民党の対極にいなければ
ならないと思われているのが、民主や共産党などの反日政党なのでしょうか?

 ここに日本の戦後政治の大きな問題があると思うのは私だけでしょうか?

 戦後、日本は赤化されたマッカーサー政権によって、いままで各方面から追放されていた共産主義者や無政府主義者を学問や法曹界の中心に呼び戻しました。

 そのため東京大学をはじめとする旧帝国大学の先生たちが国家から禄を食んでいるにも関わらず、日本国に対して侮蔑的な発言や言論繰り返し、自虐史観を定着させてきました。

 出世が望みの先生たちは公の場で愛国的な言論を避けるようになり、国立大学で出世をするために自分の思想信条というものを捨て、専門の学問だけに集中するようになりました。

 社会主義的な思想をもつ先生たちだけが表に出て国立大学教授の肩書を持ってテレビや新聞で発言するために、一般の人たちもそれが正しく、愛国的な発言は忌避されるようになってきました。

 いまだにどうして姜尚中のような人がテレビのコメントをするのか理解できません。

 そして自民党と社会党が足して二で割る妥協的な政治手法を乱発したために、どんどん日本の政治と風潮が左傾化していったのが戦後日本の歴史だと思っています。

 特に30年ほど前に起こった教科書問題のなかで「侵略」を「進出」に書き換えたと毎日新聞が誤報(または捏造記事)をだし、一斉に政府を攻撃し始めました。
 
 その時に、上智大学の渡部昇一先生が、「萬犬虚に吠える」という名著を記され、それによって私はもやもやしたものが一気に晴れたのを昨日のように覚えています。
 
 3月に呉善花先生のパーティで憧れの渡部先生のお会いし、そのことを伝えることができました。

 先生は「ああ、あの本ね」と嬉しそうにされていたのが印象的でした。

 しかしそのころは今のようなネット社会ではなく、一般の社会人が自分の考えを公表できるような場所もなく、一般的にはそのような考え方は「危険な右翼思想」として分類されていたために、あまりしゃべる機会がありませんでした。

 でも、仕事で担当していた自衛隊の方々とお話する際にはその辺の知識がとても有効に活用できました。

 話を元に戻します。

 今回の選挙の意義は、今まで日本を牛耳ってきた左傾化した思想を排除する選挙だと思っています。

 ここで何度も主張していますが、日本には西洋のように左翼とか右翼という考え方はあまりしっくりきません。

 特に戦後、インテリならば左翼的思考が当たり前という時代に育ってきたのが現在の6、70代です。

 当然恩師である教授が左翼的思考の持ち主で、その恩恵を受けて大学に残って居ればなおさら恩師の意向には逆らえません。
 
 当然大学の同窓生として突飛な愛国的発言をしようものなら、その同窓会から追い出されずともあいつは右翼だというレッテルを貼られ、ちょっと疎まれる存在になっていったのが現状です。

 教育界でも、左巻きの巣窟「日教組」がまともな思想を持つ先生たちをいじめぬいて、沈黙させてきたのです。

 学校でどうしていじめが起きるのか?という問いに私は「だって先生たち同士でやっていることだから」と答えるようにしています。

 私の知っている範囲ですが、日教組が強い学校の方がいじめが多く、弱い学校はみんなで助けあう校風になっています。

 皆さんの周りではどうですか?

