知名度さえあればいいのか?こんなことで国民を愚弄するのか! | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 自民都議連が舛添要一の推薦を決めたと報道がありました。

 そのニュースを聞いて激怒していたのですが、その発表直後から都議連のHPとかFBには抗議が殺到し炎上しているようです。

 やはり、思うことは一緒だなとちょっとうれしく思いました。

 自民党東京都議連ははっきりと国民の声を聴くべきではないでしょうか?

 あまりにも節操のない行動をしていては、せっかく安倍晋三総理によって復権したものの、悲願の憲法改正や河野談話の撤回などをする前に安倍政権が終わることが愛国者たちの一番の危惧するところであります。

 福岡の住人である私がどうして東京都知事選のことに熱くなっているのかは、田母神閣下に懇意にしてもらい、立候補することを年末にすでに打ち明けられていたという私的な感情もありますが、それ以上に日本国の顔であり、天皇陛下がおわします首都東京の長に変な人がなってほしくないからです。

 これは、私だけでなくたくさんの愛国者が思うことであると確信します。

 14日夜に講演に来福される閣下にご無理を言い、昼間に激励会を兼ねての昼食会を企画したところ、私一人で声掛けし、一週間ほどしかなかったのに、60人を超える有志の方々が駆けつけてくれます。

 初めは20人ほどのこじんまりした会を考えていましたが、閣下に東京都知事になってほしいと思う愛国者が福岡にもたくさんいるのです。

 あまりも参加希望が多いために、あふれた人は二次会を新たに企画しました。

 夜の講演会も900人の定員の会場ですが、すでに希望者が多すぎてお断りしている状況だそうです。

 それほどの大人気の田母神候補ですが、あまりにもテレビ塔の扱いは小さいものがあります。

 閣下の都知事就任に好意的に思っておられる方のご質問にこんなことがありました。

 「元軍人に都知事が務まるのか?」

 この方は好意的な意味でこの質問をされたことを付け加えておきます。

 答えは、「もちろん、将軍経験者なら可能である」です。

 あの戦艦大和の艦長でも階級は「大佐」です。

 実戦を指揮するのは「佐官」までの階級であり、将官は実際の戦闘を指揮するのではなく、その作戦を行うかどうかの決断をするのです。

 各方面から上がってきた情報をもとに、参謀たちがそれぞれのスタッフと共に連携を取りながら、作戦案を練り上げます。

 膨大なページ数の作戦案を短時間で把握し、欠点を指摘し、その改善策を出させ、そして決断するのが将官の役目です。

 これには大きな組織を一人の人間の体のように円滑に動かすための技術や仕組みがあるのですが、最後はその決定者の人格で決まります。

 当然のごとく、部下の人事も装備や部隊の配置もすべて将官が最終的には決断しています。

 その万全な体制を作り上げるところから、作戦は始まっているのです。

 よく左巻きや中途半端に詳しい人が先の大戦を振り返って、ミッドウェイの時に山本五十六連合艦隊司令長官は、後方の大和で将棋を指していたと揶揄されますが、一度決断した後は、中止の決断しかできないのが将官です。

 実際の戦闘は、現地の将官が決断し、実戦現場の指揮官がその進退を決断していきます。

 それぞれの現場は数日間の作戦行動は綿密に立てられており、もし通信手段が途切れても、最低三日間の行動はあらかじめ決められているのです。

 初めは小さな作戦を立案し、現場の指揮官を経験し、また教育を受け、より大規模の作戦を立案し、大規模の部隊を指揮し、また教育を受けていく過程の中で、人品・能力に優れた人だけが、将官になれます。

 将官も米軍では准将という一つ星の将軍がいます。この人はあるときは、将官の役目を負いますが、実際の作戦の指揮も取れる大佐の役目も果たします。
 
 よく映画で、特殊部隊の指揮官は、○○准将となっていますが、これは決断する将官の機能と実戦部隊を指揮する機能を併せ持っている階級です。日本軍には存在しませんでした。

