昨日の報道ステーションに東京都知事選の四候補が出演されていました。
その候補を見ながらの率直な感想。
【宇都宮氏】
さすが弁護士なので、言葉が非常に柔らかく、親身になって話している
ように聞こえます。
でも、その内容を文字おこししたつもりで反復すると恐ろしいことを言っています。
原発ゼロ。再稼働も認めずに日本の景気をつぶす気かと気づいた人は宇都宮氏には入れないと思います。
田母神候補と原発の問題でバトルをしていましたが、反原発で凝り固まった人には田母神候補が押し気味に議論を進めていたことに対し、どう見ているのでしょうか?
この人が当選するならば日本は終わると思っています。
【細川氏】
昨日のいでたちはワイシャツに黒のダウンジャケット。ノーネクタイ。
他の候補がスーツにネクタイという常識的な格好に対し、ノーネクタイというのは細川流なのか、元首相というおごりなのか、どうとるかは人次第だと思いますが、私はあまりにも失礼だと思います。
さらに反原発以外の政策は何もなく、ただ放射能が危ないとしか言っていません。
これが国会議員ならばわかる気もしますが、都知事という行政の長としてはあまりにもお粗末だと思います。
私は昨日のテレビ出演で、細川氏の目は完全になくなったと思っています。
【舛添氏】
さすがテレビ慣れした落ち着いたしゃべりで、説得力のあるしゃべり方でした。
この人は長年政治家をしてきただけあって、バランス感覚に優れ、政策も四候補のいいとこどりをしています。
でも、この人のいうことは何か胡散臭いのにどれだけ気づいたでしょう?
政策もいいとこどりをしているだけとわかっているのでしょうか?
あとはこの人のスキャンダルがどれだけ投票に左右するかで決まると思います。
スキャンダルを聞いて昨日の放送を見たら、『よく言うよこのおじさん』と思うでしょう。
『介護?子育て?ちゃんちゃらおかしいぜ』と思うのは私だけでしょうか?
【田母神氏】
ちょっと硬い感じがしました。
田母神候補のおちゃめな性格を知っているだけにもう少しくだけた話し方をした方がよかったのではないでしょうか?
私の信頼は微動だにしませんが、この放送を見た人が田母神候補のすごさをどれだけ理解できたかは疑問が残ります。
古舘一郎はすべての候補者に対して、一番いやらしい質問をしていたことは評価できます。
ただ、原発に関しての先入観は全く払しょくできていないように思えます。
というのもあの番組では終始福島の放射能が危ないとしか言っていませんから。
宇都宮氏と田母神氏の放射能が危ないかという議論に対して、田母神氏の方が説得力があると思ったのは、低放射線が体に良いという前提を持っているからでしょうか?
もし、微量の放射線も体にはよくないという無知な迷信を信じている人が聞いたらどう思ったのでしょう?
今日の産経新聞は、今迄通り固定票を固めた舛添氏が強いとは報じていますが、ただ違ったのは、風が吹き始めていることに対し、結果は予断を許さない状況だというようになったことです。
それがネットや街頭での田母神人気と、舛添不人気を見てからだと思います。
あと選挙戦も二日を残すのみとなりました。
私は田母神候補に東京都知事となってほしいと思っております。