 それは左翼思想の二元主義的考え方です。

 この世は支配階級と被支配階級に分かれるという基本概念が存在し、どちらかに所属するのだといういわばデジタル思考です。

 ところが日本はアナログ的な思考であり、黒白どっちつかずのグレーの部分が多いのです。

 それぞれの身分は社会の役割を示すものであり、上になればなるほど身を慎み、私心を捨てなければ務まらないようになっています。

 「驕れる平家久しからず」という言葉がありますが、これこそ日本が中韓の貴族による中央集権制度から完全に分離した時に発せられた言葉だと理解しています。

 その後日本は武家による地方分権制度に移行し、それぞれの領主を皆で支え、そしてその領主は皆を護るという役割分担が出来上がるのです。

 黒田如水は「神明の罰より、主君の罰おそるべし、主君の罰より、臣下万民の罰おそるべし」と遺訓を残しています。

 その心は、神明の罰は祈りて免れるし、主君の罰は謝ればいい、でも臣下万民の罰は国を失うからというものです。

 「大御宝」と「大御心」という言葉も聞かれたことがあると思います。

 日本は君臣一如のお国柄、決して支配者と被支配者に分かれるものではありません。

 共産党は耳触りのいいことをいっていますが、あの党の究極の目的は支配者である天皇陛下を国民の総意の下になくすというものです。

 総意と言っても民主主義だから多数決というに決まっています。なぜなら私は最後の一人になってもその決定には従えないからです。

 それに同調する隠れ共産党主義的な人はたくさんいます。

 だから、外国人参政権付与を目論んでおり、その人たちが扇動者として日本からご皇室を無くそうと企んでいるのです。

 その先兵になっていいのですか?

 共産党の現実を知るためには、ソ連がポーランドで行ったポーランド軍将校の虐殺事件を調べればいいでしょう。

 ソ連は数々の悪行をしてきました。

 だから国が無くなったのです。黒田如水の臣下万民の罰が下ったのです。

 CHINAは、アジアの国々にひどいことをしています。
 
 チベットで昔から現在にかけて行っていることを知りましょう。

 ウイグルで昔から現在にかけて行っていることを知りましょう。
 
 南モンゴルで
昔から現在にかけて行っていることを知りましょう。

 もうすぐ臣下万民の怒りを買ってそこに罰が下されるでしょう。

 その愚を聡明な日本人が冒すはずがないと思っています。

 自民党の単独では心もとないと思う方は、健全野党の次世代の党を選択肢に入れてください。

 東京12区では田母神候補が現国土交通大臣の太田明宏氏と戦っております。
 
 JTBという国交省が管理監督権を持つ企業に選挙協力で圧力をかけるというのは国家権力の発動になるのではないですか?

 これを叩くのがマスコミのジャーナリズム精神だと思っているのは私だけでしょうか?

 小笠原諸島に200隻のCHINA漁船が押し寄せた時は放置し、そして燃料がなくなるために引き上げて少なくなった時というよりも、選挙対策で数隻拿捕しましたが、海上保安庁の上部団体は国土交通省です。
 
 何人かの現役の海上保安官に聞くと悔しくてたまらないと思っているそうです。でも、上からの命令で動けない状態にあるとまで言います。

 もし、長年牛耳ってきた国土交通大臣のいすが公明党出身議員だから?と勘ぐってしまうのは私だけでしょうか?

 大阪では西村慎吾氏が前国土交通大臣の冬柴氏と戦っています。
 
 両者とも次世代の党です。

 これこそ健全野党だと思います。

 国家の行く末は、愛国者の手に委ねるべきだと思います。

 故に国民の選択肢は愛国者か売国奴かというものではなく、愛国者の中からその政策に賛同するものが基本となるべきです。
 
 以前民主党の白議員が、日本が世界に誇るステルス潜水艦の秘密が多すぎるから公開せよとほざいていました。

 これが特定秘密法の審議中に起こったのです。

 普通の人が軍事機密を知ってどんな得があるのでしょう?逆に知らないからと言ってどんな不都合があるのでしょう?

 それよりも国家防衛のための軍事機密が敵国に漏洩する方がどれだけ国民を傷つけることになるのかわからないのか、それを知ってあえて言っているのかどちらかでしょう。

 戦争ができる国にする?

 国家が自衛のための戦争をするのは当たり前のことであり、戦争のできない国なんて、国家として存在価値がありません。
 
 いくら税金を納めても、自分たちの命や財産を国家が護ってくれないのですよ。そんな国に住みたいですか?
 
 日本が早くあのふざけた日本国憲法の前文を破棄し、憲法9条を改正して日本に仇をなす国は容赦しないぞという構えを見せた方が、他国は怖がって誰も寄ってこないから、戦争にならないのです。

 それが世界常識という考え方ですが、どうしても理解できない日本人がいることが理解できませんね。

 今度の選挙で「愛国者」対「売国奴」という構図から脱却し、「愛国者」の中から祖国を託す政治家を見つけようではありませんか。

 それは個人によっていろんな考え方があるのでさまざまな結果になるでしょうが、ご皇室を無くそうとしている共産党だけは絶対にありえません。