 自衛隊では、将補とよばれ、米軍では二つ星で少将と呼ばれる将軍がいます。各旅団長はこの位の将軍が指揮を執ります。

 さらに将とよばれ、米軍では三ツ星の中将と言われるくらいがあります。各師団長はこの将が師団長となるのです。

 さらにその上に方面軍があり、そしてその上に君臨するのが、幕僚長です。

 田母神候補(あえて今はこう呼ばせていただきます)は、航空自衛隊のトップの航空幕僚長でした。

 ここまで来るのに、能力・体力はもちろんのこと、人格も大切な要素になってきます。

 以前閣下から直接お話を聞いたのですが、陸海空の幕僚長が集まってする会議があるそうです。

 その席上、陸幕長が勘違いして間違った答弁をすることがあると、陸幕長(陸上自衛隊の最高位)以下の幕僚(参謀)たちが陸幕長の行ったことを実現するような方向で話し合うそうです。
 
 海幕長が同じように間違った答弁をすると、後ろからメモがさっと出てきて、訂正を促すそうです。

 田母神航空幕僚長が間違った答弁をすると、後ろから、「幕僚長間違ってますよ」とすかさず声がかかったそうです。

 間違った命令によって、たくさんの部下の命がかかっている軍隊でどれが一番適切でしょう。

 上官に対して忌憚なく意見を言えるという組織は弱い組織でしょうか、それとも強い組織でしょうか?

 田母神空幕長時代をよく知る人の田母神像は、必ず部下に一つ上の階級の責任を与えていたというものでした。

 部下が自分の現在の階級よりも上の目線で物事を考えることにより、広い視野で問題が把握でき、またその部下も早く成長することができたということです。
 
 この人は、第三者の立場から全国の自衛隊の見てきた人です。S新聞のN記者といえば、以前からこのブログを読んでくれている人は、特定できると思います。

 こういう田母神候補ですから、一度その人柄に触れるとからなずと言ってファンになります。

 そして気さくな人柄はたくさんの人を寄せ付け、でも凛とした態度に元空軍大将としての威厳を感じることができるのです。

 金銭的にもとてもきれいです。

 妖怪のようになっているのに、出馬がとりだたされている細川氏の総理大臣の辞職理由が、佐川急便の献金問題という金銭問題ではなかったでしょうか?

 さらに、彼が総理になったのはその後ろにいた黒幕のおかげでした。

 その人の名は、その名を聞くのも懐かしい小沢一郎です。

 第二の細川を狙って、赤っ恥を掻いたのが、滋賀県の嘉田知事でした。もう以前の力は小沢には残っていなかったのです。

 小沢に担ぎ上げられて総理の座に就いたのはいいが、仲違いして見捨てられ、最後にみじめな思いで辞めて政界を引退したはずの爺さんがなぜまた今?と思うのは私だけでしょうか?

 友人の政治評論家に聞くと、短期決戦では知名度と政党の推薦がものを言うから、勝てそうな候補に政治家は集まる習性があるということでした。

 民主党は独自の候補が立てられずに、苦肉の策として細川擁立を画策しているのでしょうが、あまりにも国民、都民いや日本国をバカにした茶番としか言いようがありません。

 日本国の首都の東京がどんな災害に見舞われても最小の被害で済むようにできるのは、田母神候補しかいません。

 カナダやノルウェーの国家予算と同じ規模の予算を持つ東京がその力を発揮できるのは、巨大な航空自衛隊のトップで各スタッフを縦横無尽に使いこなすことのできる人格・能力を兼ね備えた田母神候補しかいません。

 地方政治は、それこそその住民の生活に直結します。だからこそ、組織を動かすことのできる田母神候補しかいないのです。
 
 第二次世界大戦前は二流国だったアメリカが、戦後一流国になれたのは、赤にまみれたルーズベルトの後を継いだトルーマンの民主党を破って大統領になった共和党のアイゼンハワー大統領のおかげと言ってもいいでしょう。

 そのアイゼンハワー大統領も軍人でした。主にヨーロッパ戦線の総司令官だったのです。

 アメリカの大統領も軍歴を持っています。持っていないのは、民主党のクリントンとオバマくらいでしょう。
 
 それだけ組織を動かすことを学ぶのに最適であり、高潔な人格を求められるのが軍隊です。

 軍隊=悪というイメージが強い日本ではにわかに信じがたいでしょうが、これが世界の現実です。

 知名度だけで、女に汚く、金に汚く、さらに人間としての節度も無いような人たちが日本国の顔である東京の知事になってほしくないものです。

 宇都宮?彼は日本人のために政治をしようとしているのでしょうか?

 私は、田母神候補を絶対の信頼の元に応援します。