田母神候補の応援ありがとうございました。 | 井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 恐れていたことが起きました。

 8時の選挙速報と同時に舛添氏の当選確実が飛び込んできたのです。

 すぐに舛添氏のインタビューが始まりましたので、事前に本人には当確が伝わっていたのでしょう。

 この瞬間、もうブログは止めようと思いました。

 いくら書いても、ごまめの歯ぎしりで何も変わらない。

 それならば、書いても一銭もならないのにこの書く時間を別の作業に使えばもっと稼げるじゃないかと。

 でも、その直後鳥栖の友人から電話がありました。

 テレビの結果を見てがっかり来たと。

 さらにこのブログのメッセージ欄やフェイスブックにも残念だという声が多数入っていました。

 自分と同じ志を持つ人がたくさんいる、そしてその人たちも私と同じように落胆しているのだということに気づきました。

 一番落胆しているのは、田母神候補とその周りで連日連夜選挙活動を寒風吹きすさぶ中、活動されてきた方々です。

 デビィ夫人も北朝鮮問題発言があり、大嫌いな芸能人の筆頭でした。

 でも、今回の件で見直しました。
 
 雨が降ろうが雪が降ろうが田母神候補の選挙応援を連日力強くされていたからです。

 ギャラも出ません、マスコミから干されるかもしれません。

 でも、そんなことよりも日本の誇りを取り戻すために田母神候補を真剣に応援されていたのです。

 選挙対策本部の方々も同じです。

 皆手弁当で、自分の仕事を投げ打って連日連夜努力されてきたのです。

 残念ながらその努力は報われることはありませんでした。

 でも、田母神候補を中心に一つの勢力と支持者の塊ができたことには間違いないでしょう。
 
 それを考えると東京から遠く離れた福岡の地でネットにブログを書いたり、友人に電話をかけまくったくらいのことで落胆するのは、現地で一所懸命に寒い中努力された方々に失礼だと気づきました。

 さらに、ネット上の田母神候補の支持率は高いのですが、ネットを使わない高齢者の支持が低いことがわかりました。
 
 まだまだ戦後の自虐史観に囚われている人が大勢います。

 その人たちに日本人の誇りを取り戻し、そして日本精神が世界を牽引し、みんなで分かち合い、尊敬しあう世界を作るためにも、まずは日本人の歴史観を正常化するという活動をもっともっとしなければならないことに改めて気づきました。

 逆にまだまだ自分は日本のためにそして英霊の雪辱を果たすためにしなければならないことはいっぱいあるのです。

 いつも偉そうに、「背私向公(はいしこうこう)」を説いているのですが、一瞬でも、自分事に走ろうとした自分がいて恥ずかしい限りです。

 このブログを読むことによって一人でも、日本が好きになり、日本に誇りを持ち、英霊の方々に感謝の意を捧げなければならないと気づいたと言われる人がおられれば、私のこの小さな文章が世のため人のためにお役に立てている証拠だと思うようにしました。

 私が書く文章があまりにも当たり前すぎてつまらないよと言われる日まで、私が感じた「違和感」を文章にして皆さんと共有していきたいと思います。

 田母神候補の応援ほんとうにありがとうございました。


 11日は日本の建国記念日(紀元節)です。

 各地で日本会議などの主催で記念行事が開催されるでしょう。

 ちょっとネットを駆使して調べてぜひご参加ください。
 
 福岡でも福岡国際会議場で13時半から小堀桂一郎先生をお招きして、皇室の問題を語っていただきます。

 私も実行委員の一人で、舞台裏の責任者をさせていただきますし、前半の最後にちょこっと出番があります。

 福岡にある宗像大社の三女神のことを描いたお不言様(おいわずさま)物語の原作を書き、それを筑前琵琶の寺田蝶美さんと俳優の岩城朋子さんの語りで上演します。

 アマテラスとスサノオの誓約(うけい)で生まれられた三女神と今大河ドラマでおなじみの黒田官兵衛の長男松壽丸こと長政との関係もそこには描かれ、短いながら古代日本と中世、そして現代が繋がっていることを描いています。

 その解説に登場します。

 今回の選挙結果に落胆された同志の方は、ここに来られると自分と同じ思いの方々がこんなに大勢おられるのかととてもいい気分になるでしょう。

 一人の思いがどんなに強くても、しょせん一人の小さな力でしかありません。

 でも、その小さな力が集まれば大きな力となるのです。

 日本人は目覚め始めました。でも、今回の選挙結果でわかるようにまだまだたくさんの日本人が暗い歴史観しか持っていません。

 でも、気づいた人が明かりを灯せば、そしてそれが少しづつ集まっていけば、暗い部分も明るくできると信じています。

 それを仏教では、「一灯照遇 万灯遍照」といいます。

 大勢がいる会場が突然停電して真っ暗になった時に、各自が持っている携帯電話のわずかな光が、そしてその小さな光が集まれば、明るくなるということです。

 そしてその光はみんなを安心させ、そして全員が安全なところに避難することもできるでしょう。

 今回の選挙で田母神候補は敗れ、都知事にはなれませんでした。

 しかし、大勢の人の支持も集め、そして一番大事な田母神氏本人が勇気を持っておられるということです。

 きっとその日がやってきます。

 左巻きやご都合主義の政治家が排除され、本当に日本のことを考える政治家が表舞台出る時が。

 私もそれまで微力ながら祖国のために書き続けていきます!